派遣から社員になるための最大の要素は「運とタイミング」
派遣社員から正社員になるためには、「仕事力」と「人間力」を大きく評価される必要があります。
しかしそれだけでなく、三つ目の要素「運とタイミング」も大きく影響します。
ここでは、その「運とタイミング」つまりラッキーポイントを紹介します。
運 上司が人事権を握る重役だった
前述した、わたしが社員旅行に参加したことを、とても評価してくれた所長。
この所長、他の営業所の所長と違って、重要な役員を兼任しており、人事権も持っていたのです。
つまりもともと派遣社員の予算枠で働いていたわたしを、社員に転換させるだけの権限を握っていた珍しい所長でした。
またこの所長、女性に優しく、積極的に社員にしていこうという考えを持った人物でした。
わたし以外にも、営業で長らく病欠していた女性社員が、内務として復帰できた例がありました。
本社は退職させたかったみたいですが、営業から内務へ転換というのは異例の待遇です。
もちろん、営業手当がなくなった分、収入は下がったようです。
その女性も、あの所長でなければ、おそらく退職させられていたと語っています。
わたしの最大のラッキーポイントは、女性に優しく人事権を持っていた上司に恵まれたことですね。
もちろん、その所長のわたしにたいする評価がとても高かったことも社員になれた理由です。
わたしにたいする評価が高かったのは、社員旅行に参加したという「人間力」を認めてもらえたからですね。
タイミング 同じ部署の女性が出世した
このブログでは海外旅行好きのりょうさんという名前で登場する、わたしと同じ部署の女性。
この女性、昇進試験に合格し、一般職から総合職へとキャリアアップすることになりました。
総合職ということで未来の管理職候補となり、彼女の業務が増えることに。
その分、わたしがりょうさんの仕事を請け負うといことで、長期的に業務を請け負っていく必要が発生し、社員になれたというわけです。