失敗しない結婚相談所選びとは、絶対に出会える結婚相談所に入会すること
いよいよ結婚相談所に登録して、婚活する決心がつきました。
しかし、結婚相談所はあまりに多く、どこに入会すればいいか分かりません。
わたしが大手結婚相談所で、マリッジカウンセラーとして働いていた頃、しばしばこのような悩みを持つ人たちが、入会カウンセリングに訪れたものです。
そのような人たちに、わたしは以下のアドバイスを行っておりました。
「どこの結婚相談所に入会しようと、決まる人は決まる!!決まらない人は決まりません!
だから相談所を探しに時間をかけるよりも、さっさと入会して出会いをスタートさせたほうがいいですよ。」
実はこれが真実です。
だったらこの記事はここで終わってしまいますね。
しかし結婚相談所のシステムによっては、せっかく大金をはたいて入会したのに、誰とも会えなかったという気の毒な人たちもいます。
なぜ出会えないのか…。
それはあなたに会いたいと思ってくれる異性がいないからです。
ですから、失敗しない結婚相談所選びとはまず、自分と出会ってくれる会員さんがいるのかどうかを念頭におく必要があります。
絶対に失敗しない結婚相談所選びとは、実は絶対に出会える結婚相談所選びなのです。
まずはおさえておきたい結婚相談所の紹介システム
結婚相談所で理想の異性と出会うためには、自分に合った紹介方法を選ぶ必要があります。
相談所によって紹介方法はまちまちですが、まずは以下の三つを押さえておけば大丈夫です。
データマッチング型
データとは数字のことですね。
数字でマッチングする相手をコンピューターが自動的に選んで紹介してくれるシステムです。
例えば身長が170㎝以上のお相手を望むなら、169㎝以下は絶対紹介されません。
20代の女性のみ紹介してほしいなら、30代の女性は紹介されません。
他には主に地域や学歴、年収、婚歴の有無、子供のありなし、体重などをデータで選ぶことができます。
会員が多い大手結婚相談所はたいていデータマッチング型の紹介方法です。
楽天オーネットやツヴァイなどですね。
大勢の会員の中から、データ上の自分の希望に合致した人を複数紹介してもらえるのが特徴。
ただしコンピューターによる抽出なので、お人柄や写真で選ぶことができないのが難点。
また細やかで譲り合った条件で選ぶことができません。
例 基本初婚の人と結婚したいけど、話が合えば、そこは譲ってもいい、などの選び方ができない。
☆こんな人におすすめ
〇20代から40代前半の婚活ボリュームゾーンにいる人
〇データー上の条件がいい人
・男性なら高身長高収入高学歴など
・女性なら20代から30代
※ただし男女ともに若すぎる20代前半などは会員数が少ないため、逆に紹介がないケースもある
・男性も女性も学歴はあった方が有利
・太り過ぎていない人 体重で選べるので太っていると、データでねられてしまう
★こんな人はやめた方がいい
データ上の条件が低い人
ただし楽天オーネットやツヴァイなどの大手は事前カウンセリングで紹介できる人数をデータ上教えてくれます。
このとき、お相手も自分の条件を受け入れてくれているのかしっかり確認しておくこと。
つまり双方向性(お互い望み合う)か片方向性(片方だけが望む)かですね。
双方向性のデータでないと出会いにつながりません。
そこで紹介人数が出ない場合は入会を断られてしまう可能性も。
また大手結婚相談所は、データマッチング紹介のほかにも、お見合いパーティーや会員誌の出会いなどが充実しています。
入会案内時に、どういう出会いの方法なら確実に出会えるのかを確認しておくことです。
自由検索型
その名の通り、全ての会員を閲覧して自分で選んで申し込むシステムです。
サンマリエやノッチェなどはこの方法です。
ただこのシステム、個人的にはネット婚活とあまり変わらないなという印象です。
婚活サイトよりは、多少公開されている情報に信頼性があるぐらいがメリットでしょうか。
結局データで検索しますから、データマッチングと最終的には同じ結果になりそうですね。
ここで確認してほしいことは、申込人数です。
