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バブル世代は体育会系の年功序列 先輩ズラして新人をいびるバブル姫

バブル負の遺産バブル姫

異常な好景気に恵まれたバブル世代は、努力せずとも年齢が上がると同時に出世できた時代です。
ですから仕事ができないのに、年齢が上というだけで、おおいばりできたのです。

年齢と勤続年数に応じて、出世できお給料が上がることを年功序列と言います。
また年上を敬わなければならないという考えも、年功序列的な考えと言えそうです。

この目上の人は絶対であるという縦の考え方を、体育会系とも言います。
体育、つまり集団スポーツを行う上で一番大切なのは、チームワークですよね。
チームワークを強くする方法はいろいろあるけど、手っ取り早いのは、役割分担をはっきり決めることです。

つまり年齢によって、立場をはっきりと決めると、争いが少なくなります。
何かトラブルが起こっても、先輩が絶対正義、後輩は譲るという基本ルールで、すばやく解決。
これが体育会系の一つの特徴です。

このように見ると、バブル世代は年功序列で体育会系な考えを持っていると言えそうです。

これとは逆に、実力主義なのが、ロストジェネレーション世代です。
就職が厳しい超氷河期世代とも言われ、相当な努力をして優秀でないと仕事さえ手に入れられなかった世代です。

年功序列のバブル世代、成果を重んじる実力主義のロスト・ジェネレーション世代、両社が相いれないのは当たり前。

わたしはロスジェネ世代に当たります。
だからやたらバブル姫が先輩ズラするのが鼻につくんです!

まずわたしとバブル姫は、同じグループの別企業です。
いくらバブル姫が親会社に勤めているといっても、仕事を教えてもらうわけではないのに、先輩ズラされる謂れはないのです。

先輩っていうのは、仕事を教えてくれたり、社会人としての心構えやマナーを教えてくれたり、相談に乗ってくれたり、ごはんをおごってくれたりするものですよね。
それを受けて後輩は、初めて先輩を尊敬し、慕うようになるのです。

わたしは一切バブル姫に先輩らしいことをしてもらっていないし、しかもわたしがバブル姫にいつも常識を教えている立場です。

例えばクリスマスはキリストの生誕祭だとか、リストラの意味とか、シンボルと象徴は同じ意味だとか、社会人なら知っていて当たり前のことを、いつもわたしが教えてやっているのです。

半年ほど前に、わたしの企業に中途採用の26歳の女性が専門職で入社しました。
肌ピカちゃんと呼んでいます。

今年の四月、さらに営業職で二人新卒の新入社員が入社しました。
しかし肌ピカちゃんと、二人の新入社員は部署が違うので、それほど仕事でかかわることはありません。

なのにバブル姫は

「これで肌ピカちゃんも先輩やな。」

とまるで、肌ピカちゃんが大出世でもしたかのように、ありがたみをつけて、上から語るのです。

言われた肌ピカちゃんも、「部署が違うので…。(それほど先輩として求められることもない)」と困惑顔。

だけどバブル姫は、「先輩は先輩や。」とまるで先輩であるだけで、後輩を意のままにできるかのように語るのです。

やたら先輩を強調するのは、入社歴と年齢しか誇れるものがないから。
本当に仕事できる人は、入社歴や年齢で先輩ズラして、後輩を思い通りにしようなんて思いません。

仕事ができないバブル姫。
だから誰からも必要とされず、尊敬もされないバブル姫。

必要とされないならまだしも、死ねばいいのにとさえ思われているバブル姫。

30年も勤めた会社で全く仕事ができず、死ねばいいのにと思われるなんて、それ、存在する意味ある?

哀れなバブル姫。
みじめなバブル姫。

そりゃー、先輩であることを強調していばって尊敬されているフリをしなきゃ、精神がまともに保てないのだろう。
すでにまともに、保ててないけどな。

そのような状況の中、バブル姫があまりに仕事をしないため、新しく派遣社員が二人、入社することになりました。

長い間、人員募集をしていたのですが、なかなか決まらず、やっと決まった二人でした。

なぜなかなか決まらなかったかというと、わたしの予想です。

1. お客様センターという部署なので、クレーム処理をするイメージがあるから。
実際は、取次ぎだけでよく、クレーム処理は、別の人がやってくれます。

2. 場所が田舎でちょっとへんぴな駅にあるから。
駅からは徒歩10分ぐらいです。

3. 給料が安いから。
3年経てば社員になれるので、それまでの辛抱なんですけどね。
誰もが知ってる一流企業ですから、社員のお給料はいいですよ。

もう一つ、これが一番大きな理由かなと思うことがありますが、ここではふれないことにします。
ていうか職種が分かるので、永遠に触れません。

このように、すこーし条件の悪い職場ですから、やっと応募がきた二人の女性をそのまま雇うことになりました。

一人はバブル姫より二つ年上の52歳の女性でした。
もう一人は、40代半ばの専門的資格を持つ女性でした。

二人とも結婚していて、子供のいる主婦です。

バブル姫は、新人が二人も入ってきたことで、先輩ズラできる、自分の仕事を押し付けられるとずいぶん張り切っていました。

しかし、バブル姫の思った通りにはならなかったのです…。

もしも新しく入ってきたのが、新卒の二十歳前後の何も知らないコムスメならば、バブル姫の思い通りにできたかもしれないでしょう。

しかし、40代50代の子持ち主婦では、すでに自我ができあがり、完成されています。
相手を見抜く目もあるし、それなりに修羅場をくぐっています。

頭の悪いバブル姫の、思い通りにできるような人たちではありませんでした。

そのことが理由なのか、ストレスをためたバブル姫は、やがて新人いびりを始めるようになったのです…。

 

続く

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