お見合いを入れて実に6回目のデート中のアラフィフセーブタさんと、プチ初老アラフォーころん。
現在はこの見るからにモテない男であるセーブタさんに、過去の恋愛話を聞きだしているところです。
セーブタさんが結婚を考えた女性は二人。
一人目は前回のエントリーの、システムエンジニアの女性。
そして二人目の女性は、まさにころんとセーブタさんが出会った現在も所属している結婚相談所でお見合いした女性だという。
確か1~2年ほど前の出会いだったという。
その女性は多分ころんと同じ年ぐらいと言っていたかなぁ。
低身長か何かの病気でとても小さい女性だったという。
で、背が低いことでいじめられたため、ちょっと対人恐怖症気味。
よってまともに社会に出て働くことができず、週に2~3日、図書館でアルバイトをしているという。
だから図書館司書の資格を持っているということになるね。
ちなみにころんもこの資格持ってま~。
そのような資格を持っていることを踏まえて、多分、大卒の女性だったと記憶している。
いじめられて対人恐怖症なら、大学まで通えないし卒業もできないと思うけどね。
詳細は忘れたが、とにかく小さくて大人しい女性だったという。
どうも結婚相談所も親に無理やり入会させられたっぽい。
大学まで出てるなら、婚活費用を親が出せるそれなりにお金持ちのお嬢様だわな。
で、セーブタさんはこの女性のことが気に入り、恋愛感情を持った。
しかし前回のシステムエンジニアの女性に引き続き、この図書館アルバイトにまで、恋愛感情はないってはっきり言われたんだって。
セーブタのことなんて好きじゃないってさ。
セーブタは、恋愛感情もないのに、結婚を考えるなんておかしいおかしいと言う。
しかしセーブタに恋愛感情を抱く女性なんていないということが、これで証明されましたね。
前回のシステムエンジニア、そして今回のちっちゃい女性、さらにこのわたし!
プチ初老ころん様だよ!!
女たちはこぞって、セーブタのような醜い男と恋愛しようなんて思わない。
つまりセーブタに恋愛感情を抱く女性の方がおかしい。
さらにセーブタに恋してくれる女性なんていないということが分からないセーブタが一番おかしいということになります。
よって恋愛感情がないのに結婚を考えるなんておかしいおかしいと繰り返すセーブタは滑稽だな。
まさかとは思うが、わたしがセーブタに恋愛感情を持ってると思いこんでいるとか?
告白を受けてお付き合いをスタートさせた時点で、わたしセーブタに恋をしたとでも思ってるとか。
そう思っているなら、頭が悪過ぎてかける言葉もない。
それはさておき、その図書館バイトのちっちゃくて大人しい女性に恋愛感情があったというセーブタ。
一定の割合で小さい女性が好きな男性というのはいる。
一方でわたしときたら、背も162センチと女性では高い方だし、デブなので全体的にデカい。
しかも口うるさい。
セーブタが恋したちっちゃくて大人しい女性と間逆で、おっきくてうるさい女、それがわたし。
だからヘンに思って、
「わたしは大人しくなくて、うるさいけど、それはそれでいいんですか?」
とセーブタにたずねてみたところ
「それはそれでいいんです。」だとさ。
よく分からんな。
まあ、モテない人生を送ってきたがため、可能性がありそうな女性なら誰でもいいんだろうな。
みじめな男だ。
フン、ころんも安く見られたものだぜ。
ちなみにころんの所属している結婚相談所、お付き合いが始まって三カ月続いたら、成婚料を払って退会しなければならない。
それがイヤならお付き合いを終えて、新しいお見合いにすすむことになる。
結局、セーブタとそのちっちゃい女性は三カ月付き合いが続いたものの、今後どうするかという一つの分岐点に立つことになったわけである。
で、セーブタの車の中で二人で話し合ったと、セーブタは言う。
「車で話し合うって…。
どこかお店でも入ればいいのに…。」
とわたしが言うと、セーブタは何て言ったかなぁ。
忘れた。
とにかく車の中で話合っていたら、とうとうちっちゃい女の子が「子供扱いしないで~!」と泣きだしたという。
「えぇえええぇ!?
対人恐怖症で、男性と付き合ったこともない大人しい女の子なんでしょ!?
結婚の答えなんて三か月で出せるわけもない。
そんな子を泣くまで車の中で追い詰めるとか、ひどいですね!」
って言ってやったね。
ああ、言ってやったさ。
そしたらセーブタは、結婚相談所に初めから決められた期限があることは分かっているのに、はっきりしない女側が悪いみたいなことを言った。
嫌いやわー。
コイツの自分の行動を一切省みて反省せず何でも人のせいにするような、頭が悪いくせに姑息なところ。
嫌いやわー。
ちっちゃくて弱くて自分が惚れた女性にたいして、いたわりの心がないところ。
嫌いやわー。
あんたのやってることはただの弱い者いじめだ!!
