2025年4月13日からスタートする日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN。
開催地は大阪市の最西端此花区にある人工島、夢洲(ゆめしま)です。
夢洲は大阪北港の一画で、南東には咲洲(南港)、北東には舞洲がありUSJや海遊館なども近い、大阪の観光スポットです。
島になっているので、海に囲まれた環境も一つのセールスポイントです。
大阪・関西万博をあますことなく楽しめるよう、夢洲とアクセスルートについてご紹介します。
夢洲ってどんなところ?
大阪ベイエリアに位置する夢洲は、もともとは埋立地、ゴミ処理場として作られた約390haの人工島です。
世界の主要港との航路を結ぶコンテナターミナルを有し、都心部、関西国際空港、神戸・京都などからも比較的アクセスしやすく、京都在中のわたしとしてはありがたいポジションですね。
ですが人口島なので地盤が弱く、地震が起きたときの液状化や避難、ゴミが埋まっているため土壌汚染などが心配されています。
ダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニール)など人体に有害な化学物質を含む推定860万トンの焼却灰が埋められているのですって!
どうする?
行くの止める?
通期パス購入前に知りたかった…。
また、大阪オリンピック構想の候補地でしたが、2001年のIOC総会で北京に敗れて頓挫。
「負の遺産」とも呼ばれる夢洲ですが、万博終了後には、カジノを含む統合型リゾート、大阪IRが建設される予定です。
夢洲へのアクセス方法
夢洲はその名の通り独立した「島」ですから、アクセスルートが限られています。
一方で海に囲まれた利点を活かして、水上ルートのアクセスも可能です。
大阪・関西万博をスムーズに楽しむためにも、しっかりアクセスルートを押さえておきましょう。
また会場には、東ゲートと西ゲートという二つの入り口があり、アクセス方法によって入場口が違います。
基本的に鉄道ルートは東ゲート、バスなどの車両は西ゲートとです。
ちなみに駐車場はありませんので、公共機関利用が推奨されています。
現在鉄道、バス、自家用車、自転車、水上と5つのアクセスルートが実現しつつあります。
鉄道「夢洲駅」東ゲート
現在夢洲への鉄道ルートはありません。
しかし大阪・関西万博の開催にむけて、Osaka Metro は中央線をコスモスクエア駅から北西へ3.2キロメートル延伸し「夢洲駅」を新設します。
「夢洲駅」開業は2025年1月19日㈰で、万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートとなります。
「コスモスクエア駅」から「夢洲駅」は、3.2キロの一駅ですから、5分もあれば十分到着しますね。
ですから鉄道ルートを使った場合は
・大阪(梅田)から「夢洲駅」まで約30分程度
・京都や神戸から「夢洲駅」まで約1時間程度
と考えて、時間を調節します。
バス 西ゲート
夢洲へのアクセスとして駅シャトルバスや空港直行バスなど運行が予定されております。
まだ運賃等や時間は決まってないようですね。
わたしとしては無料にすればいいんじゃないかなと思ってます。
その昔、ロシアで開催されたソチ・オリンピックに行きましたが、オリンピック開催中、鉄道は無料でした。
混雑を避けるためだったのでしょうか。
しかしロシアの「ソチ」は、日本でいえば沖縄のような国の外れにある避暑地だったのに比べて、大阪は大都会です。
ソチにはほとんどオリンピック目当ての観光客しかいませんでしたが、大阪は、万博目当て以外の観光客、日常の通勤ラッシュ等の混雑が考えられますから、鉄道・バス無料はコスパがあいませんかね。
あくまで目安ですが夢洲への車両を使ったアクセス時間です。
・大阪(梅田)から25分
・中之島から20分
・難波から20分
鉄道のように乗換がない分、バスの方が楽かもとも考えますが、道路の混雑状況によっては時間が大きく狂う可能性も大。
わたしは何度も万博に訪れる予定ですから、様々なルートをためして、その都度、レポートいたしますね。
自家用車対応駐車場
どうしても自家用車で行きたいという方のために、駐車場から会場までのシャトルバスに乗り換えが可能な有料駐車場「万博P&R(パークアンドライド)駐車場(舞洲・尼崎・堺)」があります。
