2018年5月3日にスタートしたフィギュアスケーター浅田真央のサンクスツアー。
約3年にわたって全国で開催され、2021年の4月27日神奈川県で千秋楽をむかえました。
このサンクスツアーは、今までのアイスショーの常識を打ち破る、浅田真央でしか成しえなかった前代未聞のツアーでした。
今までのアイスショーのチケット代は、数万円かかることは当たり前。
かといって観たいスケーターは、せいぜい一曲か二曲程度の出演で、大都市のみの開催。
それを浅田真央は、チケット代を数千円までおさえ、約40分もの間ショーに出ずっぱり。
さらに今までアイスショーの開催がなかった沖縄を含め、アイスリンクのある都道府県は全て開催するという偉業を成し遂げたのです。
また嬉しいことに、来年新しいツアーの企画があると、浅田のインスタで発表がありました。
そんな興奮冷めやらぬうちに、高島屋で浅田真央サンクスツアー展があるということで行ってきました!
浅田真央サンクスツアー展とは?
浅田真央サンクスツアー展とは、老舗デパート高島屋で開催されるツアーの衣装やプログラムを楽しめる展示会です。
日本橋高島屋(東京)、大阪高島屋、ジェイアール名古屋高島屋(愛知)の開催が予定されていました。
しかしコロナ禍による緊急事態宣言のため、日本橋高島屋は中止となってしまいました…。
詳しくはコチラのHPで!
浅田真央 サンクスツアー展 | 高島屋 (takashimaya.co.jp)
日本橋高島屋 中止
会期:2021年4月28日(水)→5月10日(月)
大阪高島屋
開催日時と会場
会期:2021年8月11日(水)→23日(月)
会場:大阪高島屋 7階 グランドホール
ご入場時間 午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)
※最終日8月23日(月)は午後4時30分まで(午後5時閉場)
※都合により変更になる場合がございます。最新の営業情報は開催店舗のホームページでご確認ください。
入場料〈税込〉
前売券:一般800円/大学・高校生600円
当日券:一般1,000円/大学・高校生800円 中学生以下無料
本展へのご入場は、日時指定入場券(前売券・当日券)の事前購入で優先入場ができます。
※展示会場にて当日券を販売しますが、混雑状況により、ご入場までお待ちいただく場合がございます。
イープラスでの日時指定入場券の事前購入をお薦めします。
日時指定入場券(前売券、当日券)はイープラスにて販売。
ジェイアール名古屋タカシマヤ
開催日時と会場
会期:2021年9月23日(木・祝)→10月4日(月)
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 特設会場
浅田真央サンクスツアー展の見どころ
衣装と大型映像 写真撮影OK! 動画NG!
浅田真央サンクスツアーの魅力は語りつくせませんが、その一つに豪華な衣装があります。
このサンクスツアー展のメインは衣装と、その衣装が使われたプログラムが、何と!動画で楽しめちゃうんです。
だからサンクスツアーを観たことがない人でも、どんなプログラムだったか動画で一目瞭然なんですね。
そしてなんと太っ腹なことに、写真撮影OKでした。
ただし動画撮影はNGとのことです。
では、プログラムごとに衣装を紹介します。
This little light of mine 私の中の小さな光
サンクスツアーの冒頭のプログラムで、浅田真央は黒いフードをかぶって顔を隠して登場します。
このプログラム「This little light of mine 私の中の小さな光」はゴスペルの有名な曲で、暗闇の中で迷っていて光を見つけた浅田真央自身の経験を表現しているのですって。
黒いフードを脱ぎ捨てて、浅田は画像のこのゴールドをまとって姿を現します。
ライトに当たってキラキラ輝いて、とても舞台映えする衣装ですね。
