いつのまにやらこのブログのタイトルが、「プチ初老ころんのコロコロ刑事コロンボ考察講義」から「ころんのコロコロ★スロウな老婚講義」に変わったことに気がついてくれている人はいるのだろうか。
タイトル通り、刑事コロンボ中心に綴っていたブログを、わたしの恋愛記録をメインに変更することにしたのである。
ちなみにわたしの今までの恋愛記録はこのブログのヘッダー「スロウな恋」かカテゴリの「しるし」から読めます。
恋する気持ちを徒然と綴りたい気持ちはあれど、ブログを書く時間がないのと、タイトル通りあまりにわたしの恋が進まないので、綴りたくても綴れない。
進まないのはわたしがモテないからというのが一番の理由だと思いたいやつは思え!
おっしゃる通りじゃ!
でもまだふられてない。
好きとも言ってないし、告白もしてないからふられるはずもない。
ふられてないので、恋の成就の可能性はある。
たとえふらたとしても、人生には逆転ホームランというのが確かに存在するのである。
だから別にあきらめる必要もないんじゃない?
そのような講釈をクドクド述べながら・・・、
引き続きなぜわたしの恋が進まないかをクドクド述べていくとしよう。
まず一つにはタイトル通り、強力なライバルが登場したのである。
なんとまあ、ころんより20歳も年下の清楚系あざと女子の新入社員。
彼女を、あまり似てないが吉高 由里子風ってことで、ゆりこさんと名付け、このブログのどこかにも登場しているはずである。
めがねをかけると浜辺美波にも似てるかもしれない。
わたしはこの新入社員が初出勤の日、朝礼であいさつをしている姿をみて、おとなしそうに見えるけど、何だかこのこ、目がエロいなぁと感じたものである。
このころんの直感は、まさにその通りであったことを、わたしは後々知ることになる。
いつのことだったか、何がきっかけだったか、分からないけどゆりこさんが、
「グリーソンさん押しなんです!」
と人目をはばからず言い出したのである。
最近の若い子は、「好き」って言わず、「押し」ていうんだね。
ころんの解釈であるならば、「押し」が、好きとか愛してるって意味ということでOK?
このゆりこさんの発言に、わたしは一瞬我が耳を疑うわけである。
ねえ、あんたたち、一体いくつ年齢がはなれてるの?
30歳近く離れているよね。
その「押し」は、恋愛的な意味で言っているの?
それとも、お父さん的な意味で慕っているってことなの?
それともゆりこさんは、いわゆる「枯れ専」、おやじ好きのファザコンってことなの?
分からん!分からん!分からん!
だけどどうやら恋愛的な意味で、グリーソンさんに好意があるって言ってるみたいなの。
それをあらゆる人々に公言しているものだから、おそらくグリーソンさんの耳にも届いているはずだと思う。
神ちゃま神ちゃま…
一体ころんはどんな悪いことをして、こんな試練を受けなればならないのか…。
何も高望みなんてしていません!
年下イケメンがいいだなんて言ってません!
7歳年上のバツイチ男が良いと言っているのです!
それを何も20歳も年下の、京都で有名なお嬢様大学出たての、ぴちぴちの新卒の清楚系美女を恋のライバルにすえるなんて、あまりにひど過ぎやしませんか?
勝てる気がしない!
負け戦はしたくない!
負けることが分かってるのに、戦場になんて出たくない!
あきらメロンってことなのか?
わたしは思わずゆりこさんに探りを入れる。
いつも年上の男性と付き合うことが多いの?
「いえ、私、同級生としか付き合ったことないです。」と答えるゆりこさん。
ということは、決しておじさん好きというわけではないわけですね。
目覚めたのか?
社会に出て、おじさんが働く姿を見てキュンときたのか?
そしてわたしは二人の恋路の邪魔をする。
グリーソンさんと結婚なんかになったら、親の介護と旦那の介護が同時に始まるで!
現実的やないで!
ゆりこさんはケラケラと笑っておった。
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