わたしがヤリモクの男とブログで公開処刑してしまったロビンさんと結婚を前提として付き合うことになったと、ひょんなご縁から知り合ったゆいさんに聞かされたプチお嬢ころん。
二人はめでたくエキサイトを成婚退会。
ゆいさんは早ければ年内にも結婚予定、また何か進展があればご報告いたしますと語っていらっしゃいました。
それからゆいさんから連絡が途絶えました。
便りがないのは良い便り。
きっと二人は新しい恋愛に忙しく、結婚の準備に忙しく、わたしにかまうヒマなどないのだろう。
そして同じサイトで婚活していたゆいさんだが、結婚が決まった以上婚活ブログなど読む必要もない。
今後新しい世界、新しい価値観、新しい嗜好が増えてゆき、そのうちわたしのことなど思い出さなくなるでしょう。
それは結婚した友人と疎遠になるのと同じでしょう。
結婚したというか、子供ができたらやっぱり疎遠になっちゃうよね。
子育てで忙しいらしいからさ。
昼間なら会えるとか言われるけど、わたしは昼間は仕事じゃー。
それに独身者と既婚者って、価値観や考え方も違ってくるし、別のステージで生活することになっちゃうもんね。
そんなある日のことです。
久しぶりにゆいさんからメールが届いた。
それはロビンさんと別れるという内容のものだった。
だいたいこんな内容だったと思う。
結婚前提というから付き合ったのに、なかなか話が進まず周りが反対するからもう少し待ってほしいと言われた。
しかも結婚するならもう少し遊びたいから、土日は自由な時間にさせてほしいと言い出した。
さらにどうも新しい女の影がある。
基本マメですぐメールの返事をくれるロビンさんなのに、夜数時間メールが来ないことがある。
一体その時間何してるんだ。
占い的なものに見てもらったら、やはり女がいると言い当てたれた。
そしてロビンさんは血の病気になる可能性があると言われた。
女遊びが激しいから、多分エイズにでもなるのでしょう。
女の子の子供もいるのというのに落ち着きがなさ過ぎる。
こんな理性が効かない人には見切りをつけて、昔の彼とヨリを戻して結婚することにした。
とまあゆいさんからはこのような内容が綴られていたのです。
こうなってみると、こうなるような予感もあったが、とりあえずわたしがブログでロビンさんのことを「ヤリモクの男」と書いたことは間違ってなかったんだね。
わたし、間違ってなかった、間違ってなかったよ、お父さん。
わたしは正しい行いを、自分の信念に従って行いました!
誹謗中傷なんてしてません!
やはりロビンさんは病気。
いや、病気なら治療できる。
不治の病か、障害だわな。
そいでゆいさんにもそのようにお返事しておいた。
ゆいさんはこのような男性がいることを、皆に知ってほしいのでぜひブログに書いていただきたいとおっしゃいました。
それならば書かしていただこう、まかせなさいってなもんですよ。
良いネタをいただいて感謝いたします。
一応、ご自身で書かれたら?とは言ってみた。
だけどわたしみたいにネタがたくさんあるわけじゃないから無理なんだって。
わたしはネタというか、浅く広くというか、ゆいさんは狭く深くというか。
しかしわたしはロビンさんってちょっとアレだなと思う一方で、ゆいさんにももう新しい男がいるんだーとちょっと驚いてしまったのです。
わたしはこれでけっこう一途で、好きな人がいたらその人しか見えなくなるからさ。
他の男なんてゴミにしか見えなくなるからさ。
ロビンさんとお互い様の面もあるんじゃないの。
とは言えアラフォー女にとっては、まだ子供が産めるかもしれないというギリギリの年齢。
そういう状況では、こういう風に同時進行というか、イヤな言い方をしたら常にキープを持っておくのもいたしかたないのかもしれません。
わたしも30歳を過ぎた頃から、二股をかける女性の気持ちが分かるようになった。
40歳過ぎたら、五股かけててても不安で仕方ないで!
やっぱりね、一つに絞るとその一つを失ったときの絶望感、喪失感がハンパないもんね。
常に二つ三つ持っておくことにした方がいいのかもね。
一人にのめりこまない方が、自分に余裕ができて案外モテたりする。
そして一人に決めたら、これが縁、これがタイミング、これが運命だと強く心に決めて、それを貫き通すのが大人の婚活。
ロビンさん、ころん、ゆいさんが生息していたサイトはコチラ。
エキサイト婚活
この話の続きのネタバレは、ころんが数年後、こちらのサイトでもロビンさんを見つけてしまったということです。
ユーブライド
それはまだまだ先の話
続く