13ある民間パビリオンのうち、9つ目に紹介するのは、日本ガス協会が出展する「ガスパビリオン おばけワンダーランド」です。
ガスとお化け…。
何だか結びつかんなぁと思ったのですが、実はガス、気体のことですね、様々に変化の可能性を秘めたエネルギーです。
つまりどのようにも「化ける」ことができるエネルギー。
まさにお化けエネルギー。
スピリチュアル的に「風の時代」と呼ばれる今の時代、エネルギーもわたしたちも未来も、どんどん変化する、つまり化けてゆくことが最重要課題なのではないでしょうか。
ガスパビリオンのコンセプトは「化けろ、未来!」
キュートなお化けたちと、わたしたちがどんな風に化けることができるのか、ワクワク体験が待ってますよ。
ガスパビリオン おばけワンダーランド
公式HP
位置
西ゲート入って北側、大屋根リングの並びにあります。
出展
一般社団法人日本ガス協会
全国約200の都市ガス事業者が地域に根差し、人々の快適な暮らしやビジネスを支えています。
コンセプト 化けろ未来!
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
多くのパビリオンが⽬指す未来社会のありかたが循環型、すなわち「めぐる」社会です。
ガスが燃えて⽣まれた二酸化炭素(以下、CO2)は、e-methane(e-メタン)という新しいエネルギーに「化けて」めぐり、この技術を「メタネーション」といいます。
地球温暖化の一因とされるCO2を増やさずにリサイクルし、エネルギーを循環させることでガスのカーボンニュートラルにもつながってゆきます。
これまでになかった「化ける」が、「めぐる」を、社会を進化させていくのです。
「ガスパビリオン おばけワンダーランド」は、化けるパビリオンです。
⾃分の欲望が、⼤切な⼈のため、
地球のための⾏動に化ける。
社会が化ける。
もっともっとめぐる世界に化ける。
未来が化ける。
⾒えないものが、希望に化けていく。
あなたもきっと、化ける。
建築コンセプト 化ける、建築
ガスパビリオンは、鏡面の膜材を活用した、最大高さ約18mの三角形断面の特徴的な空間を持つ建物。
空に向かって高くそびえる大胆な三角形は、希望ある未来に通じる入り口をイメージしています。
膜材に使用されているのは、大阪ガス株式会社が開発した高性能、高耐久の光学フィルム放射冷却素材「SPACECOOL」。
太陽光と大気からの熱を遮断し、熱吸収を抑えるだけでなく、放射冷却技術の原理により宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材です。
ガスパビリオンのコンセプト「化けろ、未来!」をパビリオンデザインでも表現します。
①建物の表情が「化ける」
鏡面の膜に周りの風景が映り込み、天候や時間帯、見る位置などによって、様々な表情に変化。
外の世界と建物との境界を曖昧にし、不思議な世界に誘います。
夜間はライトアップによって、温かさの象徴であり、未来を灯す「カーボンニュートラルな炎」を表現。
②3Rで「化ける」
「SPACECOOL」を使用した膜構造の外壁にすることによって建築資材の削減(Reduce)。
構造材のリース活用による再利用(Reuse)。
パビリオンの建設で生じる廃材で日よけを設けるなど再資源化(Recycle)を推進。
万博終了後も形を変えて「化ける」パビリオンを目指します。
③省エネ・低炭素化に貢献
膜材に放射冷却素材「SPACECOOL」を採用することで、空調負荷を軽減し、省エネ・低炭素化を実現します。
体験できること 約40分
ガスパビリオン おばけワンダーランドは、スバリお化け専用のテーマパーク。
「化けろ、未来!」をコンセプトに、おばけたちと一緒にドキドキ・ワクワクしながら未来に化ける体験を楽しめる来場者参加型のエンターテインメントパビリオンです。
おばけしか行けない場所が人間の世界とつながってしまいました。
願いがなんでも叶う夢の世界。
あなたは何を願いますか?
