その昔エキサイト婚活という婚活サイトで、多分遊び目的だろうと思われるロビンさんとほんの数回メッセージを交わしたプチ初老ころん。
最後のメッセージでロビンさんより、何と当時37歳にしてバツ2であったという衝撃的なカミングアウトを受けた。
で、面白いからブログのネタとして公開処刑してやった。
そしてエキサイト婚活を退職した今、二度と関わることもなく思い出すこともない関係のはずだった。
しかしやはり公開処刑の余波はあったんだね~。
あるときわたしのブログを読んだというある女性から、メールが届いた。
メールの内容は楽しくブログ読んでるとか、同じくエキサイトで活動してるので
参考になりますとかそんな内容だったのかな。
この女性は夏川結衣に似た目鼻立ちのはっきりした美人だったので今後ゆいさんとしよう。
わたしと年も近く近畿圏にお住まいの女性だった。
だからわたしがブログに書いた何人かの男性と、エキサイト婚活でメッセージ交換をしていたらしい。
その中にロビンさんがいたというのです。
エキサイト婚活は今はどうか知らないけど、当時は女性同士でもメッセージ交換ができた。
だからわたしはゆいさん以外にも何人かの女性と、メッセージ交換や情報交換を行っていた。
するとやっぱりやりとりしていた男性がかぶってるんだよね。
やっぱりこういうサイト、女性同士、男性同士でメッセージ交換できるシステムは廃止した方がいいと思うよ。
それでわたしはメールをくれたゆいさんに、このような返事を送ったかと思います。
「ロビンさんは多分軽い人だと思うけどマメなので会うと意外と楽しいかも。」
そしたらゆいさんはすでにロビンさんと会ってきたんだって。
わたしがヤリモクと書いたブログを読んでどんな人か分かってたんだけど、会ってきたんだってさ。
勇気あるなぁ。
だから多分メールくれたんだろうね。
そして実際のロビンさんの印象は…?
わたしと同じでゆいさんにとってのロビンさんのメールの印象は、軽いと感じたという。
ファッションとか髪形の話しかしないしどうかなと思ったんだけど誘われたから会ってきたんだってさ。
わたしは誘われなかったけど、ゆいさんは写真を公開してたので早い段階で誘われたらしい。
ちなみにゆいさんとはわたしもこの後会うことになって、ブログのネタにする許可はもらってます。
わりと目鼻立ちがはっきりしていて、夏川結衣を妖艶にした印象だった。
エキサイト恋愛結婚の登録写真も見せてもらったけど実物のほうがきれいかな。
ゆいさんは写真を公開して活動していたらしい。
ロビンさんは写真が好みだったので誘ったんだと思う。
後でゆいさんに聞いて知ったんだけど、ロビンさんって会う用の女性とメールのみの女性をきっちりと分けていたという。
写真を見て好みでなくても断ることはないけど、その代わり会おうとも誘わないらしい。
つまり見た目が好みでなくても暇つぶし用メル友として置いておくらしい。
で、業を煮やした女性が誘ってきても何だかんだと言い訳して会わないらしい。
ヘンな人だよね。
決して会うことのないメル友作って、何が楽しいんだろう。
そんなわけでわたしがブログにロビンさんは多分見た目にこだわりのある人だと思うと書いたことは当たっていたというわけです。
それでゆいさんは、わたしの観察力と分析力の鋭さに感心したらしい。
早い段階で写真見せてって言われたら誰でも分ると思うけど…。
ていうか男性って女性以上に見た目にこだわる生き物かと…。
そいでゆいさんがロビンさんに会った印象は、思ってたのと違って意外だったんだってさ。
写真やメールのやりとりからは軽いギラギラした印象を受けたけど、実際に会うとさみしげで思ってたよりシャイな印象だったんだってさ。
これを聞いてわたしはゆいさんはもうオチちゃってるねと思いました。
オチちゃってるねとは、恋に落ちちゃってるねということです。
意外だった…。
この意外だったという印象は、恋に関して大きな要素を占める感情だからです。
意外とか、新鮮とか、その程度の印象で人間とはいとも簡単に恋に落ちることができるのです。