ただでさえ低身長をかかえた小さな女性なのに。
セーブタみたいにジェットコースターに規格外で乗れないと思われるような大男に車という密室で責め立てられて、怖かっただろうな…。
で、セーブタとそのちっちゃい女性のお付き合いは結局期限切れ。
三カ月が経ってしまったので別れざるを得なかったってことです。
もしもですが、女性側がまだ迷っている状態であるのなら、結婚相談所側にダメ元で、期間をのばしてもらえるか交渉したらいいのにね。
多分のばしてくれるか、相談所に報告することで、何らかのためになるアドバイスは聞けると思うよ。
でないと仲人がいる相談所で活動する意味ないやんね。
嫌いやわー。
こいつのこういう融通の聞かないところ。
ルールを絶対と思いこんで、柔軟な対応ができないところ。
USJの年間パスは持っているのに、公式アプリを落とさずに、ハリーポッターエリアは激混みと思いこんでほかの可能性を探らない世間が狭いところ。
嫌いやわー。
まあ、女性側にセーブタと付き合いを続ける気持ちがなく、三カ月の期限がきてやっと逃亡できたという可能性もあるわな。
ここからはわたしの妄想です。
そのちっちゃい女性、きっと親からも郵便局務めのいい人なんだから、その人にしなさい!と言われて我慢してた可能性もある。
あるいは単に大人しい女性だから、はっきり断れなかったとかね。
で、さらにわたしの妄想はふくらむ。
恐らく車の中で話合ったのではなく、セーブタが一方的にネチネチ責め立てただけだと思う。
多分最後のデートで、期限的に今日答えを出して、相談所に報告しないといけないっていう状況だったんだろうね。
で、彼女の家まで車で送りながら、今日決めないといけないよって話になった。
あれ?セーブタが車で彼女の家まで行ったんだったけな。
記憶があいまい。
で、はっきりしない女性をネチネチ責め立てて説教したのか、ルールだルールだとまくしたてたのか知らないけどさ。
女性はとうとう
「子供扱いしないで~。」
と泣きだした。
40歳を越えた大の男が、たった三か月した付き合いのない女性を、泣くまで追い詰めるとか尋常じゃない。
まともじゃない。
頭やば過ぎ。
とはいえわたしは、セーブタをバカにして言ってやった。
「泣くほどセーブタさんに感情的になれるっていいですね~。
何かしら思い入れがあるってことだから。
ま、わたしがセーブタさんのために泣くときがきたら、そのときが、結婚するときでしょうね~。」
とな。
気の強いわたしが、こんな図体だけはムダにでかいが、器がおちょこのちっぽけな男のために泣くことはない。
泣くほど感情が爆発することがあったなら、多分、わたしは泣くよりもこの男を殴ることを選ぶだろう。
ハゲ頭の残りの毛を全てむしりとってやると思う。
こーんな男に泣かされるなんて、哀れな女たちだ。
しょうがないか。
この程度の男にしか相手にされないんだからな。
「その女性たちと、体の関係はなかったんですか。」
って聞いてやったね。
ああ、聞いてやった。
だってさー、こいつと結婚を前提として付き合っている以上、いつかは寝ないといけないわけやん。
逆に寝ないで結婚を決めるとか怖すぎる。
どこまで寝ずに交際を続けてもいいのかも知りたかったしさ。
セーブタが言うには、どちらの女性とも体の関係はなかったという。
ちっちゃい女性はさておき、婚約していたシステムエンジニアの女性ともなかったなんて、いまどきそんなことあり?
体の相性も確かめず婚約するとか、結婚相談所業界ではフツーなの?
それで、やらしてもらってないからその婚約破棄した女性の慰謝料10万円ですまされたとか?
「手は握りました!」
とセーブタはドヤ顔で言っておったわ。
システムエンジニアはともかく、ちっちゃい女性の方は、多分付き合ってないと思うの。
三カ月ぽっちだしさー。
結婚を考えた女性とか言うか、一方的なただのセーブタの片思いだよね。
ただの片思いを、結婚相談所で出会った女に「かつて結婚を考えた女性がいました!」てドヤ顔で言うとか怖いよ!
だったらわたしとセーブタも付き合ってないやんってなるけどさー。
こんなハゲデブに手を握られて、ちっちゃい女性、可哀想…。
もしもセーブタがわたしの手を握ってこようものなら、顔面パンチをお見舞いして、お前の鼻をつぶしてホンモノの豚の鼻にしてくれるわ!
とにかくわたしとセーブタがこのまま付き合いを続けるとして、ギリギリまで体の契りは結ばなくてすみそうです。
そしてセーブタの過去に結婚を考えた話を聞いて分かったことは、セーブタは思ってた10倍ぐらいのクズだったってことです。
セーブタがとんでもないクズ男だって早めに分かってよかったよかったって、ちっともよくないわー!!
ちっきしょー!!
わたしはこんなクズと妥協して妥協して妥協して妥協して妥協しまくらないと結婚できないクズ女か!
これがわたしにふさわしい男か!
ちっきしょー!
もう泣いてやる!!
ウェエエエエェェン!!
続く