わたしの願い事はもう、ありません。
案内役はおばけミッチー
おばけワンダーランドの案内役を務めるキャラクターは「ミッチー」です。
未知への好奇心があることから名づけられた少しお調子者の「ミッチー」が「化ける」世界へご案内。
ミッチーの声優は下野紘さん
4月21日生まれ。東京都出身。
代表作は『鬼滅の刃』(我妻善逸)、『僕のヒーローアカデミア』(荼毘)、『うたの☆プリンスさまっ♪』 シリーズ(来栖翔)、『進撃の巨人』シリーズ(コニー・スプリンガー)などがある。
バケルゴーグル
バケルゴーグルは、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を 体験できる最新の「XR(クロスリアリティ)ゴーグル」です。
バケルゴーグルを装着すると、 おばけに化けらて、 たくさんのおばけたちが見えるようになります。
※7歳以上でないとバケルゴーグルはかけられません。
欲しいものが手に入る世界
おばけたちの世界では、食べたいもの、オシャレなもの、欲しいものがなんだって手に入ります。
早いもの勝ちでいろんなプレゼントをほしいだけ取りまくろう!
おばけの世界の仲間たち
キャラクターデザイン EMU(エム)
グラフィックデザイナーを経て、2016年に木彫アーティストとして活動。
造船所から出た、捨てられるはずの木材をアップサイクルし、純粋な形と空間との関係性に焦点を当てた、 ユニークな木彫作品やペインティング作品を制作し、日本のみならず海外各国で展示会を行っている。
NIKEやPokémon、Netflixなど数々のコラボレーションをも手掛ける。
やばいやばいやばい
ほしいものがなんだって手に入る楽しい世界だったはずのおばけの世界が…。
状況が⼀変︕一体この後どうなるの?
ユニフォーム
ガスパビリオンのスタッフも、おばけワンダーランドで働く「おばけ」に扮して、ご来場者をお出迎え。
通気性、吸水速乾性、ストレッチ性のある軽量生地を採用しています。
来場者の誘導などを担当する運営スタッフ用と、展示内容の解説などを担当する接遇スタッフ用の2種類あります。
ミッチーとおそろいの帽子は共通です。
通気性、吸水速乾性、ストレッチ性のある軽量生地を採用。
運営スタッフ用
画像の左手二人が着用しているのが運営スタッフ用のユニフォームです。
Tシャツは7色あるそうで、おばけの仲間たち7人と共通ですね。
オーバーオールはおばけのふんわりとしたシルエットをイメージ。
ジェンダーレスを意識してスカートにもパンツにもなるデザインです。
このオーバーオイルかわいいけど、トイレしにくいからいらね、と思ったらスカートタイプもあるんですね。
超絶ほしいわ。
左端の男性が着用しているのがスカートタイプに見えますが、シックな黒なので違和感ないですね。
裾の形もドローコードでアレンジできるそうですよ。
くつしたの色を左右で変えているのも、アンリアルなおばけの世界にマッチしています。
接遇スタッフ用
画像の右端が接遇スタッフ用で落ち着いた品のあるデザインですね。
おばけの丸みを生かしたケープに、ブルーのカラーポケットがアクセントになっています。
黒のガウチョレイヤードパンツもシックな色ながらゆるっとしたデザインでおなかもカバーしてくれそうです。
ころんの視点
ガスパビリオンおばけワンダーワールド、とっても楽しそう。
同行者や偶然一緒に体験した人が、どんなおばけになるのかドキドキします。
誰が誰だか分からなくなって、手をつないで行動しないと迷っちゃうかも。
これは意中の相手と、とさぐさに紛れて手をつなぐチャンス!
わたしの行きたいパビリオンリストの中では上位で、4月中には体験をすませておく予定。
ではまた、おばけワンダーランドでお会いしましょう!
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以下は、わたしがアマゾンで購入した商品のご紹介。
こまーしゃる。
風邪をひいてのどが痛くなったのでこちらの加湿器を購入。
のどの痛みはとれなかったけど、睡眠時に使うと鼻づまりがましになった。
買ってよかった。
ピンクを購入したけど、この度母のためにブルーも再注文しました。
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