作品情報
刑事コロンボ:ピーター・フォーク(小池朝雄)
殺人犯:建築家 エリオット・マーカム/パトリック・オニール(川辺久造)
被害者:実業家 ボニー・ウィリアムソン/フォレスト・タッカー(勝田久)
被害者の元妻:ゴールディ/ジャニス・ペイジ(中西妙子)
被害者の妻:ジェニファー・ウィリアムソン/パメラ・オースティン(山崎左渡子)
殺害の動機:都市改造計画の援助を断られたため
演出:ピーター・フォーク
脚本:スティーブン・ボッコ
パイルD-3の壁/ BLUEPRINT FOR MURDER 1972年
殺害の動機とトリック
殺害の動機
物語は、怒り狂ったじーさん、ボニー・ウィリアムソンが、マーカム設計事務所に乗り込んでくるところから始まります。
そして無下なことに、自分の名前のついたウィリアムソンシティーの模型をぶっ壊してしまいます。
怒りおさまらないまま、お目当てのエリオット・マーカム所長が留守だったので、探しに工事現場へと向かうのです。
ウィリアムソンが怒っているのは、彼の妻と建築家マーカムが、勝手に莫大な費用と投じて都市改造計画を進めていたからでした。
そりゃ、ボニー・ウィリアムソンの怒りもごもっともですよね。
自分の稼いできたお金が、身内である妻とはいえ、莫大なお金のかかるプランに勝手につぎこまれていたら誰だって激怒するでしょう。
ウィリアムソンは、「バカも休み休みに言え!」「山師」などとマーカスに暴言を吐きます。
山師ってなんぞや?って調べたら、
投機的な事業で金儲けをたくらむ人。
また、儲け話を持ちかけて他人を欺く人。
というなかなかひどい意味でした。
当初は何とかウィリアムソンを説得しようとしたマーカムですが、取り付く島もありません。
それでマーカムもすっかり怒ってしまい、
「あんたの墓地の設計だけはやらせてもらいましょうか。」
なんて遠回しにこれ、「殺してやる」って言ってますよね。
他人のお金を当てにして、出してもらえなかったら「殺しますよ。」って控えめに言っても頭がおかしいですね。
するとウィリアムソンは勝ち誇ったように、自分が死んだら遺産は全て信託扱いになると言います。
妻はその中から年金をもらって生活し、ウィリアムソンの遺産はまるごと配偶者に渡るわけではありません。
つまりウィリアムソンが亡くなると、妻は都市計画に投資するようなお金の余裕はなくなります。
そしてウィリアムソンは、「はったり屋」とマーカムをののしって、軽くですが、ペシッと平手打ちをくらわせて帰ってゆくのです。
これはひどい。
これは失礼。
完全にマーカムの中で殺意がわいたであろう瞬間を、わたしたちは目撃します。
さらにマーカムが事務所に帰ると、ウィリアムソンに破壊された模型が…。
マーカムの建築士としてのプライドはズタズタです。
殺人は行われたのか?
ウィリアムソンは、自分の牧場で飼育している競走馬の調整がよく上機嫌です。
牧場を持っていて、馬を持っているなんて、本当にお金持ちなんですね。
ウィリアムソンが満足げに車に乗って、カーステレオからお気に入りのウエスタン音楽を流し、牧場を後にしようとすると…。
怖い!