この衣装を生で見るととても細くて、浅田真央がいかにスタイルが良いかが分かります。
サンクスツアー展は、このように衣装と大画面の動画がセットになって楽しめる作りです。
Smile~What a Wonderful World スマイル/この素晴しき世界
続いて二つ目のプログラム「Smile~What a Wonderful World スマイル/この素晴しき世界」は、2013年から2014年、ソチオリンピックシーズンのエキシビジョンで使われた曲ですね。
一曲目のプログラム「his little light of mine 私の中の小さな光」から引き続いて行われるので、浅田は同じ金色の衣装のままです。
この画像の銀色の衣装は、真央以外の女性メンバーが身に着けていました。
わたしはロシアで開催されたソチオリンピックで、このプログラムを滑る真央ちゃんを生で観賞したわけですが、本当に女神のように美しかったです。
東京オリンピック無観客はもったいなかったなぁ…。
わたしはロシアソチでオリンピックを生で体験できたからもういいけど、自国にいながらオリンピックを生観賞できなかったなんて、あなたたち、かわいそうね。
踊るリッツの夜
浅田真央2015年から2016年のエキシビジョンプログラムです。
サンクスツアーでは、男女ペアプログラムとなり、右が男性橋本誠也さん、左が浅田真央さんの衣装ですね。
帽子やステッキなどの小道具を使って、コミカルでキュートなペアスケートが繰り広げられます。
高い技術力を持つ浅田真央は、世界トップクラスのアスリートです。
しかし、このプログラムは、浅田真央のエンターティナーとしての優れた一面を魅せてくれました。
素敵なあなた
浅田真央1年の休養後に復帰した、2015年から2016年のショートプログラムです。
とてもキュートでセクシーな衣装と同じく、サンクスツアーでは真央ちゃんが4人の男性を翻弄する小悪魔なプログラムに生まれ変わりました。
ひものようなものが垂れ下がっているのも、ゆらゆら揺れてお色気たっぷり。
左は男性の衣装です。
真央ちゃんがキュートなのはもちろんのこと、それぞれの男性がどのようにスケートで真央ちゃんにアピールするかというのも見せ場です。
毎回真央ちゃんが最後に誰を選ぶのか、ハラハラドキドキのプログラムでした。
月の光~Somewhere Over The Rainbow 虹の彼方へ
月の光~ 2008年から2009年のショートプログラム
Somewhere Over The Rainbow 虹の彼方に~2004年から2005年のショートプログラム
この曲は、浅田真央以外の4人の女性で舞う群舞です。
まずは月に見立てたボールを使い、続いて雨が降る様子を傘を使って、 自然の変化を表現します。
雨がやんだ後は、画像で手にしているレインボーカラーのリボンを使って虹をかけます。
風になたびく虹色のリボンが美しく、風を表現できるフィギュアスケートの醍醐味を存分に楽しめまるプログラムです。
衣装はアシンメトリーになっており、淡いグラデーションと胸元のキラキラしたスパンコールが、会場を彩ります。
バッハ チェロスイート
浅田真央現役最期のシーズン、2016年から2017年のエキシビジョンプログラムです。
白いレースを基調に、ゴージャスな金の刺繍がとても美しい衣装です。
浅田真央が一番気に入っている衣装なのだとか。
チェロスィートは浅田真央のシンプルな美しさと、高い技術力が堪能できるソロプログラムです。
浅田はまるで機械のようにチェロに同化して、細かい音を刻みます。
それでいてしなやかな動きは、浅田真央が唯一無二のスケーターであることを知らしめます。
ハチャトゥリアン 仮面舞踏会
2008年から2009年のフリープログラム。
2009年から2010年、バンクーバーオリンピックのショートプログラムです。
男女8人で繰り広げられる仮面舞踏会の、ゴージャスで華やかなことといったら!
