バブル世代は超売り手市場で
企業に請われて入社できました。
さらに年功序列で
さほど仕事ができなくても
順調に出世できました。
要は苦労知らずなので
自分に甘い傾向が
あるのではないでしょうか。
そしてまた
会社にちやほやされたため
自分は特別であるという
気持ちも強いものです。
自分は特別だから
許される、
でも平凡な人たちには
許されない。
そういう気持ちが強いと
自分に甘く
他人に
厳しくなってしまいますよね。
特別扱いを受けて
美味しい思いをしたら
ずっとその特別扱いが
続くように願うものです。
自分が特別でい続けるためには
相手をおとしめて
マウンティングをするのが
手っ取り早い方法。
だからバブルの夢が
忘れられない人たちは
自分に甘く人に厳しいのです。
……………………………………………………
ある日の昼休み
ころんはテーブルに
置かれている
ティッシュを一枚とった。
数秒後か
数分後か
バブル姫
(50歳・独身・バブルの負の遺産)が
「ころんが
最後の一枚や…。」
って
ボソッとつぶやいた。
わたしは意味が
分からなかったのだが
最後の一枚のティッシュを
使ったってことらしい。
そりゃー
最後の一枚を使った人が
新しいティッシュをとってくる。
それがマナーですわな。
すると一緒にお昼を
食べていた
ローラ似なので
ローラさんと名付けよう。
ローラさんが
歯みがき行くついでに
新しいティッシュボックスを
とってきてくれると言う。
お言葉に甘えまして
わたしはカラになった
ティシュボックスを
そのままゴミ箱に入れた。
それを見逃さず
姫が口を出した。
「あんたはもう
箱をつぶさずに捨てて!」
何だか面倒なことを
言い出したな、おい。
と思ったわたしは
「箱をつぶして
捨てるなんて
知らなかった。」
って
すっとぼけてやった。
すると姫は
私達は皆
入社当時に
必ず箱でも何でも
つぶして捨てるように
教育を受けてるって
やいのやいの
言い出した。
「へー
そんなの知らなかった。
じゃあ後輩さんも
そういう教育を
受けたんですか?」
って
かつて大阪支社で
バブル姫と一緒に働いており
今も同じ営業所に
配属された
姫の後輩さんににふってみた。
後輩さんは何も言わず
苦笑いだった。
多分そんな教育
受けとらんな。
ちなみに後輩さんは
わたしより少ーし年上で
ギリギリバブル世代になるのかなぁ?
バブル姫のことを
先輩、と呼んでる。
で、
なぜか最近わたしのことも
ころん先輩と呼ぶ。
バブル姫に
物申せすのが
わたしだけなので
面白がって
そう呼んでるのかなぁ?
後輩さんは
昼休みにいつも
わたしがバブル姫に
つっこみを入れるのを
楽しみにしているからね。
お昼休みの後、
たまたま後輩さんと
わたしと材料課の
女の子ザイさんと三人で
会議室で仕事をする
機会があった。
で
ティッシュの箱を
つぶすという教育の
話になった。
すると材料課の女の子が
バブル姫ももともと
ティッシュボックスを
つぶさずに捨てていたはずだと
言い出した。
入社して3年程度の
材料課の女の子が
ある時
からのティッシュボックスを
つぶして捨てているのを見た
バブル姫は
「そうやって
ちゃんとつぶして
捨てるんだ~。」
と感心していたらしい。
せっかく
かっこつけて
教育について
熱く語ったバブル姫。
それが真っ赤なウソ
作り話だってことが
わずか数時間で
ばれてしまいましたね。
バブル姫
どんだけマヌケなんだよ。
どんだけ皆に
嫌われてるんだ。
材料課の女の子は
割と性格のいいこなんだけど
さすがに近頃
バブル姫のつまらない話を
聞かされるのが
苦痛になってきたと
嘆いている。
他の部署の人では
バブル姫がいるときは
絶対一緒にお昼休憩を
取らないって決めた人までいる。
だけど
わたしはバブル姫との
お昼休みが楽しみ。
今日はどんな
マヌケ発言が
聞けるんだろうなってね。
絶対に一日一回は
とんちんかんなことを言うもん。
おかげでブログネタには
困らないし
毎日更新できるようになったわ。
もっと踊れよ。
最高の勘違いダンサー。
あんたのお粗末な
マヌケダンスを
世界に発信してあげるからさ。
職場の人にも
このブログ
読ませたいけど
ころんの性格の悪さが
ばれるから秘密―。
もうとっくにばれてるか。
テヘペロ。
何かアメーバブログの方が
更新してないのに
異常にアクセス数上がってる。
誰かにとうとう
見つけられたのか!?
このブログが職場の人に
見つかったら
その日に会社
退職しまーす。
そしたらバブル姫シリーズも
志半ばで完結してしましますね…。
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