後部席でマーカムが待ち構えていました。
「わしにぶち殺されたいのか。」というウィリアムソンに、マーカムは「その反対だ。」と答えます。
そしてマーカムは銃をつきつけ、ウィリアムソンを納屋に連れ込むのです。
その後マーカムは、ウィリアムソンの車で、カーステレオからクラシックを流しながら、ウィリアムソンの屋敷に向かいます。
ウィリアムソンは、年から年中海外を飛び回っているので、自宅には常にスーツケースが準備され旅支度がしてあります。
マーカムはそのスーツケースを運び出し、ウィリアムソンが海外出張に出かけたように偽造するのです。
開始約12分コロンボ登場
ウィリアムソンの妻ジェニファー
物語開始約12分、13分近くで我らがコロンボが登場です。
いつものごとく警察だと思われず、警備員に止められるというお約束シーンも健在。
コロンボは、マーカムが開催している工事の着工記念の祝賀会に訪れました。
ボニー・ウィリアムソンの行方不明の通報を受けて、妻のジェニファー・ウィリアムソンを探しにきたのです。
ボニー・ウィリアムソンの妻にしては、ジェニファー夫人は確かに若すぎるし、とっても美人。
いわゆるトロフィーワイフですね。
老人がこんな美人妻をもらったら、遺産目当てかと勘繰って、死後の財産を信託扱いにしてしまうのにも納得です。
しかしジェニファーは、夫ウィリアムソンの捜索願など出していないと言うのです。
キツネにつままれたような話だな。
と、途方にくれるコロンボ。
ジェニファーは、夫ウィリアムソンの前妻、ゴールディが通報したのではと思いつきます。
帰国したウィリアムソンがすぐにまたどこかに出発したため、月々の慰謝料の支払いを失念したことから、ゴールディが騒ぎ立てたのだろうと予想するのです。
しかしコロンボは、しっかりとマーカムに聞き込みしていくことを忘れません。
祝賀会に飾られている都市計画のビルの模型を見て
素人がこんな事言っちゃ失礼ですがあれは大したビルですな。
独創的だ。
機能美っていうか無駄がないですな。
と、大絶賛。
そして見事に、ジェニファーが3年前にマーカムに別荘を建ててもらって以来、大ファンになったこと。
さらにジェニファーが出資しているウィリアムソンシティーのプランまで聞き出してしまうのです。
コロンボはやり手だなぁ。
ウィリアムソンの前妻ゴールディ
夫ウィリアムソンの行方を全く心配していない妻ジェニファーと打って変わり、元妻ゴールディは
「いいえ。死んでるわ。私には勘で分かるの。」
という心配ぶり。
ウィリアムソンは現妻のジェニファーには若さを求めているだけであって、精神的には元妻ゴールディに依存しているというのです。
ですからどんな短い旅でも、必ずゴールディに連絡してくるはずであり、ないのは何かあったに違いないと、言い張ります。
このちょっとおバカっぽい美女の現妻ジェニファーと、ゴージャスで気の強い元妻ゴールディの、ドロドロしているようで、サバサバしている関係も、かっこよくて微笑ましいです。
ゴールディはマッサージまでしてくれるメイドがいる贅沢な暮らしぶりを、前夫のウィリアムソンに感謝しています。
そのメイドが、東洋人という設定で、日本語でコロンボに挨拶します。
原文と吹替の和訳を比べてみましょう。
お辞儀して帰ろうとするメイドに、
「さよなら。シー」
と日本語で挨拶して、お辞儀を返すコロンボ。
このコロンボのお辞儀がめっちゃ可愛いです。
しかし日本語を話すわりには、このメイド、日本語もカタコトで掘りの深い顔立ちが日本人には見えません。
マッサージを終えたゴールディは、着替えをしたいから向こう向いててくださらない?とコロンボに言います。
向こうを向いて、目を手で覆い隠すコロンボも、めっちゃ可愛いです。
母性本能、くすぐるなー。
そしてゴールディの家に警察から、ウィリアムソンの車が空港で見つかったという電話があります。
