バブル世代の女性に
モテモテ武勇伝を
語られたことは
ないだろうか?
バブル世代に
流行った言葉として
アッシーくん
メッシーくん
ミツグくん、
がある。
アッシーくん=アシ=足
足となって
車で送り迎えのみ
してくれる男性のこと。
メッシーくん=メシ=飯
ごはんをおごってくれる
男性のこと。
ミツグくん=みつぐ=貢ぐ
プレゼントして
貢いでくれる男性のこと。
バブル時代の
モテモテ女性には
複数の
アッシーくん、
メッシーくん、
ミツグくんがいることが
当たり前だった。
本当に好きな男性は
本命くんと
呼ぶのだろうか。
ダッサイ呼び名だなあ。
お金のありあまっていた
バブルの時代。
男性にも
さほど好きな女性でなくとも
食事をごちそうするぐらいの
余裕があったからだろう。
当時は
男性が大黒柱となって
一家を支えるだけの
お給料を稼ぐことが
できた時代。
まだまだマッチョな
考えを持つ人が多かった。
特に男性が食事代を
持つのは当たり前だった。
ある日のバブル姫
(50歳・独身・バブルの負の遺産)の
発言。
その日は
材料課のザイさんが
38歳の誕生日だった。
お昼休み
皆が口ぐちに
おめでとうとお祝を伝える中
バブル姫(50歳独身)が
「私が38歳の頃は
どれだけ男と付き合えるか
競争していたなぁ…。」
と
得意げにつぶやいた。
皆無言だった。
売れ残り40歳のわたしが
言うのも何だが
38歳の女性といえば
一般的には家庭を持ち
小学生から中学生ぐらいの
子供がいる頃ではなかろうか。
子供たちは思春期にさしかかり
強い自我が芽生え始める。
受験の準備も始まり
自分のことよりも
他人のために尽し
心を悩ませる
それが平均的な
38歳の
日本人女性像ではなかろうか。
何人男と付き合えるか
競争する!?
そんなもんは
女子大生の頃に
すませておけや
この売れ残り老女がよー。
その場にいた皆は
ほぼ姫の発言を無視する。
しかし姫の
しつこさったらない。
「私が38歳の頃は
5人の男と付き合ってたな…。」
とうっとりと語る。
ころんの堪忍袋の
緒が切れた。
「5人の男と付き合ってたら
自分の時間全然とれないし
体も持たないし
しんどいですわ!
わたしやったら
もうけっこうです!
頼むから一人にしてください!
って言ってしまうわー。」
姫は苦笑いしながらも
「私もさすがに
45歳になって
男を二人に減らしたわ。」
と得意げに語る。
さらに私は
言ってやった。
「5人の男性と
同時に付き合うなんて
性病になりますよ。
エイズになりますよ。
京都って学生も多いし
観光客も多いから
エイズの人
多いんですよ。」
すると姫は
ムッとした様子で
「性病の男となんて
付き合わないし。」
と反論した。
わたしも言い返す。
「性病にならないためには
性的なパートナーは
一人にするようにって
高校の時の保健体育で
習いませんでした?」
姫は
「習ったなぁ…。」
とつぶやくように言った。
空気の読めないわたしは
分からなったけど
姫はたいそう
不満げな顔をしていたという。
でも正論言われて
言い返せなかったみたい。
バブル姫
50歳の女盛り。
孫がいても
おかしくない年齢。
孫のいる女性ならきっと
男よりも
この孫が無事に育ってほしいとか
孫が健やかに暮らせるような
平和な社会でいてほしいとか
今まで自分が元気で生きてこれた
恩返しをするために
若い人たちの役に立ちたいとか
そういうことに
思いを馳せる年齢ではなかろうか。
姫、同年代の女性たちから
30年ぐらい差をつけられてますよ!!
そしてその差は
残りの人生で
決して取り返すことのできない
絶望的に大きな差なのだ。
ってわたしも
同じ穴のムジナやけどなー。
って今度
男自慢してきたら
言ってやるわ!!
本日のバブル姫の衣装
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