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刑事コロンボ#20 野望の果て/Candidate for Crime 1973年 あらすじとネタバレ解説 コロンボの猛追にたじたじの殺人犯

刑事コロンボ

刑事コロンボ第20話「野望の果て/Candidate for Crime」は、5人の脚本家が練り上げた完成度の高いミステリーです。

今回の殺人犯は、犯罪組織に脅迫されながらも選挙を戦う上院議員候補者です。

そのため警察の護衛がつき、刑事コロンボも殺人事件が起こる前の物語冒頭から登場します。

またコロンボが、殺人者である上院議員候補の身辺警備まで請け負うことになったものですから、犯人は終始コロンボにつきまとわれるという大義名文を与えちゃったわけですね。

殺害現場をちょいと調べただけで次々と矛盾を突いてゆく冴えわたるコロンボの観察力。

コロンボの猛攻撃に、知能が高い上流階級といいう設定の殺人犯も、あからさまにたじたじ。

もはやコロンボの手のひらで転がされる孫悟空にしか見えません。

そういえば今回のゲストスタージャッキー・クーパーは、ちょっと猿顔かも?

さあコロンボのしつこさと、瞬時に矛盾を見抜く猛攻撃を、たっぷりと堪能しましょう!

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