コロンボは、ゴールディに、ウィリアムソンはやはり旅に出たのではないかと、この時は言うのです。
コロンボの捜査開始
コロンボの疑惑-1 カーステレオの音楽
空港までウィリアムソンの車を調べにゆくコロンボ。
じっとウィリアムソンが好きなウエスタン音楽をカーステレオでかけて、耳を傾けています。
そしてたくさんのウエスタン音楽のカセットテープがありながら、ステレオがクラシックになっていたことを疑問に思うのです。
またウィリアムソンの家を訪れると、ウエスタン音楽のコレクションでいっぱい。
妻ジェニファーは、夫をクラシックになじませようとしたけど、できなかったと語ります。
わたしにはよく分かりませんが、ウエスタンとクラシックって、日本で言えば、演歌とクラシックとか、沖縄民謡とクラシックとか、そのぐらいの違いがあるんでしょうかね。
コロンボの疑惑-2 医者との約束
またコロンボはウィリアムソンが、心臓の病気でモス博士という医者と約束をしていたことを知ります。
ぺースメイカーをつけている老人が、医者との約束をすっぽかして旅に出るなんて、まずないですよね。
コロンボの疑惑-3 ウィリアムソンシティーの設計図
さらにコロンボは、理想の未来都市ウィリアムソンシティーの設計図を見つけます。
ウィリアムソンが、そんな夢みたいな話に投資するはずがないという元妻ゴールディ。
しかし現妻のジェニファーは、ウィリアムソンは帰国当日にマーカムと話し、大乗り気で出資を約束したと語ります。
マーカムとウィリアムソンが会っていたことを知ったコロンボは、早速マーカム建築事務所を訪れるのです。
コロンボの疑惑-4 マーカムとウィリアムソンの衝突
マーカム建築事務所を訪れたコロンボですが、あいにくマーカムは大学の講義に出かけ、留守でした。
それを良いことに、秘書の女性シャーマンにことわりもなく、コロンボは勝手にオフィスを探ります。
慌ててとめる秘書にコロンボは、オフィスをベタ褒め。
すばらしい。雰囲気があって。
広々してる。
便利にできてる。
さすがだなぁ。建築家だけあって。
何もかもしっくり配置されて…。
そしてコロンボはマーカムのクラシックコレクションを見つけてしまいます。
さらに破壊されたウィリアムソンシティーシティーの模型も当然見つけてしまいます。
あれあれ。ひどい事したもんだな。
そしておしゃべりな秘書により、ウィリアムソンはこの都市計画に反対し、マーカムとトラブっていたことを知ってしまうのです。
莫大な資産が必要なこのプランを「美と天才に正札はつけ難い」とマーカムは成されて当然のように常々語っているのです。
さあ、コロンボの中で、マーカムにとってウィリアムソンを殺す動機の点と線がつながってしまいましたよ。
マーカムの講義
マーカムの秘書は、彼が「後進の方に知識を分けるのは義務だ。」と大学講師を引き受けていると語っています。
とても立派な考えですね。
そこでコロンボは、講義中のマーカムを訪ねるのです。
マーカムの講義内容は、ピラミッドでした。
ピラミッドに葬られた遺体と金銀財宝を守るために、設計者はピラミッドの底に生き埋めにされることもあったと、講義しています。
そして来週テストをするので、合格点に達しないと「永遠に葬られますよ。」とブラックジョークで学生たちの笑いをとっています。
この講義を聞いたコロンボが、
ピラミッドの下ならものの隠し場所としては最高でしょ。
同じ手口を犯罪に使われたらまずお手上げですな。
とマーカスに語るのは、何か感づくものがあったのでしょうか。
現代ではピラミッドの中に入るのはほぼ不可能と指摘するマーカムに、コロンボは
大きなビルの下にうずめ込んでしまえば100年たっても見つからんでしょ。
と、現代版の隠し場所を示唆します。
マーカムは
「私も人を殺すかもしれんから覚えておこう。」と、すでに殺しているだろうにこの余裕。
食事がまだなので失礼したいというマーカムに
アタシもまだなんですよ。
干しぶどうつまみませんか?
