一回り年上の
ダースさんと
外お見合い
(二度目のお見合い)が
成立したプチ初老ころん。
実はころん
この頃もう一人
交際成立した殿方が
いたんだ。
でもどっちかというと
ダースさんの方が
気に入っていた。
もう一人の男性は
初お見合い当時から
何か話がかみ合わなくて
まだダースさんの方が
普通に会話できたからね。
しかし前にも書いた通り
ダースさんにたいして
ちょっと
気になることがあった。
外お見合いの日時を
またまた日曜日の18時に
指定してきたのだ。
ころん確か
初対面お見合い時に
ダースさんの
お休みを確認したと
記憶している。
日曜日の夜18時に
お見合い設定されたことが
腹立たしかったし
今日はお仕事だったんですか？
って聞いてやった気がする。
そしたら
ダースさんは
日曜日は休みって
答えたような気がする。
土曜日を遅くまで
働いてるから
日曜日ゆっくり寝て
夜から活動したいんだと思う。
いくつか外お見合い候補を
出してくれたけど
全部日曜日の18時以降。
この男
ホント
自分の都合しか
言わないよね。
普通一回会って
1時間程度話したぐらいの
関係の人と
いきなり夜会うの
抵抗感があるよね。
そのあたり
気を使ってほしいっす。
しかもさー
外お見合いって
お互い連絡先が分からず
相談所が仲介して会うんだよ。
相談所は
18時までしか営業してないし。
18時に待ち合わせして
会えなかったら
どうやってお互い連絡
取り合うのさ。
以上の理由で
確かわたしは
相談所に
クレームメール送った。
だけどたまたま
日曜日に用ができて
この日の夜だったら
いいかなと思う日があって
提案してみたら
その日に決まったのです。
で
確かその日
ころんは交際中の男性と
デートして
その後にこのお見合いを
ぶちこんだんだと思う。
だからけっこう
疲れていたような
記憶がある。
それがよくなかったのかな。
少し早くお見合い場所について
お手洗い行こうと思ったら
ダースさんらしき人と
すれ違った。
あれ？と思ったけど
向こうは
気がつかなかったみたい。
その日
ダースさんは
スーツではなく
普段着だった。
そのためか
普通の服だと
年相応に
老けたおっさんに見えた。
しかもダースさん
確かそんなに背も高くなく細身。
痩せて貧相なおっさんに見えた。
その後の記憶は
あんまりないけど
待ち合わせに成功して
ダースさんは手頃なお店を
事前にウロウロ探してくれたみたい。
お寿司でも食べましょうかと
和食の店に行った。
京都劇場にある
がんこで食事した。
そのときの写真。
ころんは確か
ビール飲んだ気がするわ。
なのに
ころんが疲れていたからか
何なのか
どうも話が
盛り上がらなかった。
何の話したのか
もう覚えてないけど
確かダースさんは
今の仕事で年収700万円も
もらえるなんて、と
繰り返していたような記憶がある。
それ
最初のお見合い時にも
聞いたし
もうええわって
しつこいわ
って思った記憶がある。
あまりに700万も
もらえるなんてを
繰り返すもんだから
金の話ばっかりで
うざいおっさんだなって
思った記憶がある。
それから芸能人の
だれだれをタクシーに
のせたって話が
延々続いた気がする。
佐々木蔵之介さんを
載せたことがある上
同じ高校の先輩後輩なのだとか。
で
「俺、先輩だよ。」
と言ってみたら
佐々木蔵之介さんは
恐縮して
「はいっ！」と
返事したって
自慢してた気がする。
わたしはこの話
不愉快に感じました。
たかだか
タクシーの運転手がですよ。
自分よりはるかに
ステージの上にいる
客である芸能人に
なれなれしくも
上から目線で
声をかけて
先輩づらするなんて。
佐々木蔵之介は
器が大きいから
下手に出てくれただけだよ。
大物やなぁ。
ころんやったら
すぐクレームつけるで。
家まで謝りに来いって
タクシー会社に
クレームの電話するわ。
そのように
何か盛り上がりに欠ける
外お見合いとなったわけです。
やがて宴もたけなわとなり
お店出ようかと
ダースさんが言ったのかな。
ころんは
その前にお手洗いに立った。
で用をすませ
席に戻ろうとすると
店員さんに
日傘忘れてると
手渡されたような気がする。
日傘忘れるも何も
まだ席に置いてあるだけやしと
変なのと戻ってみたら
すでにダースさんの
姿がなかった。
ええっ？！
置いていかれた！？
続く
※このコンテンツはフィクションです。
登場する人物、団体は実在のものとは一切関係ありません。
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