明けましておめでとうございます!
とうとう2025年が開け、大阪・関西万博イヤーとなりました。
今回の記事では、国内パビリオン第二弾として「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」をご紹介します。
その名の通り世界中の女性に寄り添い、女性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に問いかけるパビリオンです。
2020年に開催されたドバイ万博で大成功したパビリオンなのだとか。
女性の社会進出を積極的に応援し続けてきたカルティエが出展しているところもポイントです。
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier 【予約】
公式HP
位置
東ゲート側 日本館近く
コンセプト
「When women thrive, humanity thrives ~ともに生き、ともに輝く未来へ~」をコンセプトに掲げ、すべての人々が真に平等に生き尊敬し合い共に歩みながら、能力を発揮できる世界をつくるきっかけを生み出すことを目指します。
女性たちの体験や視点を通じ、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけます。
出展
内閣府、経済産業省、リシュモン ジャパン株式会社 カルティエ、博覧会協会
建築デザイン
建築家 永山祐子
1975年生まれ。昭和女子大学卒業。青木淳建築計画事務所を経て、2002年永山祐子建築設計設立。建築の傍ら、2020年より武蔵野美術大学客員教授。
主な作品「丘のある家」「豊島横尾館」「女神の森セントラルガーデン」「ドバイ国際博覧会日本館」、「玉川髙島屋 S・C 本館グランパティオ」、「JINS PARK」「東急歌舞伎町タワー」
2020年ドバイ万博の日本館を手がけ、組子ファサードを考案。
ファサードは正面からみた外観のこと。
そのファサードが今回大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンに再利用され、2つの万博を繋ぎます。
また2025年大阪・関西万博では、ウーマンズ パビリオンに加え、パナソニックパビリオンを担当。
舞台美術家 エズ・デヴリン
1971年、イギリス・ロンドン生まれ。舞台セットからパビリオンまで多くの作品を手がける。
イギリスの権威ある舞台芸術の賞、ローレンスオリビエ賞を複数受賞。
2022年には大英帝国勲章を授かる。
ビヨンセ、ザ ウィークエンド、U2、ロイヤルオペラハウス、ナショナルシアター、スカラ座、メットオペラなどの舞台演出や、2022 年スーパーボウル、2012 年ロンドンオリンピック閉会式を担当。
ドバイ万博で女性初のデザイナーとして英国パビリオンを手がける。
光、音楽、言葉を巧みに織りなした芸術空間が観るものの心をとらえる。
「WA」スペース
ウーマンズ パビリオンの2階には「WA」スペースがあり、続々と対話型のイベントが開催される予定です。
世界的な専門家、ビジョナリーリーダーやチェンジメイカーたちが集まり、未来創造のアイデア、課題、機会について6つの重要なテーマ「大いなる地球」「ビジネスとテクノロジー」「教育と政策」「芸術と文化」「フィランソロピー」「役割とアイデンティティ」について意見を交わします。
アイデア、思考、観点の合流点としてアゴラ (ギリシャ語で人が集まる場所)の役割を果たし、一人ひとりの社会参加を喚起する発信をしていきます。
わたしの視点
ドバイと日本の女性差別
ドバイ万博で大成功したという「ウーマンズ パビリオン」ですが、ドバイって中東に位置するイスラム圏ですよね。
男尊女卑がいまだ根強い中東で受けた「女性の活躍」がどこまで日本で共感されるかがひとつのポイントです。
観光地でにぎわうドバイは比較的女性差別が少ないと聞きます。
しかし女性はいまだ教育も受けられず、ブルカかぶって肌を隠さなければならず、婚前交渉が逮捕される地域性が中東というところなのです。
日本もジェンダーギャップ指数が低いと問題視されてますが、中東と比べたらお話にならず、女性が教育を受けて安全に出産できるという点では、世界でトップクラスですよ。
日本で女性は差別されていると思う人たちは、ぜひ万博で、女性差別の世界基準を学んでくるがよろし。
エズ・デヴリンの舞台演出
わたしは保守ですから、ことさらポリコレに忠実であったり、女性を引き立て過ぎる最近の風潮には違和感を覚えます。
ですから女性活躍やジェンダー、LGBTには関心が薄く、正直この「ウーマンズ パビリオン」にはあまり興味をそそられません。
しかしみどころの一つといえば、ロンドンとリオ五輪のセレモニーやスーパーボウルのハーフタイムショー、大物ミュージシャンのステージセットなどを手がけたエズ・デヴリンの采配ですね。
彼女いわく、「このプロジェクトを聞いた時、最初に私の脳裏に浮かんだのはアイリスの花を持った3人の女性達が内に秘めていた物語や経験について語り合う姿でした。」だそうです。
出典 https://www.pen-online.jp/article/014723.html
光、音楽、言葉を巧みに織りなしてつくり出す舞台芸術に定評のエズ・デヴリンが、人の女性達のものがたりがどのように彩るのか楽しみですね。
テーマに興味をそそられなくとも、行政やカルティエが出展するパビリオンですから、それなりにリッチで見ごたえのあるパビリオンになりそうです。
どうせ全部のパビリオンに行くつもりだけど、予約は最優先ではないかな。
せっかくならカルティエの王室ご用達ジュエリーとかが観たいな。
ではまた、大阪・関西万博「ウーマンズ パビリオン」でお会いしましょう!
風邪をひいてのどが痛くなったのでこちらの加湿器を購入。
のどの痛みはとれなかったけど、睡眠時に使うと鼻づまりがましになった。
買ってよかった。
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