このお話は原稿のコピーを
さらにコピーして
スキャナーで取り込んだので
かなり線が荒いね。
表紙だけはデジカメで
撮影したんだけど
それがいちばん
鮮明なような気がするが・・・。
アイキャッチ画像は
新たにスマホで撮影した。
今までスキャナーで
取り込むために
わざわざ原稿を
縮小コピーしてたのに
実はデジカメの方が
鮮明に線が出るということに
ここで気がついてしまった・・・。
すでに次の作品も
取り込んじゃったよーん。
もういいけど。
どうせ素人の作品を
趣味の自己満足ブログに
載せてるだけだし・・・。
これはかなり前の作品。
11作描いてきた中で
8作目になるんだけど
絵はこの頃が
いちばん安定してるって
言われたわ。
そうかぁ?って思ったけど、
先生も
「この頃はていねいに描いてる」
だって。
自分では顔とかゆがんでて
まだ描き慣れてないような
気がするんだがいつも
「ころんさんは
丁寧さを身につけたら
もっと絵が見栄えする。」
って言われてるんだぁ。
漫画描くってかなり細かくて
めんどくさい作業なんだよ。
ブログで文書いてるほうが
楽だわ。
わたしが漫画描けなくなったのは
文章で表現する方が
ラクって気が
ついてしまったからなのね。
絵は努力すればするほど
上手くはなるけど
文章は特に努力せずとも
思ったことそのまま
書く綴るだけや。
一切努力の必要なし。
今読み返したら
確かにコマ割りなどは
凝ってるなって思う。
今読み返したら
主役の女の子が
ブリブリすぎて
恥ずかしいわ。
結末を決めてたんで
悲壮感が増すように
多分あえてそうしたんだと
思うけど。
でも読み返したら切なくて
ちょっと泣けてきたわ。
何か思うところが
あるんだろうね~。
自分で描いた漫画読んで
泣くって
もはや末期症状ですな。
わたしの友人で
理想が高いというか
潔癖症というか
ある友人の恋が終わるたびに
「そんな男と別れて正解」
ていうコがいたのね。
わたしも、悪い男だと
別れてよかったやん、
ということはあるけど
さすがに正解とまでは
言い切れないわぁ。
で、その別れて正解って
いうコに限って
恋愛経験ないんだよね。
あんな男はだめだどーだって
言うんだよね。
それはわたしもだけどさっ。
で、モテないのを
男運が悪い・・・って
つぶやくんだよね。
運じゃないでしょう、
モテないだけでしょうって
思ってたけど
さすがのころんも
言えなかったわ。
わたしも男運ないかなぁって
思うときがあるけど
モテないのを
運のせいにしてると
思われるとイヤなので
二度と運のせいに
しないことにした。
それだったら
わたしがブサイクだから
モテないとか
性格が悪いから
彼氏ができないとか
か言った方が潔い。
少なくとも
顔で男を選んだり
男にあれやこれやと
注文つけるコに限って
男運が悪いと
つぶやいているような気がする。
わたしの周りだけ
かもしれないけど。
ところがどっこい。
男運が悪いって言うと
男性からみたら
けっこう心が打たれるんだって。
弟が言ってた。
今度こそ、
俺が幸せにしてやるぞって
思うからか
男運が悪いってことは
俺でも素敵にみてくれるのかって
思うからか
ロクな男と
付き合ってないこの女、
どうとでもできるぞって
思うからか分からないけどさっ。
じゃあ、
今度のお見合いで
わたしもつぶやいてみようかな。
「なんか・・・、
男運悪くて・・・。」ってさ。
みなさまも一度
お試しくださいませ。
これはって思う殿方の前でつ
ぶやきましょう。
「男運悪くて・・・。」ってね。
失敗しても責任は
とりません。
話はそれましたが
恋愛の正解の話ね。
恋愛経験も
ほとんどないお前に、
果たして
恋愛の正解が分かるのか?
恋愛に正解などあるのかってことで
このストーリーが
浮かんだんだと思う。
ラスト、
友人にこのお話の
主人公キクちゃんは
「別れて正解」って
言われちゃうんだよね。
でも、正解ではなくて
わたしも相手も恋愛にたいして
努力をしなかったからだって
それだけのことだって
自分の中では納得する。
納得するというより、
自分をそう納得させたんだね。
そこで
恋愛の努力をしてみる。
今まではかなかった
スカートをはいてみる。
で、少しだけきれいになって
終わるというお話。
ここはテレビで
上沼恵美子が言ってたのを
参考にした。
「女性がいちばんきれいになるのは
失恋したときなの。
失恋して自分に負けたくないって
思うから
女性はきれいになるの。」
なるほどって
思ったわ。
そういやわたしも
失恋した後に
エステに通うことにしたなぁって。
おかげでそのときは
きれいになれたわ。
だって100万近く
かけたと思うよ。
きれいになれなきゃ
詐欺で訴えてやるね。
TBCのCMでも昔あったよね。
失恋した女の子が
「ゼッタイきれいになってやる。」
って決意するようなのが。
さすが上沼恵美子。
おもしろいだけのオ
バチャンじゃないんだね。
そのようなことを参考にして
失恋してきれいになって
新しい恋を予感させるという
結末にしました。
だからね。
たとえ不正解の恋愛でも
結果少しでも良いほうに自分が変われて
きれいになれたなら
結局は彼女にとっては
正解の恋愛だったのでしょう。
人の恋愛の正解不正解を
決める権利は
誰にもないのでございますよ。
と言いつつ
わたしは恋愛で
失敗した相手に
「だからやめとけって言ったのに。」
ていうのが
何より好きなんだけどね。
