エキサイト恋愛結婚で数回メールしただけで、ころんにヤリモク認定されてしまったロビンさん。
実際その通りの男だった。
ころんやその他のたいていの女たちにとっては、理解しがたい性癖の持ち主だった。
ロビンさんの彼女ゆいさんによると、まあ女遊びがやめられない理性のきかない人なんだそう。
こういう男にありがちな傾向として、体の関係になるのが一つのゴール。
そこから先はあまり考えてなくて、関係を持った女性がいらないなと思ったら、わざと嫌われるようにイヤな男を演じるんだそう。
だから1年で5人もの女性と付き合えるって自慢してたらしい。
こういう思考の男は女が思ってるよりずっと多く、ある一定の割合で存在する。
わたしだったら、というよりもたいていの人だったら、数をこなすよりも一人の人とじっくり信頼関係を築きたいとか理解し合いたいとかそういうことに価値を置くと思う。
基本的にそういうことに価値を置くのが結婚という制度だと思う。
複数の女と浅い関係を結ぶよりも、じっくりと深い関係を結んで、初めて女を理解したと言えるのではないのだろうか。
が、ロビンさんは女をモノとしてしか見てないので、女を理解する必要もないんだろうな。
明らかに結婚に向いてない思考の男が、二回も結婚できているのも不思議な話である。
わたしなんてまだ一回もできてないのにさ。
いや、結婚という制度を深く理解してないから軽く結婚できるのかもしれない。
結婚できない人たちの中には、結婚を重く考えすぎているのかもしれない。
結婚なんて軽はずみな気持ちでするものじゃない、一生を左右する問題だ。
だから慎重にやらねばと思いすぎて、自ら結婚へのハードルを上げてるのかもしれない。
だけど世の中に、うっかり結婚してしまったカップルなんていくらでもいる。
わたしの大好きな小説「存在の耐えられない軽さ」のトマーシュも、うっかりテレザと結婚しちゃうしね。
ときには結婚にたいして、もっとポップな気持ちになってみてもいいかもしれない。
続く
ロビンさんところんが活動していたサイトはコチラ。
エキサイト婚活
この話の続きのネタバレは、ころんが数年後、こちらのサイトでもロビンさんを見つけてしまったということです。
ユーブライド
それはまだまだ先の話
続く