「大阪・関西万博 2025」開幕までとうとう50日を切りました。
199あるパビリオン調査記事。
とても開幕まで間に合いそうにないので、今日からはわたしが体験したいパビリオンから取り上げてゆきます。
今回は各界の最前線で大活躍の 8 人のプロデューサーが主導するパビリオン「シグネチャーパビリオン」から、「いのちめぐる冒険」をご紹介します。
「いのちめぐる冒険」をプロデュースするのは、「マクロス」「アクエリオン」で有名なアニメーション監督河森正治さん。
最先端技術を駆使した河森作品が万博で体験できる!ということで、とても話題になってます。
どんな体験が待っているのでしょうか。
いのちめぐる冒険 河森 正治
公式HP
位置
「大屋根リング」内、中央から少し南に下がった位置が、シグネチャーゾーンです。
「いのちめぐる冒険」は、西側の南から二つ目ですね。
北隣は「EARTH MART 小山 薫堂」、南隣は「いのち動的平衡館 福岡 伸一」です。
プロデューサー 河森正治
アニメーション監督、メカニックデザイナー、ビジョンクリエーター
代表作:
『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メインメカ)、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』(メカスタイリング)、宮沢賢治の半自伝的アニメーション『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『攻殻機動隊』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『デモンエクスマキナ』(メカデザイン)、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。
建築コンセプト いのちの礁(ショウ)
建築コンセプトは「いのちの礁(ショウ)」。
礁とは、岩石や珊瑚(さんご)などから成る海底の突起した部分。
かくれ岩ともいいます。
大小様々で多彩な展示群は、それぞれが建築構造と一体となった “セル(Cell:細胞)”という空間を形成。
多彩な “セル”が一つの “いのち” として構成されることで、多様でありながらも一連の存在であることをイメージしています。
このセルは、真水ではなく、大阪湾の海水を使用したコンクリートパネルによって構成されています。
貴重な真水資源の保全とともに、長寿命化等の多くの革新性をもたらします。
長寿命化されたコンクリートパネルと、海上輸送コストを抑えられる鉄骨構造ユニットは、会期終了後のリユース、リパーパスの可能性を広げることができます。
まさに(いのちの循環)ですね。
テーマシンボル 「いのち球」
コンセプトビジュアルの「いのち球」です。
あらゆるいのちに上も下もない。
生物多様性を合体・変形させた象徴。それが「いのち球」。
「いのちめぐる冒険」パビリオン
テーマは「いのちを育む」
コンセプトは「今、ここに共に生きる奇跡」
今、ここに
共に生きる奇跡
はかなくて、尊くて、力強くて、愛おしくて、
美しいいのちの輝きと、
宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを表現。
人間中心からいのち中心へのパラダイムシフトと、
いのちを守り育てることの大切さを訴求することを目指します。
ユニフォーム 生態系に想いを馳せる サステナブル素材
「いのちを育む」がテーマとしたパビリオンなので、『いのちを育む場所=成長する場、教育の場』から学生服をベースにしたデザイン。
デザイナーは、河森正治が長年タッグを組んできた江端里沙氏。
アニメーション監督のパビリオンなので、制服でもちょっとコスプレっぽいデザインですよね。
LGBTQ対応のため、男性用、女性用、ユニセックスと3パターンあります。
ユニフォームは海洋マイクロプラスチックを排出しにくい素材、バッグは、大量に廃棄される国内の貝殻を素材を使用。
さらに農薬による生態系、人的健康被害を抑制するため、オーガニックコットンを100%使用。
着物のロジックで構築された余分な端切れがほぼ出ないパターン…。
製造工程全てにおいて人的・環境的配慮が確認できる国際的な天然素材のサステナブル認証・Global Organic Textile Standard 、通称GOTS(ゴッツ)®︎認証を取得。
サステナブルのサステナブルによるサステナブルのためのサステナブルがばっちり!!
体験できること 約50分
「いのちめぐる冒険」パビリオンは、最先端のテクノロジーを駆使した4つの「いのちのスペクタクル」体験ができます。
没入型空間で繰り広げられるイマーシブ展示では、「超時空シアター」と「ANIMA!」で魂を震わすいのちの旅を体験。
この二つは予約が必要です。
リアリティ展示では「宇宙の窓」「無限メタモルフォーゼ」が、普段は気づかない、この世界のいのちの奇跡をみせてくれます。
こちらは体験というより見学なので、予約いらないみたい。
超時空シアター 「499秒 わたしの合体」
30人で同時体験する現実と仮想空間が融合したXRクロスリアリティ。
今ここに共に生きるすべてのいのちをめぐる祝祭の物語。
水からはじまるこの物語。
主人公は体験したその人自身です。
ミジンコになって魚に食べられて、その魚になって今度は鳥に食べられて…。
多様ないのちになって変形し合体してゆく無限に続く食物連鎖を、宇宙スケールで体感できます。
カメラ付きVRゴーグルを使うことで個人での「没入感」と鑑賞者全員の「一体感」が楽しめるのも大きな目玉。
わたしは常日頃から、日本のアニメ文化は世界一であると豪語しています。
その世界トップレベルの最先端アニメ技術は、この期間、大阪夢洲でした味わうことができません!
みんな、予約したら絶対ダメだよ!
だってわたしが予約取りにくくなるやん。
ANIMA! いのちめぐる回廊
映像と音楽と振動がシンクロ
全身で感じるいのちのミュージカル
いのちの持つ躍動感、凄まじさ、愛おしさ、そして誰もがいのちの繋がりの一部であることを体感する全く新しい没入型空間。
床振動と立体音響、紗幕に映し出される映像に包まれる世界発の空間です。
菅野よう子氏が音楽プロデューサーをつとめます。
宇宙の窓
いのちの輝き
3万6千km離れた場所から見る今日の地球、卵の中で成長してゆく生命の姿など、人間の感覚器官では捉えられない時空スケールで撮影した超高精細映像を、4m四方の巨大ビジョンが映し出します。
無限メタモルフォーゼ
いのちのドラマ
生物が死に、分解されていくなかで、微生物など他の生命が成長する。
日常の中に密かに存在しながら、私たちの目に隠された生命が織りなす物質循環のプロセスを目の当たりにする。
農学博士、アーティスト Mikiko Kamadaプロデュースアート作品。
こちらの食物連鎖体験、絶対トライしてみたいですね。
30人ずつなので、ぜひ万博で一緒に体験しましょう。
ではまた、夢洲でお会いしましょう。
………………………………………
以下は、わたしがアマゾンで購入した商品のご紹介。
こまーしゃる。
風邪をひいてのどが痛くなったのでこちらの加湿器を購入。
のどの痛みはとれなかったけど、睡眠時に使うと鼻づまりがましになった。
買ってよかった。
ピンクを購入したけど、この度母のためにブルーも再注文しました。
コメント