結婚をほのめかす
りょうさんが、ひとまわりも年上のグリーソンさんに、「グリーソンさんが60歳になっても独身だったら結婚してあげる。」と繰り返す話はすでにこちらでしています。
結婚できない女が結婚できない女であることを証明するイタい言動集
わたしはずっと、りょうさんがグリーソンさんに気があるから、結婚の話を持ち出すのかと思ってましたが、逆ですね。
りょうさんは、グリーソンさんが自分に気があると思っている。
そして、結婚をチラつかせてまるで恋愛対象に入っているかのような思わせぶりな態度で男性を引き付けて、自分のファンにしたいだけでした。
わたしは好きな男性に好かれれば十分という考えなので、こういう複数の男性にちやほやされてファンを作りたいって女性心理が分かりませんでした。
だけど世の中には、男性にモテることで自分の価値が決まると思い込んでいる愚かな女性がいるということに気がつき、やっとりょうさんの本心にたどり着くことができました。
男性って女性よりはるかに、異性に好かれるとうれしい生き物みたいです。
それは男性は数を打つことで、自分の種をばらまきたくさんの子孫を残したいという生物的本能にもよるようですよ。
女性は一度妊娠してしまうと、10か月近くおなかの中の赤ちゃんを守るのに必死で、複数の男性に粉をまく必要がなくなりますからね。
結婚をチラつかせるということは、あなたの子供を産んであげてもいいよ、というメスアピール。
それが自分より若くてかわいい女なら、男性としたらファンにならずにはいられない。
そこまでして自分のファンを必死で作って、何の自己顕示欲が満たされるのやら。
やたら男性に抱き着いたりハグしたりする
りょうさんは下戸のくせに、つまり酔ってもいないのに宴会で男性に抱きつきます。
抱きつく男性は、なぜか独身ではなく既婚者であることが多いですね。
独身男性に抱き着くと生々し過ぎるし、本気ととられるかもしれない、彼女なりの配慮なのか防衛本能なのか。
また70歳近くの独身嘱託社員のじ-さんが退職するときに、ハグしていました。
わたしは驚きとともに感心いたしました。
70歳近いもう間もなく消えゆくじーさんにすら、好かれたいというりょうさんのいじましい気持ちを思うと尊敬するやら軽蔑するやら。
尊敬と軽蔑は全くベクトルが違うようで、実は似ています。
両者とも、自分にできないことをする人間に向けられるものだからです。
さらに株式上場マンモス企業であるうちの会社は、バブル崩壊後も少しバブルの名残が残っていました。
宴会でなんと!チークダンスを踊らされていたというのです。
チークダンスは説明するまでもなく、チーク(頬)を寄せて男女で体をぴったりとつけて踊るダンスです。
上記の画像のようなダンスですね。
当然、女性社員はチークダンスを踊ることをいやがり、今でいうと間違いなくセクハラ案件で通るわけなんですが、りょうさんだけはノリノリで踊っていたと聞きます。
サービス精神旺盛過ぎですね。
おそらく、男性に喜んでもらえることで自分はモテてる!自分には価値がある!と思いこめる性分だと考えられます。
それ、風俗嬢落ちの思考ですから!
男性に胸をひっつける
これはりょうさんではなく、ゆりこさんが使うテクニックです。
ころんの恋するお相手「グリーソンさん押し!」と言ってはばからないゆりこさん。
だけどころんの目からは、ゆりこさんはグリーソンさん押しといいながら、実は職場の別の男性にアプローチしているように見えたんです。
その男性は、ゆりこさんより6歳年上の専門職で、目が大きくて北村匠海似。
もちろん、北村匠海ほど男前ではありません。
ひとまず彼を北村くんと名付けますね。
ゆりこさんはお昼休みもいつも北村くんの隣の席をしっかりキープ。
さらにゆりこさんはたばこをも吸わないくせに、喫煙室でたばこを吸う北村くんにべったり付きまとっています。
わたしはこの行動から、そうか、たばこを吸う殿方に秘密の話があるときは、こっそり喫煙室に押しかければいいんだということを、20歳も年下のあざと女子ゆりこさんから学んだわけです。
またゆりこさんは、
「北村さんの爪のあかを煎じて飲みたいです~。」
などと、歯の浮くようなセリフを平気でいうんです。
で、あるときわたしは、数々の男性に好意をふりまくゆりこさんの珍行動について語りたいと思って、北村さんを飲みに誘ってみました。
するとやはり北村さんはゆりこさんから猛アプローチを受けていたと言います。
北村さんは何度もゆりこさんに、胸をひっつけられたと語っていました。
あるとき北村さんが椅子に座っていたら、ゆりこさんはその隣でぺたんと床に座って、北村さんのひざに胸をのせてきたのですって。
飲み会の後、タクシー代もったいないからうちに泊まればと、北村さんをゆりこさん家に泊めたこともあると言います。
一緒のベッドに寝たけど、用心した北村さんは何もしなかったそうです。
見た目は清楚系あざと女子のゆりこさん、本当にあざといどころか、とんだビッチだったってわけ!
