2025年4月15日㈫、大阪・関西万博開幕から三日目、母と妹と3人で初参戦行って来ました!
膝が悪い母は長時間歩けないので、初車椅子にチャレンジ!
結果、車椅子借りて大正解!!
何一つ不自由なく、楽しく体験することができました。
今回は車椅子で楽しむ大阪・関西万博レポートをお届けします。
またこの記事を最後まで読んでくれた方にちょっとしたプレゼントを用意してます。
わたしが作った予約が必要かどうかがひとめで分かる地図と、万博のチケットでお小遣いを稼ぐ方法です。
最後のページにありますので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。
11:00 駐車場到着 舞洲万博P&R駐車場A
足が痛い痛いという母のため、自宅から車で万博会場に向かいます。
駐車場は必ず事前予約が必要です。
ETCカードを登録すると、ルートによって割引があります。
わたしが利用する通期パスは、当初11時からしか入場できませんでしたので、初駐車場は11時に予約、パビリオンは12時に三菱未来館を予約していました。
ところが通期パスも全ての時間で入場できることになったので、変更しようとしたらもう、駐車場が11時からしか開いてなかったので、やむを得ずそのままに。
入場予定時間から1時間後でないとパビリオン予約ができません。
だから入場予約は早い時間を押さえておくようにしないと、その後の予定がどんどん後にずれてしまいます。
カーナビが迷った舞洲万博P&R駐車場
11時に舞洲万博P&R駐車場Aを予約したので、10:30ぐらいに着くように家を出ます。
当初順調に進んでいたのですが、舞洲に入った後、カーナビ通りに進んだのにぐるぐるぐるぐる迷うハメになってしまいました。
舞洲には万博関係の駐車場係がたくさんいたので、その都度道を聞きます。
警察も見かけましたね。
VIPが訪れる可能性もあるし、人が集まるからテロが起こる可能性もありますから。
これから車で舞洲万博P&R駐車場に行かれる方は、必ず住所で検索して向かってください。
途中杉本商事バッファローズ舞洲を通ります。
ファンに写真を撮られている、野球選手をみかけました。
カーナビ通りに進んだら、舞洲万博P&R駐車場の出口に案内されてしまい入れません。
無事駐車場に到着した後、無料の自動運転バスで夢洲の万博会場に向かうときに、使われる出口です。
そんなわけで、結局駐車場到着が予定の11時少し過ぎてしまいました。
駐車場から無料のP&Rシャトルバスで移動
駐車場はガラガラでした。
車から降りたとたん、吹きすさぶ風。
万博会場は寒いとは事前に聞いていたけど、まさかこれほど風が強いとは。
車内では暑かったけど、ダウン着てきて正解でした。
そこから無料のバスが到着するのが11:20で、夢洲の万博会場までこれまた15分ぐらいかかるそうです。
何とシャトルバスは自動運転で、全員席についたことを察知して出発です。
車内では、未来形アニメキャラの画像が、何やら説明してくれて、陽気な音楽がずっと流れています。
ですがわたしはだんだんこの陽気な音楽がムカついてきました。
遅い!
自動運転遅すぎる!
なかなか進まん!
これ、歩いた方が早いんちゃう?
これでは12時の予約に間に合わないかも…。
その前にオフィシャルストアで、スタンプを押すパスポート買いたいのに!
とはいえ、シャトルバスの窓から大屋根リングが見え始め、あちこちにデザインされた万博カラーやミャクミャクのイラストが見えてくると、気分が高揚しますね。
11:40 西ゲート到着 アクセシビリティセンターへGO!
11時40分頃、やっと西ゲートに到着しました!
これから反対の東ゲート近くにある、最東端の三菱未来館に向かわねばなりません。
お前は日本か。
その前に母のために車椅子をかりねば。
母はのんきにゲートに入り並ぼうとするので、その場にいた誘導スタッフに車椅子を借りれる場所を訪ねます。
車椅子は入場前にアクセシビリティセンターで借りることができます。
事前にだいたいの場所は調べてきてたのですが、入場ゲートからけっこう遠いのね…。
「車椅子借りてくる!」と言い残し、わたしは小走りでアクセシビリティセンターに向かいます。
母も車椅子を使うのは初めてであり、わたしも使い方が分からず、熱心にスタッフの説明に耳を傾けます。
温かいスタッフの見送りを受けながら、車椅子を押して急いで母の待つ場所にGO!
