こどもおばさんバブル姫(50歳・独身・バブル負の遺産)が、わたしのロッカーの前に服をつりさげていて、注意しても片づけてくれない。
そこでわたしは、服がつりさげられないように、ハンガーやらフックやらを、バブル姫が休みのときに勝手に外してやった。
で、何で勝手に外されてるの?ってバブル姫が怒ったときのために、下記のような張り紙を作って貼っておいてやることにした。
バブル姫さんへ★お願い
やはりバブル姫さんのコートがかかっていると、ロッカーをあけて、荷物を出したり着替えたりするときに、作業しづらく、とても困っています。
昨日はハンガーに頭をぶつけてしまいました。
また、コートというのは、車の排気ガスや病気のウィルス、ほこり、花粉などがつきやすく、皆が食事をする場所につりさげておくのは不衛生ではないでしょうか。
今は、コロナウィルスも怖いですよね。
更衣室は、皆の共有の場所で、狭いスペースを譲り合って使っています。
自分の荷物はきちんと自分のロッカーにしまって、きれいに使っていただけないでしょうか。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
そうそう、口頭で伝えようとするから、口論になるんだ。
言いたいことは、一方的に手紙で伝えたらいいんや。
と思ったけれども、さすがにいないときに、これはやり過ぎかな、と思って、デキル子さんに相談してみた。
するとやっぱり、いくらバブル姫でもいないときに勝手にするのはアレなので、直接伝えてみたら?ってことだった。
すでにわたしはすでに、マグネット型フックだけでなく、バブル姫がつるしている服が汚れないようにかけているタオルやら、そのタオルをつるしているヒモやら、ハンガーやら、全部外してしまっていた。
デキル子さんは、
「つけなおすのも面倒だし、外れましたってそのまま置いておいたら?」
と言ったので、わたしはとりあえずマグネット型フックだけはもとの位置につけておいた。
で、ハンガーやらタオルやら洗濯ばさみやらヒモやらは、紙袋に入れて、バブル姫がいつも服をつりさげている下の方に置いておいた。
さて、翌日のことです。
わたしが更衣室に行ったときにはすでに、紙袋に入れておいたハンガーやら、タオルやらは、どこかに片づけられていました…。
そしてその日から、バブル姫は、衣装を壁にかけることをやめたのです…。
わたしはバブル姫に何も言ってないし、他の人も、何も伝えてないとのことです。
どうもバブル姫は、勝手にハンガーが外されていたことから、「もうここに服をかけるな!」という意図を自主的に読んだようなのです…。
しばらくして、服はかけられていないが、ハンガーのみつるされていたことがありました。
わたしは勝手にそのハンガーを外して、マグネット型フックの位置を画像のように端に寄せてやりました。
というわけで、この問題は半ばわたしの強引なやり口によって解決しました。
いまや親会社から完全に孤立し、たった一人で子会社のメンバーとお昼休みを過ごしているバブル姫。
その子会社からもそっぽを向かれ、ほぼ会話に入ることができない哀れなバブル姫。
さすがに完全アウェイであることに、弱気になっており、自分のいないときに自分のものを片づけられるという理不尽にも、黙って耐えるしかなかったのでしょう。
これではまるで、わたしがいじめっ子みたいですね。
となると、バブル姫はそこまで空気が読めないわけではないみたいね。
多分、何となく孤立したり嫌われたりしているのは、気がついているんだけど、なぜ嫌われるのかまでは、分からないんだと思う。
なぜ嫌われるかって!?
仕事もできないのに、いばってるからでーす。
って、そのうち心優しいころんが、教えてあげることにしよう。
さてさて。
一つ残念なお知らせです。
バブル姫が、服をつるすのをやめて、ロッカーにきちんとしまうようになったため、こっそりとバブル姫の衣装を撮影できなくなってしまいました。
ですから、このブログでバブル姫のとんちんかんな衣装を発信することができなくなったのです。
バブル姫のファッションを楽しみにしていた方、ごめんなさい。
でもあんな奇抜な衣装の世界発信を続けていたら、いつか身バレしてこのブログがバブル姫に見つかってしまうかもしれない。
だからこれでよかったのかも。
バブル姫に訴えられたら負けちゃうかもしれないしね。
ここらが潮時。
でも後少しだけ、撮りためたバブル姫の衣装が残ってますので、少しずつアップしていきま~。
本日のバブル姫の衣装
シンプルだけど大人っぽいラインのクリーム色のシャツワンピースを、カジュアルなブルーのシャツで引き締める甘辛コーデ。
襟ありのワンピに、襟ありのシャツで、ダブル襟使いがバブル姫流。
確かにバブル姫は衣装はたくさん持っています。
なのに、この服にあえてこの服を合わせる?と、見た人を一瞬考えさせるのはバブル姫の小粋な作戦。
ファッションとは?
コーデとは?
この服にこの服?
この色にこの色?
この柄にこの柄?
わたしたちにいつもセンスやファッションそのものの本質を突き付け、問い続けている。
それがバブル姫の探求心溢れるファッションなのです。