かつてここまで嫌われている人を見たことがない、というぐらい嫌われているバブル姫(50歳・独身・バブル負の遺産)。
嫌われている理由は、頭が悪くて仕事ができないのに、いばってるからです。
その頭の悪さゆえに、毎日のようにバブル姫は珍行動を巻き起こし、話題にことかかない。
社内きっての有名人です。
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そしてわたしはある日、気がついたのです。
わたしにとってバブル姫の話をするのは、天気の話をするのと同じなんだなと…。
というのは、例えば話題がなくて気づまりなとき、誰しも天気の話をしてごまかすよね。
わたしは何か喋らないと気まずい間があるなっていうときは、バブル姫の話をします。
あるいは、誰かに話しかけたいけど、何を話題にしていいか分からないっていうとき、とりあえず天気の話をして、距離を縮めるよね。
わたしは誰かとおしゃべりしたいなって思ったとき、バブル姫の話を切り口にしてみます。
と、バブル姫の話をするのは天気の話をするのと一緒だなと気付くような出来事があったのです。
それは社内イベントが行われたある日のこと。
わたしはその社内イベントの受付に駆り出された。
で、たまたまわたしのお気に入りのグリーソンさんも、受付にいたので話しかける話題を探す。
話しかけるきっかけがほしいこんなとき、一番無難な話題は前述したように天気の話。
「今日は良いお天気でよかったですね~。」とかね。
だけどわたしはバブル姫の話をしたわけ。
「グリーソンさん、わたしバブル姫のすごい話を聞いたんですよ。
宴会のときのメスアピールが尋常じゃないって聞いたんですが、グリーソンさん見たことあります?」
グリーソンさんは、分からない、どんな話と言うので
「すごい聞いてほしいんですけど、ちょっとここでは言えないような話ですね。
いや言いたいんですけどね。」
とわたしは口をにごした。
その話とは、宴会のとき、バブル姫が3Pしたことがあると自慢する話のことです。
わたしは受付をしていたわけだから、人目もあるしいつお客様が来るか分からない。
さらに新入社員の女の子も数人いたし、そんな場所でしかも勤務中に3Pの話などできるはずもない。
するとグリーソンさんは
「じゃあまた、今度宴会のときにでも聞かせてもらうわ。」と言った。
それからすぐにグリーソンさんは
「ころんさんって、職場の誰かと飲みに行ったりしてんの?」
と聞いてきたので、わたしは待ってましたとばかりに
「誰も誘ってくれないんで、グリーソンさん、誘ってくださいよ。」
って言った!
言えた!
とうとう言えた!
かつて務めていた別な職場でも、わたしは片思いを経験したことがある。
その人と、どうやって距離を縮めればいいものかとセフレのフレディに相談したところ
「飲みに連れて行ってくださいよ、って言ったらいいやん。」
とアドバイスをもらった。
当時は、
「そんなこと言えない。言うきっかけもない。」
とむくれたものだが、あれから数年…。
とうとうそのぐらいのことは、言えるまでになりました。
これが20代のときに、できていたらね。
とまあ、わたしは過去の失敗も経て、
「飲みに誘ってくださいよ。」
と言えるようになったし、自らそのようなきっかけを作ることもできたのです。
そしたらグリーソンさんは二つ返事で、いついつだれだれと飲みに行く予定があるので、それに来る?と言ってくださいました。
ほんの数日前の最強強運日に願ったように、グリーソンさんと飲みに行くという願いは、いとも簡単に叶ってしまったのです。
こんなに簡単に早い時間で叶ってしまうなら、もっと難易度の高い願い事をすればよかったな。
チッキショー!
しかしこのようなきっかけを作り出すことができたのも、バブル姫のおかげ。
これでわたしとグリーソンさんの仲がすすめば、バブル姫はわたしに幸せを運んできた天使でしかないわけです。
さて、実はこの同じ日に、わたしはもう一人、バブル姫の名前を使って男性をナンパした。
その話は明日お届けするとしよう。
続く