しかし車椅子って、慌てて押すと案外あっちむいたりこっち向いたりまっすぐ進まないのね。
車椅子に母を乗せたら、親切な誘導スタッフが一番端の車椅子専用ゲートを案内してくれました。
「母は障害者とかではないんですけど…。」と遠慮がちに専用ゲートに向かいます。
すると誰もおらず、手荷物検査とボディチェックを受けてすんなり入場できました。
すぐにオフィシャルストアがあったので、妹に母と先に行ってもらうようにして、パスポートを購入。
ストアはそんなには混んでない方だろうけど、広くてパスポートの場所が分からないのでこれまたスタッフに効く。
レジ近くにあるということで、そんなに並ばず会計をすませる。
今すぐ使うので、レジ係さんに包装を切ってもらって、一緒に購入した大阪・関西万博 ケース&ストラップにパスポートを入れて首から下げる。
母を追いかけて大屋根リング沿いに進めば東につくと思ったんだけど、なぜか静けさの森を通ってしまった。
三菱未来館、間に合いました!
12:23 三菱未来館 なぜ双子か なぜ火星か
二か月前抽選で当選した三菱未来館。
三菱未来館の予約時間は「12:00~12:25」だったのですが、到着したのがギリギリの12:23!!
車椅子を置くかどうかとウロウロして、スタッフに聞いてみようとなったら、車椅子用レーンに連れていってくれた。
「障碍者とかではなく、歩けることは歩けるんです…。」と恐縮しながら申し上げましたが、連れていってくれた。
通常は地下から入って2階へと上がるんだけど、2階に直結する通路で少し座って待てるようになってる。
そこで入場用コードを示して受付もしてくれた。
そこから体験会場に、一番乗りで入れてもらえました。
まずは三菱未来館のマスコットである双子のナナちゃんとビビちゃんが、深海から火星に向かう旅のナビゲート。
ここでわたしたちは、なぜ双子のキャラクターにしたのか、なぜ、ゴールが火星だったのか知ることになる。
続いてメインシアターに「車椅子枠」ってことで一番乗りで案内してくれた。
自由席で座って楽しめる。
で、スタッフにどの席が一番おすすめですか?と聞くと、二列目の真ん中だと言うので、急いでそこまで進む。
なんせ車椅子枠で一番乗りだから、座席選び放題!!
とても良い席だったんですが、隣におっさんが座って肩が当るのがイヤでした!!
この画像で分かるでしょうか。
スクリーンはすぐ目の前からこちらがわに反るように丸みをおびて天上まで達している。
ちょっと体をずらして上の方へ目線を向けても、臨場感が味わえる。
ストーリーネタバレ
わたしたちはこのバーティカルシャトルに乗り込み、深海から火星まで旅をします。
深海には熱水噴出孔が存在し、噴き出す熱水に含まれる硫化水素と二酸化炭素からメタンを作ってエネルギー源とする微生物が誕生したのです。
つまり熱水噴出孔が、最初の地球体生命を生み出したというわけです。
この微生物がどんどんどんどん進化して、やがて人間になり、火星に飛ぶ。
実はこの火星、とても地球に環境が似ていて、熱水噴出孔が存在しているのですって!
ということはこの熱水噴出孔から生命が誕生する可能性もあり、わたしたちは火星で、地球がたどってきた生命の進化を観ることができるかもしれないんです!
地球と火星は双子のように似ていて、だから双子のナナとビビを三菱未来館のシンボルとしました。
ただ火星は地球より小さいので、空気を留めることができないから生命につながらないとか何とか説明してたけど忘れたー。
わたしは40億年も前に、ある熱水噴出孔から生み出されたいのちが、今のわたしのいのちにつながって、ここにいるのだと思うと、この上ない奇跡を感じた。
わたしがここに存在し、わたしのルーツ、生命の進化をながめ、それが火星につながってゆくことを知ることができる、人間という知的生命体だけが持つ途方もない奇跡。
生きてるだけですばらしい。
の意味がやっと分かりました。
何だか泣けてくるね。
わたしの名前には「知」がつきます。
名前の通り、わたしはこれからも色んな奇跡を知っていきたい。
それがわたしの生きる意味、人生に求めるものだと今改めて思います。
たくさんのことを知る、たくさんの人に会える。
世界の全てを見るために、わたしは生まれてきました。
万博はわたしのような人間にとって、本当に魅力的な場所です。
みんな!万博!来なくていいよ!
だって混雑しちゃうからね。
来なくていいよ!
とにかく、三菱未来館、すばらしかったです!!!
わたしが万博前に書いた記事で予習してから行くとより楽しめる?