あらゆるところであらゆる男性に媚びを売りまくるゆりこさんは、ファンを作りたくて必死な女認定です。
ゆりこさんの本命が誰かは分からないが、多分、グリーソンさんじゃないような気がするんですよね。
グリーソンさんはゆりこさんにとって隠れ蓑の咬ませ犬。
ということに気がついてから、ころんは落ち着きを取り戻し、
そうだよな~、ゆりこさんみたいな清楚系あざと女子が、いくら何でも30歳も年上のバツイチおじさんが本命なわけないよな~、とほっと一息ついたというわけです。
ボディラインの出る服を着る
体にぴったりとした服を着て、女性特有のボディラインを強調して男性の目を引き付ける。
これは男性ファンを作りたくて必死なバブル姫とりょうさんに共通する特徴です。
バブル姫はその名の通り、バブル時代を思わせるボディコンシャスな体にぴったりとしたワンピースをよく着ています。
それもおそらく自分が一番輝いていたバブル時代の洋服をいまだに着用しているもんだから、背中のお肉がはみだしそうになっているのが悲しいですね。
着古した洋服は流行からとっくに外れており、体は衰えている。
男性ファンを作りたくて必死な様子と、老化に必死で逆らっている様子が、必死の必死で必死の必死トリプルアクセルです。
りょうさんはバブル姫とは逆に、ボーイッシュなパンツスーツ姿が多いです。
だけど童顔巨乳のりょうさんは、スーツの下にボディラインがぴったりとしたニットを着ることが多いですね。
大きな胸の形がはっきりと分かります。
意図的にやってるんだろうかと男性陣の中でもっぱらのウワサ。
首が短くて胸が大きいわたしは絶対に着ないけど、ぴったりとしたタートルネックって、露出は全くないのに、女性のボディラインをありありと強調するような気がしませんか。
そのようなイメージ画像を選んでみました。
男性と女性はまず、体の作りから違うわけです。
肉体的な性差を考慮に入れず、ジェンダーレスを叫んだところで、実現は不可能。
バブル姫やりょうさんのように、女性ならではのボディラインを使って、男性ファンを作りたくて必死な女もいるんですからね。
男性ファンを作りたいなら、まずはファッションから工夫してみてはいかがでしょうか。
自己主張が強い
ファンを作りたくて必死な女性は、自分をアピールするのに必死で自己主張が強いですね。
主張しないと好きになってもらえないとでも思っているのでしょうか。
男性ファンを作りたくて必死な女性は、要はモテると思い込みたい、モテている状態を作りたいので、モテモテアピールを使って自己主張しがち。
バブル姫もりょうさんも、人が話しているときに、その話をさえぎってまでモテモテアピールしてきますからね。
それ、人の話をさえぎってまで今しゃべらないといけないこと?
人の話を途中で遮るのは下品ですよ!
人の話を最後まで聞くのが社会人のエチケットです!!
って、言ってやりたい、あ~言ってやりたい。
そのうち絶対言ってやる!
お酒の席なら余裕で言える!
人の話をさえぎって自己主張するのはバブル姫とりょうさんに共通する特徴で、清楚系あざと女子のゆりこさんは一見おとなしいですね。
ゆりこさんはいつもフニャフニャしながら男性に媚びを売ってます。
どちらかというと自信なさげ、儚げに見せかけて、「そんなことないよ。」と言ってもらうのを待っている様子です。
りょうさんの自己主張の一つの例としては
「アタシは自分から告白するタイプ。」と、誰も聞いていないのに昼休みに自分の恋愛傾向について語りだしたました。
わたしは心の中で爆笑していました。
爆笑した理由は二つあります。
その一つは、10年以上も彼氏がいない人が語る恋愛論など取るにならない主張であるという爆笑。
もう一つは、ちょうど「ワタシってサバサバしてるから」というドラマの中で、栗山千明演じる早乙女京子という自称サバサバ女が、同じことを語っていたからです。
男性ファンを作りたくて必死なりょうさんは、ご存じの通り、悪い方の女子力が高いネチネチドロドロ女なのですが、自分では男勝りのさばさばした性格って思い込んでいます。
そういう自称サバサバ女は、自分から男性に告白する方がよりサバサバであるという定義でもあるのだろうかと思うと、心の中で爆笑してしまいました。
「ワタシってサバサバしてるから」というドラマのヒロイン、職場でバブル姫やりょうさんに似ていると、かっこうのネタです。
ああいう女性って、ある一定の割合でどこの職場にでも生息するんですね!