入会案内の営業担当者は「たくさんの中からお写真やプロフィールで選ぶことができますよ♡」といいことしか言わないでしょう。
だけど、60歳の男性が20歳の女性に申し込んで、果たしてお請けしてもらえるもでしょうか。
50歳の女性が30代の男性に申し込んでお請けしてもらえるでしょうか。
あなたがいいと思った相手は、皆もいいと思うので、申し込みが殺到して、結局選んでもらえないのではないでしょうか。
好きなだけ申し込めるというならば、数打てば当たるの一発逆転をねらってこの方法もいいと思います。
ですが、申込制限があるなら、誰とも会えず一か月の月会費が飛んでいくなんてこともありがちです。
また、会員とはいえ、全ての異性に自分の写真や個人情報が公開されてしまいます。
誰に見られているか分からないという恐怖があるので、女性に敬遠されがちなシステムですね。
この紹介方法をとっている相談所は、男性会員が多く、女性会員が少ないという傾向があります。
なので逆に考えれば、女性にとってはチャンスにつながりやすいかもしれません。
☆こんな人におすすめ
とにかく写真を見てから選びたい
細かい条件を見てから選びたい
ルックスだけは自信がある
☆こんな人はやめた方がいい
大勢の人に情報が公開されたくないという人
望まない人から申し込みがくると不愉快になる人
釣り合う人の紹介がほしい人
仲人紹介型
仲人さんが、お相手を見つくろって紹介してくれるシステムです。
地元の小さな結婚相談所や、会員数の少ない仲人業などの紹介方法ですね。
お見合い時にお相手にお渡しするプロフィールを、昔は「釣り書」と呼んでいました。
これは釣り合う人を紹介しますという意味で、逆にお見合いで釣り合わない人を紹介するのは失礼に当たります。
お見合い結婚に離婚率が少ないのは、実は最初から釣り合う人と出会えているからなのかもしれません。
ですから、仲人さんがお相手を探してくれると言っても、最低限のデータ(年齢や学歴)などは釣り合う人を紹介します。
データマッチング半分、仲人の思い入れ半分といったところでしょうか。
仲人さんが直々に紹介してくれるのでサポートにも安心できます。
ですが直々の紹介は、断りにくく、お付き合いを丁寧に報告するという束縛的な一面も。
高額なお見合い料がかかる可能性もあります。
信頼できる仲人さんに、お人柄の良い人を紹介してほしいという人におすすめです。
☆こんな人におすすめ
大手の結婚相談所は、データ上マッチングする人がいなかった人
条件よりもお人柄で選びたい人
恋愛経験が少ないので仲人さんのサポート必須な人
出会えたときにだけしか、お金を払いたくない人
★こんな人はやめた方がいい
まずはたくさんの人と出会いたい人
仲人に干渉されたくない人
さて、結婚相談所のだいたいの仕組みが分かったところで、この出会いなら結婚できそうという紹介方法はありましたか。
わたしのおすすめの結婚相談所の選び方は、目ぼしい結婚相談所の資料を取り寄せてみます。
その中から三つぐらいを選んで、実際に足を運んでみましょう。
三つ以上行くと、どれがどれだか分からなくなる可能性があります。
また三つ以上の結婚相談所を巡ることに時間をかけるぐらいなら、一刻も早く出会いに時間をかける方が結婚に近づきます。
そして冒頭わたしは、相談所選びで迷っているお客様に、以下のように伝えたと書きました。
「どこの結婚相談所に入会しようと、決まる人は決まる!!決まらない人は決まりません!
だから相談所を探しに時間をかけるよりも、さっさと入会して出会いをスタートさせたほうがいいですよ。」
実はこのアドバイスには続きがあります。
「どこの相談所に入会しようと決まる人は決まる!決まらない人は決まらない。
どこでも一緒なら、当社のように会員数の多い相談所の方が、さまざまな人と出会えるし、より素敵な相手と出会う可能性が高まりますよ。」
これもまた真実。
入会時は、会員数と、会員数の男女バランスもしっかり確認しておきましょう。
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