が、わたしはこの恋愛に反対した。
というのはゆいさんが言うにはロビンさんは実は子供がいるらしい。
エキサイト恋愛結婚のプロフィールでは子供なしになっていた。
にも関わらず、実は子供が二人もいた。
しかも養育費もガッツリ払っていた。
そんな経歴詐称男など、プロのマリッジカウンセラーのころんが反対するのは当然のことかと思われます。
そこでわたしはゆいさんに、このようなメールを送っておいた。
「わたしはロビンさんのことは、あまりお勧めできませんね。
結婚相手を探すサイトにおいて子供がいるという重要なことを隠すのは経歴詐称になります。
最初から嘘をつくような人と良い信頼関係を築くのは難しいと思います。」
わたしのこのメールを読んでゆいさんは随分悩んだらしい。
悩んだところで答えは同じー。
だってもうこの女性はオチちゃってるもん。
恋に落ちちゃってる女性に何を言っても無駄無駄ー。
結局結婚を前提という約束でロビンさんと付き合うことにしたんだって。
子供がいることを隠してたことは気になったけれども、ゆいさん自身が結婚相手に子供がいてもさほど気にしないという考えだったこと。
だからそこは重要じゃなかったみたい。
そして会ったその日に子供がいることを打ち明けてくれたので、ギリギリセーフってジャッジにしたみたい。
そら付き合いが進んでから実は…って言われるよりは、最初に会った日に子供がいることを打ち明けてくれる方が誠意はありますわな。
だけど本当は婚活サイトに登録している以上、最初に言っておくべきことだと思うんだけどね。
後は子供のことは真面目に考えてる人でちゃんと養育費も払っている。
そしてロビンさんの軽さのなかに、時々さみしさな一面や真面目な一面が、見え隠れすることがあった。
そこに一縷の望みをたくすことにしたんだって。
それとこれはわたしの妄想だけど、やっぱりロビンさんのルックスがよかったんだと思う。
確かに妖怪だらけのサイトでは写真だけならイケメンの方だったと思う。
そんなルックスの良い人なら、わたしも実物を見てみたかったな!
でもお互いメールの時点で興味がわかなかったし、会っても恋愛にも発展することはないだろうね。
しかし何となく不思議な縁というヤツに想いを馳せてみる。
ま、オチちゃってる女性に何を言ってもムダ。
そもそもロビンさんとも数回メールしただけ、ゆいさんとも数回メールしただけ。
二人とこんなうっすい関係しか持たないわたしが、ロビンさんのこともゆいさんのことも知ったかでやいやい言えるほどの資格も権利もない。
やいやい口出しできるほど、二人のお人柄を分ってるわけでもない。
それに21人もの男性と会っても全く恋愛に発展しなかったわたしにとっては、一度の出会いでそう言う気持ちになれるということは貴重のようにも思えたしうらやましくもあった。
そこでこのようなメールを送っておいた。
「わたしは結婚相談所で働いていたこともあって、お見合い脳で相手を見てしまいますが出会い系サイトなどの軽い出会いなら子持ちを隠すことに抵抗感はないのかもしれないですね。
ロビンさんもお見合いというより、出会い系サイトぐらいの意識しかなかったのかもしれません。
わたしはロビンさんと会ったこともないし、数回メールしただけの関係ですので実際に会われたゆいさんの方が理解されてるかと思います。
きっとゆいさんの方がわたしより恋愛経験も豊富でしょうし、上手にお付き合いされることと思います。
勝手なことを申しまして失礼いたしました。」
とまあ、このようにロビンさんとの関係は、お互い大人なんでご自身の責任でご決断くださいねというメールを送っておいた。
そしてロビンさんの強いプッシュもあって、二人は結婚前提に付き合うことになったのです。
しかしこの話には、もちろん続きがありまくるのでございます。
ロビンさんが生息していたサイトはコチラ。
エキサイト婚活
この話の続きのネタバレは、ころんが数年後、こちらのサイトでもロビンさんを見つけてしまったということです。
ユーブライド
それはまだまだ先の話
続く