りょうさんが鼻息荒く語る「アタシは自分から告白するタイプ。」については、一般的な恋愛論では、男性から告白させるべきというセオリーが根強いですね。
わたしも男性から告白させた方が女性が有利に立てるし、結果うまくいくと思っています。
りょうさんは、
「アタシは負け戦はしない。だいたいお互い好きって分かるんだから、早く言って早く付き合った方がいいやん。」
得意げに語ります。
ですが男性は女性より異性に求めるハードルが低いと聞きます。
特定の彼女がいないのであれば、よほど嫌いな女性でない限り、女性から告白すればたいていの男性は承諾するとも言われてます。
むしろ勇気を出して告白した女性を、これといった理由もないのに断るなんて、男性として思いやりや配慮が足りない、デリカシーに欠けるという風潮すら感じます。。。
女性から告白して恋が成就したから自分はモテるタイプだというのは、ちょっと説得力が弱いかな…。
わたしは男性から告白されて初めてモテる認定を差し上げます。
へへっ、ごめんね、りょうさん。
髪型変えたアピールがしつこい
りょうさんがする自己主張の一つの例として、自分の今までの髪型の歴史を語ることがあげられます。
入社当時はずっとショートだったとか、
ボブが一番よくするとか、
アタシが一瞬ロングヘアにしていた時代、あなたこの会社にいた?アタシのロング時代知ってる?
とか…。
同僚のダイアナちゃんのくせ毛が素敵だから、ダイアナ風パーマを当ててみた、わたしはダイアナだーとか…。
同僚ダイアナちゃんは50歳過ぎのおばさんですが、そのおばさんすら自分のアピールに使う。
りょうさんは髪型の歴史だけで、5時間ぐらいしゃべり続けることができるんじゃない?
例をあげればキリがないのですが、誰か、40歳越えたオバサンの髪型など露ほどの興味もないって言ってあげてよ!
バブル姫もりょうさんも髪型変えたら気がついてほしいタイプみたいで、すっごく髪型変えたアピールしてくるんですよね。
わたしは聞かれない限り髪型変えたなんて言わない。
髪というのは、一つの女性性の象徴なんです。
平安時代は髪が美しいことは美人の条件でしたし、わたしが習っているベリーダンスも基本髪をのばして女性をアピールします。
だから髪型をアピールする女性は、女性という認識が強い、つまり女性として男性にちやほやされたい、男性ファンを作りたい気持ちが人一倍強いのでしょう。
誕生日アピールがうざい
りょうさんもバブル姫も、誕生日アピールがものすごいです。
バブル姫はまず、皆が見るカレンダーに自分の誕生日を書きます。
で、一か月以上前から、自分の誕生日をアピールします。
りょうさんは少し狡猾で、自分の誕生日と近い同僚が何人かいるんですね。
その同僚の誕生日を祝うふりして、自分の誕生日が近いことを何日も前からアピールしてきます。
当日は、「今この時間に生まれた。」とアピールしてくるんですね。
あー、ウザッ!!
40歳越えたおばさんの誕生日など誰も興味ないと何度言えば…。
40歳越えたら誕生日なしって日本の法律で決めてくれないかな。
そしたら皆40歳でときがとまる。
ころんは自称永遠の40歳ですが、名実とともに永遠の40歳を手に入れられるわけです。
さらにりょうさんの立派なところは、職場の同僚全員の誕生日を覚えていて、逐一
「今日はダイアナちゃんの誕生日。」って教えてくれるんです。
ウザッ。
知ってしまったからにはわたし、50歳過ぎたオバチャンのダイアナちゃんに、「誕生日おめでとう。」って言ってあげないといけないの?
ダイアナちゃんもそれほど誕生日祝ってほしいとも思ってないのではないでしょうか。
ちなみにわたしときたら、誕生日が祝日なんで、かわいそうに職場の誰にも祝ってもらえないんです。
でもいちいち、「今日はころんさんの誕生日だよ。」と言いふらされることを考えたら、100倍マシです。
だって誕生日祝われたら、年齢教えないといけないやんね。
年齢言ったら、あまりのころんの若々しさに驚かれるから、言わないようにしてるんだ。
むしろこんなことになるなら、祝日が誕生日で、ホントに、よかったー!!!