大阪・関西万博 2025 民間⑤ 三菱未来館 古代の深海から火星までひとっとびの時間旅行
13:00 ミャクミャクハウス
早期キャンペーンとして、4月5月の平日来場者先着順に、ミャクミャクのピンバッジがもらえます。
それで配布場所のミャクミャクハウスに行ったのですが、けっこう並んでた。
ちょっと並んでスタッフに、ピンバッジあるか聞いたら12時頃になくなったってさ。
だったら並ばなかったのにさ。
どこかにピンバッジ、本日配布分終了って書いておいてほしいよね。
というわけで、またリベンジします。
早期キャンペーンについてはこちらから
早期来場キャンペーン開催! 4月・5月の来場がおすすめ! | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
遅刻しそうで慌てて三菱未来館に向かったからすっかり忘れてたんだけどさ。
万博は入場すると、当日予約枠ができるだよね。
あるいは三菱未来館をコンプリートしたことにより、新たに予約枠が増える。
そこでテキトーに検索して近くの電力館がいいなと思ったら、16:15に予約できた!
これで本日の予約は4つになったわけだけど、4つまわれたら十分だよね。
で、予約の追加はしませんでした。
13:50 日本館 檜の香りとバリアフリー
七日前抽選で当選した日本館の予約時間は13:50-14:10。
余裕を持って時間前に到着。
外にスタンプラリーがあったので、押し押しと。
事前予習ばっちり日本館の記事
大阪・関西万博 2025 「日本館【予約制】」「循環」をテーマにパビリオン最大の敷地を誇る万博の拠点 | プチ婆ころんの大阪・関西万博★晩婚婚活バカンス
この記事の通り、パビリオン最大の敷地を誇る日本館はとにかくひろびろ。
車椅子に優しいパビリオン。
循環をテーマとした日本館最大の特徴は、円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」だそうです。
木造の建物がメインである日本らしい建築で、奥ゆかしさがありながら、クールでシャープな先進的魅力も感じる。
また木の板から檜の香りがただよって、何とも癒される空間です。
これは外国人からすれば、「OH!Cool japan!!」てなる感じ。
またスタッフの着物風黒いユニフォームもこの日本館のイメージにとても合ってました。
「木の板」についてスタッフがやいやい説明してくれてたけど、お手洗い行ってて聞いてなかったー!
日本館は広いだけあって、お手洗いも充実してました。
恥ずかしながら、トイレ近くて、わたし、お手洗い見つけるのめちゃくちゃ目聡いで!
万博はトイレ評判悪かったけど、あちこちにあるし、案外広いしよかったですよ。
ただし!
予約したわりにはけっこう待たされたよ。
それでも数十分。
先日USJ行ったときドンキーコング170分待ちとくらべたらかわいいもんだ。
「循環」をめぐる旅
日本館は循環をテーマとしたスケールの大きなさまざまな展示を体験できます。
ごみを分解する微生物たちをイメージした「光のカーテン」など、抽象的で神秘的な展示でした。
画像はごみが磨いたまっさらな水だそうです。
さらさらとさざ波を立てる水はとても美しく飲めるのだそうですよ。
この中庭から、丸く切り取られた青空の映えること。
妹は、「ここ、雨降ったら最悪や~。」て言ってましたね。
火星の石
はじめて広く一般公開された南極で発見された「火星の石」です。
ここは人気スポットなので、止まらないように一回だけ撮影がゆるされたのですが、二枚撮ったたー!
火星でも水は循環するので、日本館で展示されたようです。
ちょうど三菱未来館で、火星にも海が存在し生物が生まれる可能性があることを勉強してきたばかり。
三菱未来館も日本館も、同じ万博同士、つながっているようで何だか嬉しいですね。
ハローキティと藻類について学ぶ
32種類の藻類に扮したキティちゃん。
かわいいんやけどさ。
何か抽象的で。
本物の藻を隣に置いてくれな原型が分からんわ。
藻にそない興味ないからな。
いのちみなぎる藻のカーテン
非常に神秘的な空間でした。
藻類を含む光合成を行う生物を培養する装置フォトバイオリアクターを立体的に配置した癒しの空間です。
車椅子に優しいパビリオン
日本館、循環をテーマにした展示を、広いスペースを活かしてさまざまに表現していました。
母親はずっと車椅子でまわってましたが、広いので歩きでは無理だったと言ってました。
母は長時間歩くのは難しいのですが、近所に買い物ぐらいは行ってます。
今回はじめて母を車椅子に乗せて押したわけですが、特に日本館は広くてバリアフリーが行き届いており、不自由を感じませんでした。
妹とも、車椅子、案外いいなぁ、まわりが気を使ってくれるし、母親も座って待っておくことができるし、とご満悦。
妹は母のために折り畳みの椅子を持ってきてたんですけど、不要でした。
母もノルディックウォークを持ってきてたんですけど、不要でした。
むしろ邪魔でした。
車椅子の方は、ぜひ日本館をゆったりとめぐってみることをおすすめします。
次のページはドイツレストランと電力館と住友館と秘密の裏技。
15:30 ドイツレストラン 万博価格を楽しもう!
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