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職場の独身男性を渡り歩く!吉高由里子風清楚系あざと女子の珍行動 その3 5人中四人目

しるし

職場で7歳年上の男性、グリーソンさんに片思い中のプチ初老ころん。

同じくグリーソンさん押し!と言ってはばからない清楚系あざと女子のゆりこさんが現われて、この恋絶望的ってなった。

が、ゆりこさんは職場の独身男性全てにアプローチしていた。

今夜はその4人目の男性を紹介しよう。

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四人目 菅田将暉似の同期

ゆりこさんの同期入社に菅田将暉似のイケメンの男の子がいる。

わたしが職場で一番仲良くしている後輩さんが言うには

「同期にあんなかっこいい男の子がいたら、絶対好きになるわ~!」

というほどの美貌の持ち主です。

 

菅田将暉似なので、そのまま菅田さんと名付けよう。

ゆりこさんは、この菅田さんのこともねらっていたようです。

同期二人でおしゃべりしているとき、ゆりこさんの菅田さんを見つめる瞳に熱がこもっているともっぱらの噂だった。

 

でもゆりこさんってね、清楚系あざと女子に見えて、本音を言わないんだよね。

「(菅田)まーちゃんは自己中だから、同期でなかったら友達でも無理です。」

なんて言うのね。

だけどあるとき、若い人たちで飲みに行った日の出来事を、メンバーの一人春奈ちゃんに聞いた。

菅田さんとゆりこさんが二人で話していたときの出来事。

菅田さんは携帯をいじりながら、あまり熱心にゆりこさんの話を聞いてなかったという。

 

するとゆりこさんは

「ちゃんと話、聞いてよ~!!」と手をバタバタさせながら泣きわめいたと聞く。

賢いあざと女子だと思っていたのに、ゆりこさんアンタ、これではめんどくさいウザ女子ではないか。

わたしは女が泣くときは、好きな男性がらみに関してだけだと思っている。

嫌いな男のために、女が涙を流すことはない。

こりゃあざと女子の大本命は菅田さんだな。

しかしゆりこさんに強力な恋のライバルがあらわれるのである。

ゆりこさんと同じ部署に、新しく派遣社員を採用することになった。

その派遣社員は高卒だったので、ゆりこさんより一つ下の23歳。

そして高卒の女の子って遊ばずにすぐに社会に出るもんだから、ちゃらちゃらした女子大生上りのゆりこさんと違って、素朴で真面目。

たいていの大手企業はそうだろうが、いまや新卒は大卒のコしか採用しないわけ。

その大卒の女の子たちと違った、高卒の女の子の素朴さは、殿方にとっては魅力的なようで、イノセントをくすぐっていた。

この派遣さんを素朴の「素」をとって、素子さんと名付けます。

ルックスも色白でかわいらしいこでした。

 

わたしは好奇心が旺盛なので、新しい人が入社したら質問攻めにする。

で、彼女がゆりこさんや菅田さんの一つ年下と分かったので、菅田さんに声をかけた。

ころん
ころん

素子ちゃんは、菅田さんの一歳年下なのですって。

 

年も近いのでお話も合うでしょうし、若者の会があれば誘ってあげてね。

と菅田さんに言うと、彼は素子ちゃんの年齢が以外だったのか目を丸くしていた。

昨日今日入社した派遣の女の子が、会社になじめるように年齢の近い男の子に声をかけてあげるわたしってなんて優しいんざんしょ。

菅田さんはよほど素子ちゃんのことを気に入ったのか、翌日ゆりこさんを使って声をかけさせ、若い子ばかり5人で飲みに行ったと聞いた。

飲み会に行った5人のメンバー

わたしが職場で一番仲良くしている春奈ちゃん 25歳
春奈ちゃんの一歳年下のゆりこさんと菅田さん 24歳
ゆりこさんの一歳年下の新入社員で目力が強い女の子 柴咲さん 23歳
※柴咲さんは目が大きいので柴咲コウから取って柴咲さんと名付けます。
柴咲さんと同じ年の派遣の素子ちゃん 23歳

 

ゆりこさんはこの宴会に、あまり乗り気でないようなそぶりを見せた。

わたしが、派遣の素子さんとゆりこさんが打ち解けるきっかけにもとても良いと感じたので

ころん
ころん

せっかくだから行ってきたらいいじゃないの。

でもコロナで本当は飲み会禁止だから、一次会で帰りなさいよ。

と、ゆりこさんに行くようにうながした。

後で春奈ちゃんに聞いたことだけど、派遣の素子さんはわたしの言いつけを守って一次会で帰った。

しかし他のちゃらちゃら私立大学上りの4人のメンバーは、二次会まで行ったそうです。

ゆりこさんはこの宴会には行きたくないなんて言ってたくせに、二次会まで参加したところを見ると、ノリノリじゃん。
実は行きたくて行きたくて仕方ないって感じじゃん。

こうしてわたしは、ゆりこさんは思っていることと違うことを言うこなんだなとじっと観察する。

その宴会から間もなくのこと。

ゆりこさんが花火をしたいと昼休みに言い出した。

で、春奈ちゃんも乗って、若者だけで花火をする運びとなったのである。

その翌日ぐらいの昼休み、ゆりこさんが春奈ちゃんに

「(菅田)まーちゃんと柴咲は花火に誘ったから!」

と言った。

わたしは

ころん
ころん

ん??

と思った。

 

その場に派遣の素子ちゃんはいるのに、声はかけてあげないの?

ついこないだ、5人で飲みに行ったばかりで、その中の素子ちゃんだけ仲間外れにするの?

で、その場で言うのはとがめられたので、給湯室でゆりこさんと二人きりになったときに声をかけた。

ころん
ころん

ねえ、花火、素子ちゃんは誘ってあげないの?

するとゆりこさんはとても困った顔をして

「まーちゃんがあんまり素子さんのことを気に入ってないかもしれないから…。

まーちゃんは難しい人で、柴咲を誘うのも迷ったんだけど…。」

と、グダグダ何か言ってた。

そこでわたしは、派遣の素子さんが、先日の飲み会でみんなとなじめなかったのかと心配になった。

なんせ、わたしが菅田さんに素子ちゃんをよろしくねと頼んだのだから、そこでなじめなかったとなると責任を感じる。

で、仲良くしている春奈ちゃんにこの旨説明して、素子ちゃんが宴会のときに浮いていたのではないかと聞いてみた。

春奈ちゃんは、素子ちゃんがなじめてないとは思わなかったけれども、一次会で帰った。

その一次会で帰った素子ちゃんにたいして、菅田さんは面白くなさそうだったと教えてくれた。

だけど素子ちゃんが一次会で帰ったことに菅田さんが気を悪くしたとしても、それは素子ちゃんを気に入っていたからこそ、かもしれないやんね。

次のページに続く

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プチ初老ころんの大阪・関西万博マスターへの道

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