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派遣切り!派遣を切られた派遣社員に次の派遣先は見つかる?不便な派遣紹介システム P企業25

就職・転職活動

パワーハラスメントが激しいオリンピックスポンサー企業で、いわれのないパワハラを受けるのが苦痛になったので、退職することにしたプチ初老ころん。

P企業は、ころんに代わる変わる人材を募集し、ころんはころんで、新しい仕事を探す。
すぐにわたしの所属する派遣会社から、新たな人材が面接にやってきたが、ヒトラー所長が気に入らず、採用とはならなかった。

せっかく慈悲深いころんが、一か月退職をずらして猶予を与えてやったというのに、なかなか次の人は決まらなかった。
性格の悪いわたしは内心、このまま決まらなかったら面白いのにな、わたしのありがたみが分かるでって思っていた。

わたしはわたしで、同じ派遣会社の求人から、気になる仕事を見つけ、社内審査に通って面接することが決まった。

その企業とは村田製作所です。

あたしゃ、もう、P企業みたいな体育会系のマッチョな企業はイヤだった。
スマートな理系の企業がよかったので、村田製作所は、まさにわたしの求める理想の企業だったのです。

ただ業務内容は、わたしにとっては未知の分野であり、英語が多少必要とある。

そんなものは、持ち前の美貌と愛嬌で吹き飛ばしてやるぜ!とはいかないのが、厳しい現実。

一つ困った出来事は、面談日が決まったはいいが、随分と先の日程だった。
面接が決まっている仕事があると、その採用結果が出るまで、同じ派遣会社では仕事を紹介してもらえなくなるのです。
その間は、今所属している派遣会社の紹介以外の就職活動をするしかない。

その面接日だが、わたしがP企業を退職する月のちょうど真ん中ぐらい、15日だったと仮定しよう。

村田製作所で面接してくださった人は、まさに理系のインテリ風で、穏やかでキラリとした知性の光る、品のいい初老の男性だった。
かもし出す雰囲気は、わたし好みの男性です。
もう一人、面接官がいたが、大人しくほとんど喋らなかった。

面接は終始和やかにすすんだ。
英語が必要ということで、わたしは学生の頃、一か月の語学留学経験があること、この機会に英会話を習いたいとアピールした。

実際のところ、語学留学をしたといっても、大学の皆でいっせいに行く留学だから、渡米先でもほとんど日本語。
だから全く英語を喋れるようにはならんかったけどな!

ちなみにアメリカ留学中のわたしの写真や。
カリフォルニア州にあるディズニーワールドで。

 

採用面接の最後の方に、穏やかな初老の男性は、「一番気になるのは、オフィスの雰囲気だと思うのですが、和気あいあいとやっております。」と言ってくれた。

手ごたえあり!ところんは思った。

しかし…
採用の結果を1週間も待たされた。

派遣で採用結果を1週間も待たされるなんてほとんどない。

早ければ面接したその日、遅くとも3日程度で結果は伝えられる。
そのスピード感が派遣のいいところである。

パッと募集してパっと面接して、パッと採用して使えなかったら、パッと切る。

で、一週間も待たされたあげく不採用…。
ピドイ…。

不採用は仕方ないけど、早く結果出してくれないと、その間、わたしは仕事を紹介してもらえないんだからね!

多分これほど時間がかかったのは、他にも何人か候補がいて、面接してたんだろうな。
村田製作所…。
行きたかったのに、ちっきしょー!!

村田製作所の採用面接が15日だったとして、結果通達が、22日と仮定する。
退職まで1週間程度しかないのにいまだに次の仕事が決まってない状態。

だがその不採用の結果が伝えられたと同時に、派遣会社は新たな仕事を紹介してくれた。

しかし、その企業は、P企業と同業種…。
そらそーなるわな。
専門的資格を持ってるんだから…。

わたしはもう、P企業と同業種はイヤだった。
絶対体育会系で男がいばってるに決まってる!!

しかしこのままでは、無職になってしまう上、健康保険と年金までかけてもらえなくなる…。
R企業からP企業に転職したとき、派遣とはいえ専門職だったから大幅に給料が上がった。
そこでわたしは結婚相談所に入会し、ヨガを習い始める余裕が金銭的にできたのである。

この二つは無職にとっては贅沢な習い事。
このままでは、この二つを退会しなければならなくなる…。

そこでわたしは仕方なーく、仕方なーく、P企業と同職種の面接を受けることにした。
その面接日を31日と仮定する。
つまりその31日に仕事が決定しなければ、わたしは派遣会社をいったん退職するという扱いになる。
健康保険、年金が終了される上に、残った有給も捨てなければならない。

すると面接先の企業のご厚意で、その日に採用結果を出してくれるという。
結果、首の皮一枚でその派遣会社にしがみつくことができた。
健康保険、年金、有給、継続できることになったのである。

新しい派遣先の企業には、不満点もいくつかあったが、時給が20円だけ上がった。
贅沢は言えまい、働き先があるだけでもありがたく思うことにした。
こんな初老のブタを雇ってくれたんだからな。
お給料も上がったんだしね!

わたしはこの新天地でバブル姫に出会い、新たなブログネタを手に入れることもできました。
P企業と違って、全く仕事をせずに生産性のないバブル姫を、置いておくようなのんびりとした企業だった。
同職種でも雰囲気、こんなに違うんだね。

それはまた別の機会に語るとして、次回はP企業退職までのゴタゴタの記録です。
わたしは最後の最期までパワーハラスメントを受け続けることになる。
しかもわたしにパワハラをしてきたのは、わたしを最も守るべき立場の、意外な人物だった…!

続く

 

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