とコロンボは言いますが、断られてしまいます。
マーカムはコロンボに黒板を消すのを手伝ってくれるよう頼みます。
黒板を消しながらコロンボは、ウィリアムソンが失踪したこと、マーカム建築事務所のウィリアムソンシティーの模型が壊されていたことを、ほのめかします。
マーカムに
「あなたもお人が悪い。知ってるくせにぬけぬけと聞くんだから。」
と言われてしまいます。
ほのめかされているのに、マーカムは気がついてますね。
黒板を消す背がさほど高くないコロンボが、高い位置まで届かず
「うん…届かないんですが。」
と言ってマーカムが
「そうか。そこはわたしが拭こう。」というのは、コロンボのかわいさを演出するシーンでしょうかね。
あの黒板、スライド式で下に動くと思うんです。
マーカムは、ウィリアムソンは最初はウィリアムソンシティー計画に反対していたが、最終的に納得し、喜んで協力してくれることになったと、コロンボに説明します。
しかしコロンボは
なるほど。
でもスポンサーが失踪したとなるとプランはストップですな。
と相変わらず否定的。
マーカムは、「しつこい人だね。君は。」と、ウィリアムソンは、失踪でなく旅に出たのだという説明を繰り返します。
コロンボの疑惑-5 乗客名簿に名前がない。
コロンボはウィリアムソンの車は空港で見つかったものの、乗客名簿に名前がなかったことをマーカスに伝えます。
マーカスは、競争激しい業界でたたき上げてきた独裁型の経営者であるウィリアムソンが、匿名で旅行することは、珍しくないと説明します。
さらにコロンボは、ウエスタン音楽好きのウィリアムソンの車のカーラジオが、クラシックに合わせてあったことに疑問をていします。
「それで?」と無機質に言うマーカムにコロンボは
キャンディー半分どうです?
って、大阪のおばちゃんかよ!
もしコロンボが日本人だったら、絶対大阪出身だと思いますね。
ウィリアムソンの車を運転していたのは、クラシックに耳を傾けていたとコロンボは語り
どうも不思議でね。
と、マーカムに探りを入れます。
「それほど頭を痛めるような問題かな?」とマーカムは、意にも留めない様子。
なかなか肝が据わっている殺人犯です。
ええ。是非謎を解かなくちゃ。
そうもお邪魔しました。
と言うのは、コロンボの宣戦布告でしょうか。
立ち去ろうとするマーカムにさらにコロンボは、本当にウィリアムソンが都市計画に賛成していたのかを念押しで聞きます。
再度、そうだと説明して立ち去ろうとするマーカム。
さらにコロンボは
しかし偶然の一致ですかね。
としつこいことこの上ない。
「偶然の一致ですかね。」という言い回し、コロンボはよくしますよね。
暗にこんな偶然あるわけないから、アンタが犯人だとわしはにらんでおるぞってことなんでしょうね。
コロンボはウィリアムソンのカーラジオがクラシックに合わせてあったことと、マーカムもまたクラシックが好きであることを、口にします。
「観察力が鋭いね。確かにクラシックのファンさ。
しかし同好の士はこの街に何万人もいるがね。」
とマーカムは説明しますが、コロンボに疑われていることに気がつきましたね。
コロンボが、気付かせたんでしょうけどね!
もう一つだけ-1 パイル
マーカムが責任者を務める工事現場に顔を出すコロンボ。
現場監督のカールから、ウィリアムソンがマーカムの首を絞めそうなぐらい怒っていたことを聞き出します。
仕事に戻りたいというカールに
もう一つだけ教えてくれないかな?
