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結婚相談所でお見合い後、デートした男性がお風呂を勧めてきた ダースさん3 (完結)

婚活レポ

結婚相談所でお見合い後
日を改めて
食事することになった
プチ初老ころんと
一回り年上のダースさん。

 

食事後
ころんがお手洗いから
戻るとダースさんの
姿がない?!

 

ええっ?!

置いていかれた!?

 

と思って
店の外に出ると
会計をすませて
待っていてくれた。

 

それはいいとして
わたしがまだ荷物
置いてるのに
席を終了させるって
ちょっとお気づかいが
アレなんじゃ…。

 

だから店員さんが
忘れものだと思って
ころんに日傘
持ってきてくれたのね。

 


ころんがお金払いますよって
言ったのか言ってないのか
多分おごってくれたと思う。

 

それから途中まで
一緒に帰り道を歩き
お礼をお互い言いあったのか
言いあってないのか…。

 

「今日は
ゆっくり休んで
お風呂でも入って…。」

 

って何度も
言われたような気がする。

 

お風呂入るかどうかなんて
お前に決められたく
ないっつーの。

 

普通清潔な日本人は
毎日入るわ!

 


京都タワーが
見えた当たりでまた

 

「今日は
ゆっくり休んで
お風呂でも入って…。」

 

って言われて

 

「お風呂入ってくるわ。」

って言われて
ダースさんは
京都タワーの方へ
行くようなので
そこで別れた。

 

京都タワーに
銭湯があるから
そこに向かったんだと思う。

 

何だか全く
盛り上がりもしなかった
外お見合いだな
おごってもらえただけ
マシかという感想でした。

 

相談所のルールとしては
翌日にイエスかノーの
お返事をしなくてはならない。

 

ころんとしては
ぜひにというわけでも
断りたいというわけでもなく。

 

ただただ
あんまり楽しくなかった。

 

だけどそれで断ってたら
今までと同じだし
相手の出方に
まかせようと思って
相談所に何の報告も
しなかった。

 

そしたら
翌日返事のルールが
あるにもかかわらず
相談所からも
一週間放置された。

 


ちょうど
一週間後に
相談所から
メールが届いた。

 

「少し自分とは
合わないと思うので
今回はご縁がなかったとの
お返事でした。

 

お時間かかっていましたが、
ころんさんはどうでしたか?」

 

とまあ
お断りされたわけです。

 

お断りされたことに
何の感情もないのだが
わたしはグチりたかったので
相談所にメールを送った。

 

…………………………
ダースさんと食事してきましたが、
お金の話と、
芸能人のだれだれを
タクシーにのせたことがあるという
自慢話ばかりで正直疲れました。

 

佐々木蔵之介さんが高校の後輩で、
タクシーに乗せたことがあるらしく、
先輩だよ、と声をかけたら、
恐縮して「はい、」って言ってたとか。

 

高校が同じなだけで
エラソーに先輩ぶって、
佐々木蔵之介が大人だから
下手に出てくれただけで、
内心はタクシーの運転手と自分が
同じステージにいるなんて
思ってないわと
鼻白んだ気持ちに
なってしまったのが、
伝わってしまった
のかもしれません。

 

佐々木蔵之介さんの
懐の深さに感動して、
逆にファンになりました。

…………………………
とまあ
ころんときたら
お寿司をおごってくれた
殿方にたいして
この感想。

 

もう一人
この相談所で出会った
男性と交際中だったので
結局その人に決めろって
ことかと
断られたことに
特に落ち込むこともない。

 

だが冷静に考えよう。

 

一回りも
12歳も年上の
50を越えた男性に
断られたんだよ。

 

もっとショックを受けて
危機感を持った方が
いいのではないだろうか。

 

もう男性にふられるということに
何の感情も湧かなくなっている。

 

これって
末期症状なんじゃ…。

 

まあ思い入れのある
男性にふられるなら
ショックだろうが
2回会っただけの
男性だもんね。

 

20代の頃は
ふられると
全人格を否定されたような
気になったもんだ。

 

しかし
40代ともなると
まあ
縁がなかったんだろう
わたしとは合わない人だったなと
ふられたことを
前向きに考えて
ショックを受けるということが
少なくなってきた。

 

これを成長ととらえるか。
あきらめととらえるか。

 

Anone(あのね)というドラマの中で
「努力は裏切るけど
あきらめは裏切らない」
というセリフがあったけど
本当にそんな感じ。

 

40歳を越えた女に
希望にあふれた
お見合い話なんて
くるはずもない。

 

だからふられても
否定されても
傷つきもしない。

 

むしろ
元マリッジカウンセラーの
神の視点で
ひとまわり年下の
女性に文句つけてるから
お前は50歳越えても
一度も結婚できないんだよ。

 

でもわたしは
元マリッジカウンセラーの
慈悲深い心で
お前程度で我慢しようと
努力はしてやるけどな。

 

だけどふられたらふられたで
かまいませんよ。

 

どうぞご遠慮なく
お断りしてくださいね。

 

どうぞどうぞ
遠慮なく。

 

とまあ
断られてるのに
いつまでたっても
上から上から。

 

この
世の中の全ての男を
見下した
根拠のない自信は
一体どこからやってくるのか。

 

結婚したいはずなのに
どうしてこんなにも
危機感がないのか。

 

崖っぷちどころか
とっくに崖から落ちて
底辺で
どうやって登ればいいのだろうと
途方に暮れているはずなのに。

 

だけど
危機感があって
必死に婚活したいから
結婚相談所にまで
入ったんだ。

 

わたし
頑張ってるもーんと
自分に言い聞かせてみる。

 

めちゃくちゃ頑張って
自分を奮い立たせ
つまらない自慢話する
一回り上の男性にすら
断らないでいて
やってるではないか。

 

とはいえ
このときは
交際中の男性がいたから
余裕があったのかもしれない。

 

そんなわけで
7人目にお見合いした
殿方との結果でした。

※このコンテンツはフィクションです。
登場する人物、団体は実在のものとは一切関係ありません。

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プチ初老ころんの大阪・関西万博マスターへの道

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