サンクスツアーの魅力は浅田真央だけではなく、彼女がプロデュースした無名のスケーターたちの成長でもあります。
この仮面舞踏会、最後は毒をあおって死ぬという設定なのです。
そのためか死ぬ直前の、狂気に満ちたドラマティックで渾身のダンスがみどころです。
中世ヨーロッパを思わせる豪華で色とりどりの衣装にも目を奪われます。
蝶々夫人 マダムバタフライ
浅田真央が1年間休養ののち復帰を遂げた、2015年~2016年のフリープログラムです。
サンクスツアーでわたしが一番好きな衣装です。
近くで見ると着物の袖に、透ける素材が使われています。
ですからあんなに儚く軽やかな舞に、とても衣装が映えていたのだと納得です。
本当にこのプログラムは、儚くも美しい。
浅田真央の表現力が堪能できるプログラムです。
蝶々夫人は悲恋の物語ですから、サンクスツアーでは男女ペアのプログラムに生まれ変わっています。
アメリカ海兵のピンカートンさんを、白人のマルティネス・エルネストが演じることで、よりその世界観に深みを与えています。
ラフマニノフ 鐘
2009年~2010年、バンクーバーオリンピックシーズンのフリープログラムです。
トリプルアクセルが二つも入った、当時の女子選手にとっては、男性並みと言われた最高峰難易度のプログラムでした。
まさに体力が充実し、表現力が一層増した19歳の浅田真央でなければ演じきれなかったプログラムでしょう。
タラソアが作ったこのプログラムは、清楚可憐な浅田真央から、鬼気迫るような力強さを見事に引き出しました。
サンクスツアーでは、「鐘」の持つ重厚な魅力をそのまま、無良 崇人がダイナミックで迫真の滑りで引き継ぎます。
ジュピター
2011年から2012年のエキシビジョンプログラムです。
サンクスツアーでは、浅田真央をのぞく女性陣5人の群舞と生まれ変わりました。
肩についているマントが、まるで天使の羽根のようで、非常に幻想的なプログラムです。
まるで天使か女神かが、天上から地上に降りてきたような崇高さと神聖さを感じます。
リチュアルダンス 火祭りの踊り
黒
浅田真央最期のシーズン、2016年~2017年のショートプログラムです。
火祭りの踊りとは、悪魔祓いの儀式です。
羽根飾りのついたマントが悪魔を彷彿とさせ、そのダークな世界観をたっぷりと描き出します。
男性の多い群舞なので、より一層力強く激しいプログラムです。
左が男性陣の、右が浅田の衣装です。
赤
同じく浅田真央最期のシーズン、2016年~2017年のフリープログラムです。
黒と赤、二つのプログラムでリチュアルダンスは完成します。
リチュアルダンスは、スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャが作った曲です。
ですから、スペイン発祥のフラメンコ風の真っ赤な衣装がとても情熱的ですね。
左の刺繍のシージョが浅田の衣装、右のレースのシージョが他の女性陣の衣装です。
スカートのすそが丸く、ふんわりと広がるように作ってありますね。
スケートで衣装がどのように風に舞うか、計算しつくされているということが分かります。
このプログラムは、悪魔が追い払われ恋が成就した優雅で幸せな場面を描いているのだと思われます。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
2013年~2014年、ロシアソチオリンピックシーズンのあまりに有名なフリープログラムです。
浅田真央の集大成とも言われるこのプログラムは、男性陣からリレー形式で浅田真央につながれる形をとっています。
今思い出しても目頭が熱くなる、全6種類計8度の3回転ジャンプへの挑戦、浅田真央にしかできない情熱のステップ、天を仰ぐフィニッシュポーズ。
浅田真央が女神になった瞬間の衣装です。
Wind Beneath My Wings 愛は翼にのって
このプログラムは、ローリー・ニコルが最後に振り付けした2017年のエキシビジョンプログラムです。
この白の衣装は浅田のものですが、キャストそれぞれのイメージに合わせて色違いになっています。
ひとりひとり違う個性があってみんなで作り上げていくサンクスツアーのイメージに合わせて作ったそうですよ。
スカートがひらりと風にはためく美しさは、まさにこの曲のタイトル通り。
風乗って、様々な人の愛を受けて、より高く舞い上がっていくようなサンクスツアーを締めくくるエディングプログラムです。
浅田真央 サンクスツアー展のグッズは?
気になる浅田真央サンクスツアー展のグッズですが、思ったよりたくさんありました!
