結婚相談所でお見合いして
交際成立したドトールさんと
初デートの日。
記憶があいまいなんだけど
確か13時40分ぐらい上映の
映画があったので
13時頃に待ち合わせしましょうと
ころんが提案した。
しかしまあ、
何とこれが大失敗だったんだね。
実は気のきくころんは
事前に映画館の前売り券を
安く購入しておいた。
前回おごってもらったんで
今回映画代ぐらいは
もってあげようと思いました。
映画館について
前売り券を
チケットに交換しようとすると…。
何とまあ
わたしたちが観ようとしていた
時間は売り切れてないと
言われてしまったのです。
ころんは
クリスマスをなめていたのです。
京都河原町をなめていたのです。
だいたいわたしは
映画は人のすいた
上映期間終わりがけに
近所の田舎映画館で観る。
売り切れで
観れなかったことなんてなかった。
だから
映画のチケットが
売り切れているという
発想がなかったのです!
何てこったい!
パニックになるころん。
パニックになりながらも
ドトールさんに提案する。
この映画の前売り券は
5月まで使えるので
今日使わなくてもいいですよ。
だから映画はやめますか。
それとも上映時間をずらしますか。
あるいは別の映画を観ますか。
結局映画にしようってことになった。
ころんが
上映されている映画の
リストを受付の
おねーさんにもらって
どの時間のどの映画にするか
相談する。
しかしこのドトールさん
ホンマ、何もしないな。
行動力なさすぎやろ。
それとも
わたしがせかせかと
先に仕切りすぎなのか?
映画もころんは
アリー/ スター誕生
でもいいよって
言ってみた。
向こうはイヤだったらしく
わけのわからん邦画が
観たいと言い出した。
多分
人魚の眠る家やったかな。
もちろんころんは却下。
そんな映画
ころんのおごりで
観るぐらいやったら
このまま帰ってやるわ。
結局
ファンタスティックビーストの
吹き替え版を観ようということで
落ち着いた。
吹き替え版は
確か14:40分ぐらいの
上映だったと思う。
チケットを交換に行くと
すでに隣同志の席が
開いてないという。
ころんは
映画上映中
けっこうゴソゴソ動いたり
お茶飲んだりするので
実は一人で自由に観るのが好き。
だから隣り合った席でなくても
一向にかまいませんとばかりの態度。
するとドトールさんは
「隣で観れないんですね…。」
とちょっと残念そう。
ここへきて
隣同士の席で観たいだけのために
映画を変更するのも
いやだったので
「別に上映中は
お話もできないんで
いいんじゃないですか。」
って冷たく言ってやった。
この初デートの
待ち合わせのときから
ドトールとの
とんちんかんなやりとりや
あまりの行動力のなさに
イライラしとったこともあったからね。
で、現在開いている席を
図で見せてくれたので
ころんは、
この席とあの席どっちが
観やすいですかと
何度もあーでもない
こーでもないと確認する。
結局ころんは
障害者用で必ず
開けておかなければならない
決まりがある席の
隣を選んだ。
かなり前の方の席だけど
もうそこぐらいしか
空いてなかったんだ。
結果
障害者用の席は
使われることなく
ころんの隣の席は
空いている形となる。
荷物おけたりして
広く使えてラッキー。
ホント、ころんの選択って
冴えてるー。
ドトールさんは
特にこだわりがないようで
適当な席に決めておった。
時間は13時を過ぎたところ。
上映時間の14時40分まで
まだ一時間以上もある。
この後どうしますかと
ドトールさんに聞いてみる。
実はころん
この映画館に来るまでに
ふくろうカフェを見つけて
そこに行ってみたかったの。
でも靴を脱がないといけないらしく
何とまあ
ストッキングに穴があいておったことに
気がついてしまったので断念した。
ドトールさんは
食事でもしましょうかと
提案した。
「え?
わたし食べてきましたけど
食べてないんですか?」
と聞くと食べてないと言う。
だってさー
当初13:30ぐらいの
映画を観る予定だったんだよ。
映画が2時間として
終わるのが15:30。
フツー
お昼ごはん食べてくるよね。
仕方ないから
じゃあ、わたしはお茶でもしますわと
どこか食事のできるお店を
探すことになった。
まとめ
初デートは用意周到に。どんなトラブルが待ち受けているか分かりません。
ましてやクリスマスの土日なんて、どこも混みあっており予約もしないなんて愚の極み。
コメント