交通規制等を考え、駐車場も予約制です。
駐車料金は最大で7500円になる可能性が。
・舞洲 駐車料金 5500円 夢洲まで約6分
・尼崎と堺 駐車料金 5000円 夢洲まで約22分
この料金に高速道路を利用せずアクセスした場合は1000円を上乗せ。
5月の大型連休や6月以降の土日、午前11時までに来場した場合は500円を加算。
閑散期の平日や、迂回ルートとして設定した阪神高速道路大和川線を経由して舞洲、堺を利用した場合は500円を割り引き。
つまり舞洲の駐車場5500円に、
高速道路を利用せずアクセスすると1000円上乗せされ6500円にアップ
さらに土日や祝日だと500円加算され7000円に
通勤ラッシュが見込まれる11時までに利用すると500円アップ
最大7500円の駐車料金が必要ということです。
こちらの駐車料金は、会場までのシャトルバス代金も含まれています。
自転車利用
現在夢洲会場への来場ルートとして自転車利用も検討されているのだとか。
北ルート
(仮称)淀川サイクルライン等と連絡し、常吉大橋から舞洲を経由
南ルート
(仮称)大和川サイクルライン等と連絡し、コスモスクエア駅周辺に確保する駐輪スペースを利用して、Osaka Metro中央線により来場
自転車といえども、車道を使用するのでわたしはちょっと危険かなと感じているので使わないかな。
おうちが近い人は考えてみてもいいかもしれませんね。
水上交通利用
歴史上初めて海上で開催される大阪関西万博。
また会場となる大阪は、昔から水都としても有名であり、5つの水上交通が運営されます。
(1)神戸港・神戸空港方面【海】
(2)兵庫県淡路島方面【海】
(3)大阪市中心部(中之島等)【川】
(4)淀川本川【川】
(5)堺市の堺旧港【海】
海がない盆地に住んでいるわたしのようなものとしては、船で会場に訪れることはロマンですね。
上海万博も、海をはさんだ広い会場にありましたから、船で移動したのは良い思い出です。
正直、京都住まいのわたしとしては、鉄道ルートが一番近いので、わざわざ船で行くメリットはないのですが、淡路島から夢洲ルートなんて乗ってみたいですね。
夢洲発着の遊覧船も開設するのですって。
こちらはぜひ乗ってみたいですね。
なんせ通期パス買ってしもうたものですから、楽しみがいくらあっても尽きないのです。
大阪の観光スポットが集中する夢洲
この記事では、大阪関西万博会場、夢洲へのさまざまなアクセス方法をまとめました。
具体的なアクセス方法を決めると、どんどん臨場感が出てきて楽しくなってきませんか。
またこの航空地図は、夢洲の場所をつかむためにGoogle Mapsに、わたしが何度か訪れた観光地をかき込んだものです。
海遊館とUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が割と近くにあります。
咲州(南港)では、美術展もよく開催されてます。
コスモスクエア駅から二駅の朝潮橋駅にあるスケート場、丸善インテックアリーナ(大阪市中央体育館)では、浅田真央さんが出演していたTHE ICE(ザ・アイス)の会場でしたのでよく訪れました。
万博はとても一日ではまわりきれませんから、ほかの観光地をまわる時間を作るのは難しいです。
ですが、1週間ぐらい大阪でゆっくりできるというのならば、近くにホテルをとって周辺の観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。
大阪関西万博は、現在とても評価が低いです。
しかし万博大好きなわたしとしては、世界中から人が集まって自国をアピールし、大手企業が最新の技術を披露する、めったとないチャンスです。
愛地球博で万博に感化され、きっといつかまた日本で開催されますようにと願った夢は思ったよりもずっと早く叶いました。
しかも今回は日帰り可能な日常生活圏で開催ですよ!
わたしの残された人生の中で、このようなチャンスがまたたび巡ることはあるのでしょうか。
わたしが何回万博に行くことになるのか、またこちらのブログでご報告します。
というわけで、大阪関西万博でお会いしましょう!
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