結婚相手を探すサイトエキサイト恋愛結婚で出会って、お互い結婚を前提に付き合うことにして退会したバツ2のロビンさんとゆいさん。
数ヶ月付き合ったところで、ロビンさんは身内が反対するからもう少し結婚を待ってほしいと言い出したという。
そらそーだ。
わたしが身内でも三回目の結婚をするとなるともうちょっと待ったらって言うわ。
一回離婚しただけでも後ろ指差されるような世間。
二回も結婚離婚してるだけでもみっともないのに、この上三回目の結婚も万が一ダメになったなんてことになったら世間のいい笑いもの。
それにまだ小さいお子さんだっているし、養育費だって払わないといけない。
周りの気持ちや事情を考えて、恥の上塗りになることはやめてってわたしが家族でも言うと思うな。
ロビンさんという人は、明らかに一般的な考えの人よりも、結婚や離婚にたいしてのハードルが低すぎる。
慌てて結婚しなくても、今回はじっくり付き合うか、子供が出来たら籍を入れるとかにしたらってアドバイスすると思う。
しかしそれはあくまでロビンさんの個人的事情。
一方でゆいさんにはゆいさんの事情がある。
それは女なら誰でもそうだが子供を安全に産めるという年齢のタイムリミットが一日一日いや一分一秒近づいているのだ。
わたしはいまや適齢期など自分で決める時代だと思ってる。
しかし子供を産むということに関してだけは適齢期というものが存在する。
何とか三十代のうちならまだリスクを最小限におさえて安心な出産子育てができるのではないかと女なら誰でも思うだろう。
女のそういう事情を理解するのは男としての最低限のマナー。
人としての礼儀、少子化社会を担うものとしての義務ではないのか。
だからロビンさんは、本来なら婚活サイトなどに登録するべきではなかったのだ。
結婚する気もない、結婚するには乗り越えないハードルが多いなら、婚活などするべきではなかったのだ。
そこらへんの飲み屋でおねーちゃんを口説くか、ナンパでビッチでもつかまえて遊んでおくべきだった。
この男は明らかにルール違反。
全ての婚活女の敵である。
だが平気で結婚離婚を2回も繰り返す男にころんがこんこんと筋道立てて説教したって無駄な話なのである。
ブタに真珠を与えてやるだけ。
馬の耳に念仏。
猫に小判。
バカにつける薬なし。
さらにロビンさんは、どうしても結婚という形が良いのなら、もう少し遊びたいので週末は自由にさせるという条件を出してきたという。
お前はバツ2で、二人の子どもの養育費をかかえる婚活底辺男のくせに、条件をつけられる立場かよ。
もう少し遊びたいって…、こいつ今年39歳だよ。
来年40歳だよ。
しかもバツ2で子持ち。
もう少し遊びたいなんて十代のコ、ギリギリでも二十代前半のコが言うことでしょーが。
今時草食系の真面目な男の子は、30歳までには落ち着かないとなって考えるのがデフォではないのだろうか。
40歳目前なのに、もう少し遊びたいって…。
何して遊ぶつもりなんだろ?
二回も結婚して、二回も離婚してるんだよ。
もはやその二回の結婚と離婚がお前にとっての壮大なお遊び、周りに迷惑をかけ恥をかかせるママゴト婚だったのではないのか。
なのにまだ遊びたいって…。
つーか別に男の人って結婚しても遊べるじゃん。
女は子供ができちゃうと、かかりきりにならないといけないけどさ。
お金さえそこそこ稼いでくるなら、飲みにもいけるし週末ゴルフだって行けるやん。
結婚しても遊べるやん。
嫁と遊べばいいやん。
分らん…。
結婚したらできなくなる遊びって何?
