婚活サイトで知り合った
トラレさんが
様子見男のへなちょこのため
二回目の面談につながらず
ただただ
ダラダラとしたメールの
やりとりが続く。
わたしゃ
あんたにさほど興味がないから
マメにメールを送るのが
苦痛だで、とばかりに
ころんの返信は滞るわけです。
あるとき
わたしが社員旅行に
行くか悩んでいると
テケトーに
メールした。
さほど深刻に
悩んでるわけではないが
トラレさんと
メールするに当たって
たいした話題もなかったので
雑談感覚やわいな。
社員旅行に
消極的な理由は以下。
日帰りで京都から淡路島。
2万円、高くない?
それとわたしは
乗り物が苦手なんで
バス酔いするんだよね。
さらにトイレが近いことも
長時間のバス旅行に
抵抗がある理由の一つ。
そしたらトラレさんの
返事はウロ覚えだが
社員旅行に行くことは
反対のようだった。
ころんさんの
体や経済的に
負担をかけてまで
行くことはない。
自分も社内でつるむのは
苦手なので
社内イベントは
必要以上に参加はしない。
というような
メールが送られてきたかと思う。
ふーん。
社内の人たちと
あんまり仲良くしないタイプなんだね。
一匹オオカミといえば
聞こえはいいが
協調性に欠け
頑固で傲慢な一面が
垣間見える。
やはりバツイチ、
托卵という裏切りを受ける
アラフィフまで独身という事情は
本人に問題があるのではないかと
思わせる一面ですね。
結局
社員旅行は
行くことにしました。
なぜならば
社内に気になる人が
できたんだよーん。
その人と
お近づきになる
チャンスかもしれない。
お見合いパーティーや
合コンに行くことを思えば
案外割安かもしれないと
判断したのです。
だってもう
気に入っている人が
参加しているって
分かってるんだもんね。
そして…
実は淡路島は
父の故郷。
お墓は京都に
うつしてしまったので
長い間行くことはなかったのだが
もしかしたら
父が呼んだのかもしれない。
さらにそのとき
日本神話に
こっていたの。
神話によると
淡路島は
国生みで
最初に生まれた
由緒ある島だという。
そこで淡路島に
行きたくなってきたので
社員旅行に
乗っかることにしました。
そのようなことを
トラレさんにメールしました。
当時トラレさんも
日本神話に興味があり
高千穂かどっかに
行ったことがあるなどと
お話が盛り上がりました。
で
いつかころんさんと
淡路島に一緒に行ける
親密な仲になれるよう
頑張りますというような
メールが届きました。
しかし
悲しいことに
コイツはいつだって
頑張り方を
間違えているのである。
ただただ
どうでもいいメールを
数多く交換したからといって
仲良くなれると思ってるなら
あまりに安易でおめでたい思考で
うらやましいわ。
会ってデートを
重ねないと親密には
なれませんよ。
100回メールするより
5分会ったほうが
有意義ですよ、とは
思っててもいいません。
別にそこまで
親密になりたいとは
思ってないからね。
ただただ
だらだらメールだけする関係を
そろそろ何とかしたいな~と
思う時はやがて来るのです。
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続く