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こんなことって本当にある?! 婚活歴3年 ユーブライドで理想の殿方がねぎしょってやってきた!? エイジさん-2

婚活レポ

ユーブライドという婚活サイトで
エイジさんという男性と
メッセージ交換するプチ初老ころん。

歴史や音楽など文化的な話題がはずみ、
エイジさんは
まさかこのサイトで
これほど話の合う方に
出会えるとは思ってませんでしたーと
言いだした。

わたしも同じ気持ちである。

それどころか
しばらくして
プロフィールを非公開にしたと
連絡があったのです。

他の女性からメールをもらうけど
断ることになるので
悪いからというのがその理由らしい。

するてぇっと
あんた、
それはわたしに決めましたってことですね。

当時のわたしは意味が分からなかったが
どうもこのサイトは
プロフィールを選んだ人のみに
公開できる設定があるらしい。

公開範囲を限定できるのは
有料会員のみのサービスで
ころんのように無料会員は
全体に公開か
全体に非公開かの二つの選択しかない。

プロフィールを非公開にするだけではなく
エイジさんのプロフィールから
ほとんどの情報が削除されていた。

なぜ、こういうことをしたのか
今も謎が残る部分である。

そのようにときどき
エイジさんは
こちらの理解しがたい行動をすることが
たまにあった。

そのつかみどころのなさが
いい歳まで独身だった
理由かもしれない。

しかし
おめでたい考えのわたしは
もう、わたしに決めたから
他の女性にアピールする必要がないので
プロフィールを削除したのだなと
前向きに解釈しておいた。

といっても
わたしは当時何人かの男性と
やりとりをしていたため
こういうことをされると
プロフィールでどんな男性だったか
確認できなくなって
メール送るとき不便やし
困るなぁというのが本音。

しかも年収まで未記載になってたし。
年収いくらだったか覚えてないんや。

それはそれとして
わたしという人間について語ってみよう。

わたしは自分の教養や知性を
ひけらかすのが大好き。

もう、知性や教養を
ひけらかす時点で
その人間は
知性的で教養溢れる人物ではない。

知性や教養は
無理に外に出さなくとも
内面の充実さとなって
その人から
品という魅力を
溢れださせるもの

知性や教養をひけらかし
人より優位に立ち
自分の知性をアピールすることで
その人はすでに下品。

それってわたしのこと?

だって豊かな知識と
それに基づく知性を
売りださないと
無駄に初老になった意味
見出せませんやん。

と賢こぶってみても
知ったかして
あれこれ口だけ出す
かしましい女が
わたしの実像である。

わたしはたまに
頭が良いと
評されることがある。

かと思えば
天然って言われることもある。

天然って
要はバカってことだよね。

このように
賢こなのかバカなのか
よく分からない二面性が
わたしという人間を
ややこしくしている。

というよりも
わたしを賢いと判断するか
バカと判断するかの問題は
どうも判断する側の
プライオリティのような気が
最近はしてきたのである。

そりゃあ
わたしは作家目指してるんだから
読書もするし
言葉に関しては豊かな方だろう。

わたしは自分の経験から
読書すると記憶力が
鍛えられるような気がする。

だから記憶力もいい。

その人の知性を判断する材料としては
たいてい会話から入ると思うの。

それなりにコミュ力があって
言葉が豊かで記憶力があれば
一見賢く見えるわな。

でも逆にわたしは
理数が苦手。

暗算ができないし
空間をとらえることも不得手。
つまり方向音痴ってこと。

だから車の運転ができないの。

免許は持ってるけどね。

今車を運転すると
確実に人を殺す自信があるので
控えたいと思います。

だから
わたしに数字や車の運転を求める人からしたら
わたしはバカに見えるわな。

このように
人間誰でも得意不得意がありますので
いかに得意分野を打ち出していくかが
賢く見せるポイントかと思われます。

そういう意味では
メールという
文章を生かした
アピールは
わたしに向いている婚活かもしれないね。

いやいや
逆に言葉が過ぎて
嫌われたりするけどね。

自分語りは
このぐらいにして
エイジさんですよ。

どういうタイプが
好きですか、
僕は一緒にいて楽な人ですという
メールをよこしたのです。

まあ、
わたしもそうだね。

気の合う人がいいなって思うけど
それは一緒にいて
しんどくない人、
いらいらしない人、
ってことは
一緒にいて楽な人を
望んでるんだろうね。

理想をいえば
わたしが朝、
好きなだけ寝てても
許してくれて
いびきかいても
おなら、ぷーっとしても
受け入れてくれる人ならラクだわな。

そういう相手は
ラクというよりも
見下して
空気か動物と同じぐらいに思ってるから
おならぷーっとしても平気なんだわな。

とはいえ、
実は理想と嗜好は別物なのである。

理想が気の合う人なんだけど
わたしの嗜好としては
尊敬できる殿方を
強く望んでしまう傾向がある。

でも尊敬できる人と
暮らしたならば
自分もそうなるように
努力しなければならないので
息苦しいと思うの。

だから多少見下せる
おならプーとできる男性にしとけと
自分に言い聞かせてみるのです。

とはいえ
嗜好とは生まれつきのものなのか
長年培われてきたものなのか
なかなか変えられるものでもない。

やはり尊敬できる男性を
最後には求めてしまい
おならプーな男性を
ふってしまうということを
初老になるまで
繰り返しておるのです。

その点
えいじさんは
わたしと同じようなものに興味を持ち
わたしと同じぐらいの知識がある。

ここはひとつ
かっこつけて
お互い文学芸術にたしなみの深い
文化的な人間ということにしておこうか。

エイジさんは
似た感性を持ちなおかつ
尊敬できそうであり
さらに、お互い気が楽な人、
つまり気が合いそうな人を求めている。

 

お互いぴったりと理想が合いそうな
わたしが待ちわびた殿方かもしれないのである。

こんなことって本当にあるの?!

エキサイト恋愛結婚で2年婚活。
さらに結婚相談所で1年。

まさに鴨が葱を背負ってくる!!

続く

 

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