へへへ・・・。
性格の悪いことで
困ったことです。
わたしを離婚騒動に
巻き込んだ昔のDV男にも
「だから結婚やめとけって言ったのに。
自分のしたことって
返ってくるのねぇ。」
ってしみじみ言ってやったら
怒ってたわ。
人間って
本当のことを言ってやると
怒るんだね。
わたしは別に
デブって言われても
怒らないもんね~。
ぶしつけだなって
思うけどさ。
このお話を一言でいうと
「ちゃら男に引っかかった
純朴な田舎女子大生」
ってことでしょうか。
だからちゃらいバカ男である陽太を
キクちゃんが好きになる経緯が
難しかった。
作者であるわたしは
最初っから
ひどいチャラ男って思って
描くわけだけど
読み手やキクちゃんには
分からないことだもんね。
最初この陽太をどうやって
魅力的に見せようか苦労したわ。
結果大人しい性格の
キクちゃんが
気さくな陽太の人柄に
惹かれるぐらいしか
思いつかなかった。
陽太、最初と最後で
別な男みたいになってるもんね。
でも愛情のなくなった男の
豹変ぶりなんて
こんなものでしょう。
でキクたんも別れの
決意をしてつぶやく。
「こんな男は
ほかの女にあげましょう。」
わたしはこのセリフが
描きたかったのね。
このセリフ、言いたいけど
わたしは言えないタイプなのね。
昔カラオケで
「オリビアを聞きながら」を
歌ってたときのこと。
二度と電話をかけてこないで、
みたいな歌詞があるのね。
一緒にいた友人に
「ころちゃんは
そんなこと言えないでしょ。
言ってみたいでしょ。」
って言われたわ。
実はわたしは
ありえないぐらいのドエムなんで
言えないんすよ。
自分は言えないけど
言いたいことを
漫画のキャラクターに
言わせるっていうのも
一つのカタルシスですよ。
要はキクちゃんは
遊ばれてしまったということです。
毎年毎年
キャンパスでは
一体何人ぐらいの男女が
こんな恋愛を
繰り広げているのでしょう。
一体どのぐらいの女の子が
キクちゃんと
同じような涙を流すのでしょう。
だからわたしは
この漫画を描いてるときに
どんな話?って聞かれたら
「ときめきキャンパスラブです」
って答えてたわ。
すると先生に
「ちょっと違うでしょ。」
って突っ込まれてたわ。
でもわたし女子大だったから
こういうときめきキャンパスラブの
経験がないんだよね。
だから遊びでもいいから
こんな恋愛してみたかったわ~と
思うのです。
ノート見せ合うとか
自転車乗るとか
木陰で談笑するとかそんなん。
今もし男性に
自転車でむかえに来られたら
「車で来いよ」
って言ってしまうもんね~。
いや~大学生は
さわやかでいいね。
漫画本編よりも
後書きの方が
長くなっちゃったわ。
チャラ男に
遊ばれてしまったキクちゃん。
わたしの以前の職場に
当時24歳ぐらいの女の子がいて
わたしは30歳ぐらいだったのかな。
以前かなり
年上の彼がいたけど
今思えば
遊ばれてたのかもしれない。
今も気になる人ができても
遊ばれるかもと思うと
怖くて恋愛できない。
って言うコがいたわ。
「別にそのとき楽しかったんなら
遊びでもいいやん。」
って言ってしまったね。
「だいたい遊びと
本気って何で分けるの?」
ってね。
「でも遊ばれるのが
怖いんです。」
って言い張っとった。
遊びと本気を分ける目安なんて
結局結婚したかどうかぐらいしか
ないんじゃないの。
結婚までいかなかった恋愛は
全部遊びじゃないのって
思うのだがいかがだろう。
例えば貢がされたとか
妊娠させられたとか
そんなんだったらイヤだけど
自分もそこそこ楽しい思いができて
ヒマがつぶせたなら
遊びの恋愛で十分じゃんね。
遊ばれたとしても
そのとき自分が
精一杯恋愛したと思えて
激しく気持ちをぶつけあう相手が
いるってことは
何も恋愛しない人生よりは
いいのではないのでしょうか。
だからわたしも
もっと十代二十代のときに
わけの分からない恋愛ってのを
しておけばよかったと思う。
若いときに
たとえどんなに惨めな自分だとしても
思いっきり気持ちをぶつける相手が
いなかったというのは
ちょっとした不幸である。
そういう人間は年取ってから
かなりおか
しな方向に影響が出る。
やたら理想が高いとか
妄想が激しいとか
ひどいと殺生沙汰に
なったりするかもね。
あとはやたら条件で
相手を選ぶとか?
それってわたしのことかしら。
ただ気持ちは変わるけど
条件、たとえば身長とか
学歴とか家柄などは
不変のものなので結果
条件で選ぶお見合いの方が
離婚率は少ないらしいね。
好きっていう気持ちや
恋愛感情は変わるんだね。
神の前で変わらないと
誓ったというのに変わるんだね。
だからそういう
相手の微妙な気持ちを
読まないといけない
恋愛っていうのは
たいへんな自己修行の場としては
持って来いなのではないでしょうか。
わたしはそういうのが
面倒だと思う性格なので
もともと恋愛に
むいてないんだと思う。
なのになぜ恋愛漫画を
描いてたのか
疑問といえば疑問だ。
まあそのように
遊ばれてたけれども
それなりに成長できたから
よしとしますっていう
ストーリでした。
ちなみにこの漫画に
登場するライバルの
アヤちゃんは
当時モデルとして
大人気だった
蛯原友里さんをイメージして
描きました。
価格:2,031円 |
価格:1,080円 |
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