わたしは自称映画通です。
映画好きなら、少しでもお得に映画館で映画を観たいですよね。
家では味わえない大スクリーンの迫力は、わたしたちをどっぷりと映画の世界に浸らせてくれます。
だけど、映画館に映画を観に行くと通常1800円~1900円と決して安くはないお値段。
なるべくなら映画館で、できるだけお得に観る方法を工夫したい。
今回はバブル姫直伝の、映画をお得に観賞する方法を教えちゃいます!
特に注目してほしいのは、夫婦50割引きです。
映画館の主な割引
映画を観るとき、映画館によってさまざまな割引サービスがあります。
また、地域によってもサービスデーが違うようです。
わたしがよく使うサービスは、水曜日に設定されることが多いレディースディーです。
女性は割引で観ることができます。
さらに京都ならではの割引で、着物で観賞するとサービスを受けられる着物割引なんてのもあるんですよ。
映画館によっては独自のサービスディを設けています。
またその映画館の会員になると受けられる特典も。
必ず詳細はHPで確かめてから、映画館に行ってくださいね。
映画好きなら一般的によく知られた映画割引を覚えておきましょう。
知っておくべき一般的な映画割引
ファーストデイ(毎月1日)
12月1日は映画の日なのですって。
その映画の日にちなんで、たいていの映画館では、1日は誰でも1,100〜1,200円で映画を鑑賞できるサービスです。
また12月1日は、1000円で映画が観賞できる映画館も多いようです。
レディースデイ(毎週水曜日が多い)
たいてい水曜日に設けられている女性限定の割引サービスです。
女性なら映画を1000円~1200円で観ることができます。
ですがLGBTなど性別の多様性を認めようとするご時世の中、このサービスは廃止される方向に向かっているようです。
イオンシネマはレディースディーがない代わりに、月曜日なら誰でも1100円で映画を観ることができるハッピーマンデーを取り入れています。
レイトショー(毎晩)
20時以降に上映される作品の観賞料金が1,300円~1,400円になるサービスです。
モーニングショー(平日のみが多い)
平日の午前中に上映を開始する作品の観賞料金が1,300円~になる割引です。
シニア割引(60歳以上)
60歳以上は観賞料金が、1,200円~になるサービスです。
夫婦50割引
夫婦のどちらかが50歳以上の場合に、二人分の観賞料金が、2,200円~2,400円になるサービスです。
学生割引(※学生証明が必要な場合も)
大学生~1500円
高校生以下~1,000円
障害者割引(同伴者も)
障害者とその同伴者は、1,000円1000円で映画を観賞できるサービスです。
同伴者(1~2名)も観賞料金が1,000円になります。
障がい者手帳などの提示が必要です。
夫婦50割引について
夫婦割引とは、その名の通り、夫婦で映画を観ると割引が受けられるサービスです。
夫婦50とついているのは、夫か妻のどちらかが50歳以上で対象となります。
割引される金額は映画館によって違いますが、観賞料金が二人で2,400円になるところが一般的です。
イオンシネマは、夫婦で2,200円です。
映画代を1,800~1,900円とすると夫婦で3,600~3,800円。
これが2200円から2400円で観賞できるのですから、1,200円から1,600円もお得です。
またこのサービスの良いところは、いつでも使えるというところです。
レディースディーやレイトショー割引は、日や時間を選ばないと使えません。
これは夫婦ならぜひ使って映画観賞したいもんです。
だけどこれ、夫婦でないと使えないの?
夫婦割50は夫婦でなくても使える実証例
バブル世代は映画好きが多いとは、以前にもこのブログで述べたかと思う。
ご多分に漏れず、バブル姫(50歳独身・バブル負の遺産)も映画好きの自称映画通。
その割には映画の解釈が薄っぺらいことも、以前にこのブログで述べたことである。
さて、そんなバブル姫。
一時期、料理男子を熱心に探していた。
料理男子とは、料理が上手くて料理を作ってくれる男性のことだろうと解釈してみる。
バブル姫は昼休み、冷凍食品ばかり食べている。
冷凍食品ばっかり食べている女に料理を作りたいと思う料理男子などおるまい。
とは思いつつ、あるときふとそのことを思い出しバブル姫に聞いてみたのである。
料理男子は見つかったのですか?