女遊びしかないよね。
実際このとき新しい女の影を感じたとゆいさんは言う。
すげーな、しかし。
ロビンさんのこのバイタリティー。
一人の女では満足できないというより、新しい女をひっかけるのが趣味というか、そこに何かわたしには分らないような喜びや楽しみがあるのだろうか。
一度膝を突き合わせて、こんこんとその気持ちを聞いてみたいもんだわさ。
こういう男はある一定の割合で存在する。
それがどのぐらいの割合かは分らない。
10人に1人ぐらいはいるのではないかとわたしは踏んでいるのだが実際はもっと多いかもしれないしもっと少ないかもしれない。
似たような男に当たったこともあるし、似たような男の話を聞いたこともある。
寝た女の数が、男の勲章だと思ってるうすっぺらな男たちだ。
女と寝れば、世界を征服したような恍惚感にひたれるやっすい価値観の男どもだ。
ものごとをクオリティではなくボリュームで考えるような頭の悪い下品な男どもだ。
実際にロビンさんは、ゆいさんに1年間で5人もの女性と付き合えるって自慢してたらしい。
バブル姫と一緒だな。
バブル姫もちょうどロビンさんの年齢の頃、同時に何人と付き合えるか競争してたんだって。
不潔な女やで。
もうバブル姫って「姫」をつけるのやめて、バブル乞食って呼んでやろうかしら。
ちなみにバブル姫と同じく、ロビンさんはついつい余計なことをつい言ってしまう人だと言う。
わたしとのメールのやりとりでも、最後の最後に結婚は2回したからもういいとバツ2であることをカミングアウトしてきた。
あんな余計なことを言わなければ、わたしがブログネタにすることもなかった。
こうして悪行をそこそこアクセス数を稼ぐ人気ブロガーによって、ネチネチ公開処刑されることもなかったのに。
あのわたしにたいする2回もの婚暦があることの告白は、何とまあ自慢だったらしいのである。
ゆいさんにそう聞かされるまで全く想像もつかなかったわ。
あれは自慢だったのだ。
2回も結婚した俺ってすごいだろうモテるだろうっていう自慢だったのだ。
びっくりくりくりくりっくり。
このへんもバブル姫と似てるわぁ。
バブル姫は基本自慢話しかしないが、自慢内容がしょぼかったり、常軌を逸しているため、自慢話と気がつかないことがある。
でもドヤ顔で語るので、もしかして今のしょぼい話は自慢話?って何となく気がつく。
そういえば最後のメールでロビンさんが、2回結婚したって綴ってきたときも、ドヤッて雰囲気だったわ。
バツ2というのが衝撃的過ぎて、そこまで気がつかなかった。
日本はまだまだ保守的な国だから、離婚なんて恥だと考える人が多いのにね。
離婚するより一人の女、一つの家族を生涯かけて守り抜く方がよっぽど立派で価値のあることなのにね。
ロビンさんは間違いなく失敗者。
一人の女も幸せにできないどころか、二人もの女を不幸にした恥さらし。
一人の女も守れない甲斐性なしの無様な負け犬だって世間はそう見てるのにね。
まともな人にとって恥であることが、ロビンさんにとっては自慢。
こんなブタ野郎に与える真珠など、わたしは持ち合わせてはいないのである。
つまり価値観が違いすぎるので何を言っても無駄ってことである。
バカの壁ってことである。
一世を風靡したバカの壁、面白いよ~。
例えば池田小学校で起こった無差別殺傷事件の犯人宅間守は、死刑になりたかったと言ったとか言ってないとか。
こういう死刑になりたいって思ってる人は、死の世界に住んでいてわたしたち生の世界に住んでる人とは壁があるんだとさ。
そういう死の世界に住んでる人に、生の世界の価値観常識を押し付けても無駄である、それがバカの壁とかそんなことが書いてあった。
ロビンさんを歴史に名だたる殺人鬼と同列に語るのはさすがにやりすぎだけどさ。
この人別に犯罪者じゃないもんね。
まあ、女性に訴えられたら負けそうだけどね。
とりあえずロビンさんの価値観とわたしの価値観の間には何らかの壁があり、住む世界の常識が違うということです。
ロビンさん、ころん、ゆいさんが生息していたサイトはコチラ。
エキサイト婚活
この話の続きのネタバレは、ころんが数年後、こちらのサイトでもロビンさんを見つけてしまったということです。
ユーブライド
それはまだまだ先の話
続く