と、定番セリフで引き留めます。
コロンボは工事現場にある柱のようなものは何かと、現場監督カールに聞きます。
カールは、空洞のスチールシリンダーを沈めてセメントを流し込み固まったパイル(柱)で、基礎工事に使うのだと説明します。
これがこの作品の邦題、「パイルD-3」のことですね。
そしてパイルは、いつどの時間に何本沈めたかは全て記録されているとのことです。
そこへマーカムがやってきて
「コロンボさん。まだピラミッドにご執心かね。」と声をかけます。
ああ、これもあなたの講義を聞いたせいですよ。
あれ以来すっかり建築に取りつかれた感じでしてね。
と、コロンボはイタリア系なので、本当に口が上手い。
もし和製コロンボを演じるなら、わたしは田村正和よりも、明石家さんまや上沼恵美子が、しっくり来ると思うな。
コロンボの分かりやすいおべっかが上手いところが、関西人っぽいです。
でもさんまさんや上沼さんほどの見え見えのしたたかさはなくて、コロンボはもうちょっと愛嬌で上手くしたたかさが隠れているイメージ。
マーカムははっきりと、コロンボに自分を疑っているから来たのだろうと言ってのけます。
いやいや 時間がポカっと空いたし
と言い訳するコロンボ。
「ポカっと」という表現、何ともコロンボにマッチしています。
マーカムは
「ごまかさなくてもいい。
あんたはウィリアムソンの死体を発見しようと思って来たんだ。
この下に彼がいるとにらんでるらしいからね。」
とまあ、大胆なことを口にしますね。
ここ、物語の重要なポイントですよ。
コロンボは
とんでもない。人をからかわないで下さいよ。
と言うコロンボにマーカムは
「君はしつこいから近いうちにまたここへ来るんだろうね。」と言います。
新事実が分かったら知らせると言ったコロンボですが、時計が止まってしまったようですよ。
マーカムに時間を確認すると10時半。
うっかりしていたな。11時に病院に行くはずなんですよ。
と言ってコロンボは病院へ行きます。
コロンボの疑惑-6 ぺースメーカー
コロンボは、行方不明のウィリアムソンが約束していた時間に、モス博士のいる病院へ聞き込みに行きます。
なのにモス博士に無理やり健康診断を受けさせられるコロンボ。
コロンボのはだけた胸元から、胸毛が見えてセクシーです。
モス博士の診断によると、コロンボは血圧が低いけど、運動は仕事上よく歩くので良いようです。
結局約束の時間に現れなかったウィリアムソンに、患者として問題がないのかコロンボは確認します。
モス博士は
「ペースメーカーを必要とする心臓病患者にしてはむちゃな話さ。」
と述べます。
モス博士はペースメーカーをコロンボに見せて説明してくれます。
あるエネルギー源で動くペースメーカーは、心臓に正常な鼓動を与えます。
しかし毎年一度はエネルギーを交換しないと心臓に害を及ぼし、死ぬおそれもあるそうです。
ペースメーカーは外科手術としては簡単な方だけど、義理堅いウィリアムソンが、別の医者に頼むことは考えにくいと、モス博士は語ります。
つまりウィリアムソンが自らの選択でモス博士との約束をすっぽかすのは、ありえないということですね。
早速葉巻を吸おうとライターを探すコロンボに、モス博士が忠告します。
「葉巻なんぞやめなさい。」
そう思うんですが…。
と言うコロンボに
「思うだけじゃ駄目だよ。
いいかね?命を縮めるよ。」
とぴしゃりと言うモス博士。
その後、びびったコロンボは葉巻を灰皿に捨ててしまいました。
病院の受付ではゴールディが、元夫ウィリアムソンが現われないかと待っていました。
ウィリアムソンが来なかったことに、ゴールディは
「やっぱり死んだとしか思えない。
体にはとっても気を使っていたし先生との約束を忘れるような人じゃないもの。」
とコロンボと同じく、疑惑を強くするのです。
しかし証拠がなく、これ以上つっこめないというコロンボに
「あなた刑事のくせに、証拠でも突き付けられないと信じない主義?」
とゴールディは怒りをあらわにします。
さあ、ウィリアムソンの殺人を確信したコロンボの証拠探しと、壮大なトラップ合戦がいよいよ始まります。
後半に続く
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