ベリーダンスのみどころの一つには、あの女性性をこれでもかと強調した、ちょっぴり露出多めのキラキラの衣装がありますね。
もはや、ベリーダンスは衣装で魅せる出落ちであるといっても過言ではありません。
登場したその瞬間、セクシーで華やかな衣装で観客を釘づけにし、その空間を支配するのです。
わたしも当初習い始めたときは、こんな初老のおばちゃんがあんな露出の多い衣装を着ることなどなかろうと思ってたんです。
だけどある発表会に無料でご招待されて出てみたところ、たくさんの女性たちの色とりどりの衣装がとても素敵で、自分で選んだ自分だけの衣装がほしい!って思いました。
ちなみに初めての発表会は、先生のおさがりの衣装で踊りました。
三回目の発表会をむかえるにあたって、自分で選んだ衣装を購入することに決めました。
今回は、その衣装選びをレポートします。
ベリーダンスの衣装の選び方
基本はオリエンタルスタイル
ベリーダンスは踊る曲によって衣装が変わりますから、まずは習っている先生に聞いてみましょう。
正装である衣装は、オリエンタルスタイルと呼ばれる、ブラジャーとスカートに分かれていておなかを出す衣装です。
このオリエンタルスタイルの衣装があれば、だいたいどの踊りにも使えます。
ベリーダンスの基本は、ソロで踊りますから自分の好きなオリエンタルスタイルの衣装を選べばOK。
衣装も個性ですし、自由さもまたベリーダンスの持ち味ですから、自分の好みでより自分らしい衣装を選んだ方が楽しいです。
踊る曲にあわせる
ベリーダンスの王道は、エジプシャンとターキッシュのオリエンタルスタイルです。
ターキッシュの方が、エジプシャンより露出が多くなります。
ただ日本だとターキッシュとエジプシャンの衣装の違いを、明確に意識して選び分けてる人は多くはないでしょう。
そもそも入手ルートが少ないですからね。
オリエンタルスタイルの衣装は、ターキッシュもエジプシャンも両方使えるぐらいの感覚でも問題ないです。
衣装は曲に合わせますので、オリエンタルではない、ジプシー(ロマ)スタイル、トライバルスタイル、フュージョン・スタイルは、また違った衣装を身に着けます。
これらのスタイルはあまり売られていないので、オーダーメイドで作ることになります。
ベリーダンスのスタイルについては、こちらのブログに詳しく書いてます。
動画にある衣装が、そのスタイルのイメージですね。
体に合った踊りやすい衣装を
ベリーダンスの、特にオリエンタルスタイルの衣装は、お姫様のドレスのようにスカートのすそが長くて素敵ですよね。
でも美しさだけで選んでしまうと、スカートのすそを踏んずけて踊りにくいなんてこともしばしば。
わたしも購入したエジプト製の衣装が、スカートのすそが長すぎて踏んづけてしまい、泣く泣く切ることにしました。
それからベリーダンスの衣装のブラジャーは、胸を大きく盛って谷間を出すのはいいけど、胸が揺れないようにしっかり固めるのがセオリー。
胸が揺れると下品だからなのですって。
でもおなかの肉は揺らしてもいいんですよ。
基準がよく分からんな。
きちんとした衣装やさんで購入すれば、だいたいしっかりしたブラジャーで、胸を固めるような作りになってます。
ですからベリーダンスの衣装は、絶対に試着してから購入した方がいい!というのがわたしの持論。
わたしの衣装選びのポイント
濃い色で引き締め効果をねらう
何度もこのブログに綴っていることですが、わたしはおデブちゃん。
少しでもデブ隠しの衣装を身に着けたいというのが、初老の乙女心。
痩せて見えるのは、濃い色の衣装ですね。
白や淡いピンクは膨張色なので、ふくらんでみえる、これよくない。
おすすめは黒だけど、モノクロカラーは少し華やかさに欠ける。
できれば赤い衣装がいいな~と思って、衣装を選びました。
露出の少なめ
繰り返し繰り返しになるのですが、とにかくわたしはデブいんです。
だからなるべく露出も避けたい。
ですから衣装選びの重要なポイントは、露出少なめ。
おなかを出すことにも抵抗があったのですが、ぴったりとしたワンピースは逆におなかのふくらみを強調します。
ですから、思い切っておなか出した方が、実はすっきり見えるんです。
最初の発表会のときに、先生の衣装をいくつか試着させてもらって、おなか出した方が案外痩せてみえるということに気がついたのです。
とはいえ、できるだけ大きめのブラジャーなどを選んで、露出を少なくしたい初老のデブ心なんです。
エレガントなデザイン
わたしの父親、実は難民なんです。
わたしは難民の娘なので、育ちが悪く下品なんですよ。
だから上品なものに憧れます。
今回わたしがベリーダンスの衣装に求めたデザインは、エレガントで品があること。
ただでさえ、露出の多いベリーダンスの衣装は、下品になりやすいのが玉に瑕。
アニマル柄などは、品がなくてあんまり好きじゃない。
例えばレースやフリルがたくさん使われていたり、スパンコールや宝石のようなキラキラがたくさんついたお姫様のような衣装。
だいたいわたしがいいな、素敵だなと思った衣装はエレガントなデザインですね。
だから直感にしたがって衣装を選べば大丈夫。
必ず試着してから買う
わたしは太っていて、体型のバランスとして胸が大き過ぎるといういびつなスタイルなので、ユニクロですら絶対試着しないと洋服は買いません。
だけどベリーダンスの衣装って、試着して購入できる店舗が本当にわずか。
幸いなことに、わたしは京都というそれなりの都市圏に住んでおります。
というわけで、隣国大阪にある「日本最大級のベリーダンスコスチューム専門店4M」というお店でたくさん試着してきた衣装を次のページで紹介しますね。
さあ、ころんは理想の衣装を購入することができるのでしょうか。
コメント