と家で妹にグダグダ言ってたら
「おねーちゃん、勝ち誇ったみたいな顔をして」
と笑われたわ。
りょうさんがみんなの誕生日を覚えているのは、当然、自分の誕生日を覚えていてほしいからなんですね。
誕生日を皆から祝ってもらえるアテクシ→すなわち人気者、モテモテのアテクシ→すなわちファンの多いアテクシ
という、りょうさんの頭の中だけの妄想ストーリーの出来上がりです。
まとめ モテることと愛されること
男性ファンを作りたくて必死な女ってホントウザいですね~。
たとえいっとき、若さと女を使って、殿方に喜んでもらえてちやほやされてモテたとしても、それは本当に愛されていることとは違います。
モテるということと愛されるということは、似ているようで全く違うんです。
りょうさんもバブル姫も、確かにルックスがいいしモテてはきただろうけど、一度も愛されたことはないんじゃないでしょうか。
モテる=さかられている=やりたいだけ
という方程式に早く気がつくとよいですね。
束の間の若い間、既婚の男たちをファンにしたとて、その男たちはあんたの人生に責任を取ってくれるわけではありませんよ。
男が全人生をかけて、一緒にいたいと思ってくれることが本当に愛されているってことではないのかしら。
しかし男ってのも無責任なものですね。
若くてかわいいからってちやほやして、その女が勘違いして爆走して、売り時を間違えてしまうことに誰も責任を取らない。
あっという間に時間は過ぎて、若い頃モテたんだから、既婚男性には今もモテてるんだから、まだまだいけるはずと思い込んでいる立派な売れ残り女の出来上がり!
勘違い売れ残り女は男が作るのでしょう。
それでもたいていの女は、ある時、男の視線が自分ではなく、より若い女に注がれていくようになったことに気がづき、目覚め始めます。
ここで気がつけない女は、よっぽどのバカか、ガラコパス的な奇跡で、男性が多く女性の少ない環境で養殖されたためでしょう。
ちなみにわたしは以前、R企業という理系の会社に30代後半で就職したが、高齢の男性が多かったため、アラフォーでもそれなりにちやほやされていました。
わたしはそれまで女子大育ち、女性の多い職場でしか働いたことがなかったので、あまり殿方にちやほやされる経験がありませんでした。
30代後半で中途採用で入った会社で初めてちやほやされて、こんなことなら大学のとき理系を選んで、その中からいい男を見つけるべきだったと気がついたとしても、もはや手遅れ。
ま、ころんに理系大学に受かるだけの頭の良さがあったかどうかはまた別の話です。
そんなわけで、世間から見れば売れ残り、でもアテクシまだまだいけるはず!と思っている二大勘違い女、りょうさんとバブル姫。
りょうさんは養殖、バブル姫は天然です。
女をブリブリ使いながら、男性に囲まれてお姫様扱いしてほしい、悪い方の女子力が高すぎるりょうさん。
なのに自分では、さばさばした男勝りの性格って思ってるんだから、認知のゆがみがひどすぎる!
前述した「わたしってサバサバしてるから」てドラマのあのヒロイン、りょうさんそっくり!
体系も、顔は美人だけど背が低くてちょいポチャなのも同じ。
で、歩き方が似てるのが一番笑える。
自分に自信のある人ってあういう歩き方になるのかな。
というわけで、りょうさんはグリーソンさんを自分のファンにするために、「60歳まで結婚できなかったら、アテクシが結婚してあげる。」なんて好意をふりまいておると気がついたころん。
りょうさんがおそらくグリーソンさんのことは全く異性として相手にしていない、自分のまんせー要員に過ぎないことが分かって、ライバル候補としては外れたのでした。
しかしころんの想い人であるグリーソンさんを、自分のファン要員として軽く扱っているのは、気に障る行為ではあります。
そのようなころんのどす黒い気持ちも、グリーソンさんと結婚してしまえば、余裕ができてやがておさまるでしょう。
りょうさんそっくりのヒロイン、自称サバサバだけどガサツで下品なだけ、が大活躍する漫画版です。
漫画版よりドラマ版の方がオススメ。
漫画はヒロインがブサイクだけど、ドラマの丸山礼演じるヒロインは、こぎれいで下品になりすぎずちょうどいい感じ。
漫画はコチラから。
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