この人いつから彼氏がいないんだろうと思われてしまう瞬間
愛人という表現を乱用する瞬間
かつて職場でお世話になった人たちから贈り物が届く時
「ワタシの愛人から貢物が届いた。」
というりょうさん。
どうもりょうさんが愛人と読んでいるのは、転勤していったかつての自分の上司たちのことらしい。
もちろんその上司たちはとっくに結婚しているし、本当に愛人関係にあったわけでは決してない。
しかし職場のお世話になった上司を愛人と呼ぶなんで、距離感近くておかしいし、下手すりゃ名誉棄損やで、とわたしはとっても驚いて、こう聞き返してしまった。
ころん
じゃあ、今の上司の現課長も転勤していったら、わたしの愛人ってことになるんですか?
するとりょうさんは自信満々のドヤ顔で
「そうや!」
と答えた。
りょうさんの上司ってことは、わたしの上司でもあるわけ。
わたしの上司でもある課長を、露ほどもそういう関係ではないのに愛人という設定にするなんて、生々しくて気持ち悪い。
何より奥様に失礼である。
何より名誉棄損のセクハラのモラハラである。
これ、男が女に言ったら一発退場レベルだよね。
ここにりょうさんの中二病的な恋愛レベルの幼さが垣間見える。
多分、愛人っていう言葉がかっこいいとでも思ってるんじゃない?
オフィスでドヤ顔でかつての上司たちを愛人と呼ぶアラフォー独身女なんて、頭おかしくて震える。
わたしはこの話を、職場で仲良くしている後輩さんに聞いてほしいと、さっそくお昼休みを一緒に行くことにした。
しかしなぜかその場にうっかりバブル姫【50歳・独身・バブル負の遺産】もいた。
いなくていいのにバブル姫もいた。
バブル姫がいるときに、りょうさんの悪口みたいなことを言うのはどうだろうと思った。
だけどわたしはどうしてもこの話を、後輩さんに聞いてほしかった。
結果、バブル姫を激怒させることになってしまった。
次のページに続きます。
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