結婚相談所のお見合いで出会い、結婚を前提とした交際が始まったセーブタさんとプチ初老ころん。
お会いして四回目になる次のデートは、わたしが以前から行きたかった京都新京極にあるフクロウの森でーす。
12時頃に待ち合わせだったかなぁ。
ふくろうの森は、森だけあって、たくさんの種類のふくろうがおりました。
写真撮影可、ふくろうに触ることもできます。
動物好きの人にはおすすめのデートスポット。
このコは多分、シベリアワシミミズクのホワイトちゃんでーす。
ただしふくろうの足がヒモで繋がれて、遠くまでは飛べないようになっています。
自由が奪われて、可哀想だったな。
確か2階がふくろうの森で、1階はヒョウ猫の森です。
ヒョウ猫の森は、ドリンクが一杯無料で、くつを脱いでくつろげるようになっています。
ヒョウ猫の森はベンガル猫専門の猫カフェなんだと。
ベンガル猫は野生のヤマネコと短毛種のイエネコを交配させて作られた高級な猫なんだと。
スマートなお顔と美しいヒョウ柄が特徴。
温厚な性格で飼いやすいのだとか。
あたしゃ猫なんて全部一緒に見えるけどな。
どの猫も猫はみんなかわいい。
セーブタさんのこきたない足が写ってま~。
ふくろうの森は時間制限がないけど、ひょう猫の森は30分の時間制限がある。
ひょう猫の森を後にした後、ランチをすることになった。
わたしが
「どこか心当たりのお店はありますか?」
と、セーブタさんに聞いてみると
「いえ、時間が読めなかったので予約してません。」
という答えが返ってきた。
わたし別にお店を予約してるか聞いたんじゃなくて、行きたいお店があるか聞いただけやしー。
何か話が噛み合わない。
聞いたことと違う答えが返ってくるのがセーブタさん。
特に心当たりのお店もないとのことで、わたしは裏寺町通りから柳小路当たりにいくつかお店があるので見てから決めないかと提案した。
裏寺町通りは、四条河原町の河原町通りと平行に伸びている一本西の短い通りである。
そのさらに一本西の通りが柳小路通り。
ふくろうの森からの地図でーす。
青いラインが柳小路。
黒のラインが裏寺町通りでーす。
裏寺町通りも柳小路もにぎやかな四条河原町から、ほんの数分で行くことができるにもかかわらず、小さな裏通りである。
京都らしい古い建物もところどころ残っており、何とも言えない風情が漂う。
で、こじんまりとしたB級グルメ店も多い。
裏寺町通りから柳小路をくるんと一周しても5分程度。
また、ふくろうの森からも徒歩5分程度の距離。
ちょうど東北方向に当たる。
これ、覚えておいてね。
セーブタさんもそれでいいとのことで、その通りを目指した。
ハンバーグやらカレー屋さんやらあったのだが、セーブタさんはどこも気に入らないようだった。
カレー屋さんについては、昨日カレーだったので、という答えだった。
まあ、仕方ない…。
するとセーブタさんは、急に行きたいカフェがあると言い出したのだ。
え~、そんなん、わたしが最初にどこか心当たりのお店ありますか、て聞いたときに言ってくれたらいいと思わへん?
何やねん、その後だしジャンケン。
でまた、そのカフェが「ムモクテキカフェ」だった。
ムモクテキカフェは京都で有名なカフェなんだけど、ふくろうの森から北西に位置する。
つまりわたしが提案した柳小路が、ふくろうの森から南東に位置するから全く逆方向になるわけ。
またふくろうの森の位置にいったん戻ってから、ムモクテキカフェを目指すというルートになる。
地図でーす。
ならばなぜ、ふくろうの森でわたしが「どこか行きたいお店がありますか?」と聞いたときに、ムモクテキカフェを提案しなかった!
結局無駄に柳小路まで歩いただけやん!
といってもその距離5分程度だから、それぐらいいいやんって思うかもしれない。
けどな、二回目と三回目のデート記事をもう一度読み直してほしい。
デジャブやで、デジャブ。
二回目のランチ後のお茶するときも、わたしが提案した近くのメルパルクを却下されて、その後無駄に歩いた後、結局戻った。
三回目の嵐山のときも、無駄に川べりを歩かされて途中で、「やっぱり戻りましょう」と無駄に連れまわされた。
おかげでわたしは体調不良になった。
毎回やで!
毎回こんなデジャブってある??