しかし人気の商品は売り切れているようです。
お盆明けに入荷するかもしれないので、一度問い合わせてから行ってもいいかもしれません。
また名古屋で開催される際は、初日に行った方がいいかもしれません。
衣装柄マスク 1,500円
浅田真央サンクスツアーの衣装をイメージした「衣装柄マスク」が販売されていたのですが、ほとんど品切れで3種類しか残っていませんでした。
ラフマニノフ、蝶々夫人、リチュアルダンスの柄が素敵だったのですが、残念ながらありませんでした。
あったのはコチラの三種類。
多分左から、「踊るリッツの夜」「チェロスィート?初期のサンクスツアーロゴ?」「仮面舞踏会?」かなぁ…。
分かりません!
購入しなかったので、どれがどれやら分かりません!
もうサンクスツアーマスク、23枚も持ってるしね…。
刺繍マスク 2,500円
かわいいけど、高いし、近頃不織布でないとよくないとか職場で言われてるし、購入しませんでした!
エプロン 9,800円
このエプロンかわいいですよね!
で、思わず購入しましたが、蝶々夫人のデザインにしました。
色違いでグレーもあります。
こちらが蝶々夫人です。
なかなかのお値段だったので、一枚だけにしました。
このエプロンで、もうすぐ彼氏になる予定の人の家で家事します!
あくまで予定ですけどね。
妄想ではなくて予定!
今度はいけそうな気がするんです!!
いえ、いけることを知っています!!
バナータオル 3,300円 タオルハンカチ 1,000円
タオルハンカチはサンクスツアー大阪公演で確か購入したような気がするんですよね…。
バナータオルもありますね。
スカーフ 5,900円
スカーフは購入しました。
タオル画像の二段目の棚に、色違いのスカーフが置いてあります。
グレーと黒と悩みましたが、パステルカラーが素敵なのでこれにしました。
それに黒は風呂敷持ってるしね!
壁にかけておいても素敵ですね。
エプロン画像の棚の上にも、寒色ベースの色違い見本が置いてありますね。
あれを広げた後、たたまずにポンと置いたのは、わたしでした!
バッグ トート 11,000円 エコ 2,000円
このピンクのトートバッグ、購入しようか悩んだんですが…。
使い道が思いつかなくて、買いませんでした!
肩こりひどいからリュックしか持たないんですよね…。
オルゴール 2,420円
オルゴールは思ったよりコンパクトなサイズ感でした。
HPにも紹介されていて、購入する気満々で行ったのですが、エプロンに心ひかれたので、やめておきました。
オルゴール聞く習慣がないもので…。
手ぬぐい 1,500円
手ぬぐいの値段が分からないのですが、多分1,500円です。
他にも種類がありました。
手ぬぐいは記念に購入しようか迷ったんですが、使い道が思いつかなかった。
この段の一番下とその上は、スカーフの色違いですね。
その他グッズ
ストラップ 1,500円
マスキングテープ2個セット 700円
ポストカード 250円
メモ帳 ラフマニノフ 660円
メモ帳 トリプルアクセル 770円
クリアファイルA5 3枚セット 880円
クリアファイル4個セット 1,100円
クリアファイルA4 440円
マスキングテープ 713円
ポーチ 2,547円
ミニタオルハンカチ 1,019円
ビニールポーチ 1,223円
その他
他にもマスクケースや書籍、今までの歴代プログラムもありました!
チケット購入特典
浅田真央サンクスツアー展の入場券を購入すると、画像のオリジナルミニファイルがもらえます。
わたしは当日券1,000円で入場しました。
正直、今までの衣装を置いて、動画流すだけで1,000円とは、なかなかのお値段だなと感じてしまいました。
わたしはサンクスツアーを7回も生で観賞してますから、プログラムが全て頭に入っていて、今さら動画見ても新鮮味がなくて…。
衣装もツアー中、SS席という一番前の席で観たしなぁ…。
一度もサンクスツアーを観賞していない人にとっては、1,000円の価値はあると思います!
まあグッズも買えたし、よかったよかった。
ではまた、来年の新たな浅田真央のアイスショーでお会いしましょう!
この画像はわたしではありません。
わたしはこんなにデブではありません。
この修正しまくった下の画像と同じ服を着てますが、わたしではありまてん。