とな。
どうせお前のような年増に料理なんて作りたい男子など見つかるわけもないだろう。
わたしはそんな底意地の悪い嫌味をこめて、バブル姫に訪ねたのである。
にも関わらず驚いたことに、料理男子が見つかったのだとバブル姫は言う。
で、料理男子だから料理を作ってくれる話をしてくれるのかと思ったら、
40歳ぐらいでデート代は全部出してくれるデキた男なの。
とバブル姫は自慢した。
多分、本当は料理男子ではなく、デートしてくれる男性が見つかったというだけの話だったんだと思う。
どうやったらこんなに嫌われるんだろうというぐらい職場で総スカンをくらっているバブル姫。
日常のちょっとした出来事を聞いてくれる人もいないため、ここぞとばかりに意気揚揚と新しい男について嬉しそうに語り始めた。
あの人、すごくおもしろいのよ。ウフフフフ…。
とな。
バブル姫はお正月にその新しい男と映画「鬼滅の刃」を観に行ったとのだという。
その映画のチケットを男が当然のように二人分購入しようとしてくれたときのこと。
バブル姫はいつもお金を出させて悪いなと思ったので、横から
夫婦割、夫婦割、
とささやいた。
つまり夫婦割を使って、映画のチケットを安く購入できるよってこと。
当然二人は夫婦ではないので、男はバブル姫の言い分が理解できず、不思議そうな顔をしていた。
そこでバブル姫は、横からチケット購入機を手早く操作して、夫婦割で二人分チケットの購入をすませる。
お金は男が払ったらしい。
しかし男は状況が理解できず、ずっと不思議そうな顔をしていたという。
アタシはデート慣れしてるから、夫婦割引のことを知ってたけど、彼は知らなかったみたいで、映画観ている間もずっと頭に「?」が浮かんでたみたい。
面白いでしょ、ウフフフフ…。
と嬉しそうに語るバブル姫。
正直わたしはドン引きだった。
男も多分ドン引きしていたのだろう。
どこから突っ込んだらいいものか分からんが、まず、夫婦でもないのに夫婦割引で映画を観るなんて、あさましいにもほどがある。
ケチ過ぎ!
セコ過ぎ!
精神がいやしい。
これって詐称とか詐欺とかの犯罪行為に当たるんでねーの?
モラルとして、夫婦でもないのに夫婦割を使うなんて社会人としていかがなものかというドン引きがまず一つ。
そしてもう一つ…。
カップルとはいえ、夫婦でもないのに夫婦割引使われたらドン引きだよね。
よほど付き合いが長くて深い仲とか同棲カップルならまだしも、知り合ったばかりの相手に夫婦割で映画チケット購入されたらいろんな意味でドン引き。
距離感が近すぎてなれなれしい行為であることにドン引き。
お金にセコ過ぎるお人柄にもドン引き。
もしかして遠回しのプロポーズで、クロージングに入ってるのかとドン引き。
ドン引きしかない。
ドン引きの運動会や~。
きっと映画を観ている間、その男の頭に浮かんでいたのは「?」ではなく、「ドン引き」だよ。
年上女と付き合ってみたら、夫婦割引にされて、「この女ヤバイ」というドン引きが浮かんでいたに違いない。
そしてどうやってバブル姫から逃亡しようか頭を悩ませていたに違いない。
映画「鬼滅の刃」に出てくる鬼よりも恐ろしくて執念深いこのバブル姫から、逃亡する準備にすでに入っていたに違いない。
そしてもう一つだけ…。
バブル姫の「アタシはデート慣れしてるから、夫婦割引を知っていた」という謎の言い分…。
デート慣れって…。
デート慣れしてるから夫婦割を知っているという理屈が意味不明。
多分、これ自慢。
デートをよくしているアテクシ、超絶モテるでしょ、ていう自慢。
だけどこの自慢から分かることは、夫婦でもないのに夫婦割で映画チケットを購入するせこい男とばかり付き合ってるってことではないでしょうか。
夫婦割を知っている男というのは当然既婚者。
つまりバブル姫は不倫相手と映画に行ったってことになるね。
夫婦割で映画を観たという事実だけで、不倫していることがバレることを、頭の悪いバブル姫は分からないんだろーな。
不倫男とよくデートしている、不倫デート慣れってことですか?
まあ、バツイチ男なのかもしれないけどさー。
そしてまた、デートによくいくから、デートを安上がりさせる方法をよく知っているっていう自慢も入っている。
分からん。
このバブル姫の夫婦割を使って映画を観たという行為の、どこがデート慣れで何が自慢なのか分からん。
頭の悪いバブル姫のために一つ申し上げておこう。
あのね、本当に大切にされてデートによく連れていってもらえるデート慣れしている女性というのはね。
男がいくらお金を使っているか分からないようにスマートに支払いをしてくれことに慣れている女性のことなんだよ。
そしてデート慣れした女というのはね、そういう男のふるまいを当然と思いながらも、無邪気に喜んでみせるのが上手いものなのだよ。
そして男がまた誘いたい、この女を喜ばせたいという気持ちにさせるように持っていく。
これがデート慣れというものである。
夫婦でもないのに夫婦割で映画チケットを購入してドン引きさせるようなデートなど、デート慣れしている意味が一切ありゃしまへんで。
夫婦割って夫婦でなくても使える?
結論から言うと、夫婦でなくてもカップルのどちらかが50歳以上で、夫婦割50は使えるようです。
おそらく50歳以上の年齢確認だけで、夫婦であることの証明はしなくても良いみたいですね。
夫婦でもないのにカップルのどちらかが50歳以上で、夫婦割を使うかどうかはその人の良識にゆだねられます。
いまや夫婦別姓がさけばれるこの時代。
そしてLGBTの認知度が上がるにつれ、性別をこえた夫婦もたくさん誕生しています。
夫婦であることの証明はますます難しくなりそうです。
ですから、わたしは夫婦別姓には反対します!
同性愛者の結婚を認めることも反対!
そうなると夫婦割の意義もなくなり、このサービスもやがて消滅するかもしれません。
だってもう、バブルはとっくに終わったのですから…。
※最後の一文は意味が分からないと思いますが、バブルの時代は終わったのにいまだバブルを引きずっているバブル姫を皮肉っただけです。