セーブタの脳ミソはどないなっとんねん。
わたしはこのことを、セフレのフレディにグチった。
フレディが言うことには
「途中でそのカフェを思いだしたんちゃう?」
って感想だった。
そうかもしれないけどさー、毎回同じことが起こってると思うと、やはり脳の構造に何か人と違った遅れがあるとしか思えませ~ん。
「ムモクテキカフェ、知ってますよ。
でもいつもすごく並んでるから、多分だいぶ待たないと入れませんよ。」
と、わたしはちょっとイラつきならが、ムモクテキカフェの提案を、やんわり却下した。
でもまあ、他のカフェを探すついでに、とりあえずは向かおうかってことになった。
ムモクテキカフェについたものの、案の定、すごく並んでおり、別のお店を探すことになった。
これがまたなかなか決まらない。
このセーブタという男は、無駄に歩くことが好きだからな。
自分の気に入る店が見つかるまで、どこまで歩かされるか分かったもんじゃない。
だからわたしはどこでもいいから、とにかくお店に入りたいと強く主張した。
目の前に何軒かお店が並んでいたので、
「ここでもいいし、あそこに見えているお店でもいいし、その奥にあるお店でもいいです。
どこでもいいですよ!」
とキツいめに言ってやった。
するとセーブタさんは、すぐ近くにあった和食のお店に決めてくれた。
何というお店か忘れたけど、こじんまりとした京風のお店でした。
お料理はこんなかんじ。
このとき、どんな会話をしたかは全く覚えていないので、後でまとめて会話集を作ることにする。
食事を終えて、お店を出たところでセーブタさんが
「ちょっとブラブラ歩きましょうか~。」
と提案した。
このブログですでに何度も書いたように、セーブタは無駄にわたしを歩かせる。
その無駄に歩かされることの疲労感といったらハンパない。
そこでわたしは
「目的もなくブラブラ歩くのは苦手かな…。」
と、やんわりと無駄に歩くことを注意したのである。
するとセーブタは、意外だとでもいう様子で
「えーっ!
ブラブラ歩くの嫌いですかー?!」
と言った。
わたしは
「いえ、目的があるんならいいんですよ。
ちょっと一駅歩こうかとか、どこどこまで行こうかとか、
今日は買い物がしたいので、いろんなお店をめぐりましょうとか、
目的が分かってたらいいんです。」
と答えた。
フツーに分かりやすい説明だと思います。
なのにセーブタさんは
「えぇえぇぇ~、
ブラブラ歩くの嫌いですか~。
じゃあ、山登りもダメなんですか~??」
と同じことを繰り返した。
だから、目的があったらいいって言ってるやんけ。
山登りは目的あるやんけ。
富士山のてっぺんでご来光を見ましょうとか、バードウィッチングしましょうとか、春のお花を楽しみましょうとか、健康のため5キロほど歩きましょうとか、すべての山登りは目的あるやんけ!
山に登るという目的があるやんけ!!
むしろ目的のない山登りして、あてどなく歩いたら、命の危険にさらされるやんけ!
山の天気をなめたらいかんぜよ!
わたしはもう物分かりの悪いセーブタに同じことを説明するのが面倒になったので
「そうですね!あまり山登りに行こうとは思わないですね!」
とぴしゃりと言ってやった。
するとセーブタは、
「そしたらどこかお店でも入って、お茶でもしましょか~。」
と言ったので
「いえ、目的があったら歩くのもいいんですよ。
どこか行きたいところがあるのなら、言ってくださったら、そこでいいです。」
と再度説明したが、ご理解いただけなかったようで、お茶でもしましょうってことになった。
このブログを読んでくれている人は、すでにわたしの言い方でご理解いただけてると思うが、セーブタと同じくノロい頭を持つ人のために、再度説明しておく。
わたしが目的もなくブラブラするのがイヤだと言ったのは、どのぐらい歩かされるか分からないからである。
1時間歩かされるのか、2時間歩かされるのか、分からないから目的を言ってくれとお願いしているのである。
だから目的がなくても、15分ほど歩きましょうか、という提案なら乗ってもいいわけ。
15分ほどなら歩けるけど、30分も歩くのはつらいな、とか、目的が分かってたら、体調と相談できるわけやん。
なのにセーブタは、どこまで歩くのか何分歩くのか説明もなく、ひたすら自分の気がすむまで、わたしを歩かせるのである。
それがイヤだと言ってるのに、説明しても一切伝わらないウスノロ。
さすがアラフィフまで売れ残って、激安結婚相談所に生息するだけありますね!
これがわたしが話が噛み合わないと感じた、セーブタの特性である。
さてわたしたちは、三条商店街を東にむかって河原町通りに出て、サイゼリアがあったので、そこで休むことにした。
セーブタさんはサイゼリアに入ったことがないって言ってた。
「安いしドリンクバーもあっていいですよ~。」とわたしはすすめておいた。
で、デザートか何かを食べて解散。
その後、わたしはダースさんとの外お見合いに向かいました。
以上、セーブタさんとのお見合い時を入れて、4度目のデートレポでした!
続く